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ガガ/ボン・イヴェール/DJスネイク&ローリン・ヒル/サンダーキャット~【コーチェラ】現地レポート(土曜日編)

 米カリフォルニア州インディオにて毎年開催されている世界的野外音楽フェスティバル【コーチェラ・バレー・ミュージック&アートフェスティバル】。今年は、レディオヘッド、レディー・ガガ、そしてケンドリック・ラマーがヘッドライナーを務め、他にもボン・イヴェール、The xx、フューチャー、ロード、DJキャレドなど、米ビルボード・チャートを賑わすアーティストが大勢出演した。

 昨年に続きBillboard JAPANの特派員が、2017年4月14日~16日にかけて行われたウィークエンド1に参加。新曲「The Cure」を初お披露目したレディー・ガガ、ローリン・ヒルとのコラボが話題となったDJスネイク、来日公演を控えるサンダーキャットらが出演した2日目の模様を写真とともに振り返る。

◎Shura
ヴォーカルがギターとキーボードを演奏、それに加えてドラムパッドとギターという編成で、80年代のサウンドに美しいギターのメロディーに乗せる透明感のあるヴォーカルが印象的だった。(Photo: Roger Ho / Courtesy of Coachella)

◎Mitski
キーボードとドラムのトリオ編成で凛とした静けさの中にも情熱的なヴォーカルとその佇まいから放たれる闘志のようなものがかっこよかった。「Your Best American Girl」での骨太なベースと激しい演奏には痺れた。(Photo: Roger Ho / Courtesy of Coachella)

◎Floating Points
ギター、ベース、ドラム、キーボードの4人編成で演奏はかなりタイト。キーボードの実験的な演奏が興味深かった。

◎Kaleo
ギター2名、ベース、ドラムのアイスランド出身のバンド。丁寧に一音ずつ奏でるモダン・ブルースのサウンドに圧倒的な存在感のヴォーカルにそこにいた観客は冒頭数秒で虜にされたに違いない。フォルセットを使用した歌い方をしたり、正統派ロック好きにはたまらない演奏だった。(Photo: Brian Willette / Courtesy of Coachella)

◎Chicano Batman
Alabama ShakesやJack Whiteの前座をしたことがあるロサンゼルス出身のラテン・ソウル系バンド。曲の途中でリズムが変化する「Angel Child」をはじめ、演奏はもっと軽やかでダンサブルな楽曲が特徴的だった。(Photo: Charles Reagan Hackleman / Courtesy of Coachella)

◎The Head and the Heart
インディー・フォーク・ポップ・バンド。サビでは合唱したりするポップ・サウンドが心地よく夕暮れ前の日差しの強い時間帯に時折吹く風と相まって非常に心地良かった。(Photo: Erik Voake / Courtesy of Coachella)

◎Thundercat
オオカミの被り物をして、6弦ベースで登場。ファルセットを使いながら高速超絶テクニック、そしてそのサウンドとリズムは変幻自在。サポートにキーボードとドラムのトリオ編成で、途中Michael McDonaldがスペシャル・ゲストとして登場し「What a Fool Believes」「Show You the Way」を含む3曲の共演という豪華なサプライズ付きのライブだった。(Photo: Greg Noire / Courtesy of Coachella)

◎Two Door Cinema Club
4年ぶりのコーチェラ出演。曲によってファルセットを使って、ラジオや街中から耳慣れた楽曲に踊らずにはいられないライブ。(Photo: Erik Voake / Courtesy of Coachella)

◎Dreamcar
AFIのヴォーカルDavey HavokとNo DoubleのTom Dumont、Tony Kanal、そしてAdrian Youngからなる今年シングルをリリースしたばかりの新バンド。歌唱力も演奏力も熟練の良さはあるものの、AFIとNo Doubt名義のヒット曲と比較してしまうとどれも馴染みがないだけに、盛り上がりに欠けてしまうのが残念だった。(Photo: Brian Willette / Courtesy of Coachella)

◎Bon Iver
『22, A Million』が中心のセットリストで、アルバムよりも控えめなヴォーカルのエフェクトがちょうどいい塩梅で、それにツインドラム、ホーン隊5人、本人の両脇にキーボードというフル・バンド編成でその神々しい幻想的な演奏は唯一無二。電子音から始まりホーンが途中で入る「Minnesota」の新鮮なアレンジも素晴らしかった。ジャスティンがMCでこの場で偉そうなことを言うわけではないけど、みんな無条件に互いを愛しあって欲しいという今の混沌とした世界情勢が平和になることを望む気持ちを表した後の「Beth/Rest」の演奏は鳥肌が立つほど感動的なエンディングだった。(Photo: Chris Miller / Courtesy of Coachella)

◎DJ Snake
今年から会場の敷地が拡大され、Outdoor、Mojave、Gobiは奥まったことで収容人数も格段に多くなったのだが、DJ Snakeの時間になるとOutdoorステージはオーディエンスで大混雑。Migosのゲスト出演もあったが、一番驚いたのはLauryn Hillの飛び入りで「Killing Me Softly with His Song」と高速バージョンの「Lost Ones」をパフォーマンスしたのがハイライトだった。(Photo: Julian Bajsel / Courtesy of Coachella)

◎Breakbot
キーボード、ベース、ギター、ドラムの編成に男性ヴォーカルと女性ヴォーカルが交互に歌う構成で、ポップ・ミュージックにフレンチ独特の上品で洒落たサウンドがたまらない最高に踊れて楽しいライブ。(Photo: Brian Willette / Courtesy of Coachella)

◎Lady Gaga
これまでリリースした5枚のフル・アルバムからバランスよく構成されたセットリストは秀逸で、特にフェスティバルに来るライト・ユーザーのオーディエンスには耳馴染みの楽曲が多く楽しめる内容だった。「毎日ストレスで訳が分からなくなることあるけど、コーチェラでやることは一つだけ。Just Danceよ!」とそれぞれの楽曲の前に曲名を入れたMCや言葉遊びが新鮮で、何よりも通常のツアーと異なり、控えめなステージ・セットで歌唱と演奏に注力していたのが素晴らしかった。セット中盤で披露した新曲「The Cure 」は最近のトレンドを取り入れたEDM風で彼女の歌唱力とマッチしないようにも思ったが、「The Edge of Glory」「Speechless」「You and I」と3曲連続のピアノとヴォーカルだけの演奏は圧巻だった。(Photo: Charles Reagan Hackleman / Courtesy of Coachella)

◎公演情報
【コーチェラ・バレー・ミュージック&アートフェスティバル】
米カリフォルニア州インディオ
エンパイア・ポロ・フィールド
ウィークエンド1:2017年4月14日~16日
ウィークエンド2:2017年4月21日~23日
INFO: http://www.coachella.com

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