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<対談>CROWN HEAD×伊澤彩織 “戦い”の裏に潜む “偽り”を映像で激しく具現した両者の表現方法

インタビューバナー

Text & Interview: 本間夕子
Photos: 興梠真穂

 今年3月に結成からわずか2か月でメジャーデビューを果たし、しかもデビュー曲「Hidden」がドラマのオープニング・テーマに大抜擢されるという目覚ましいスタートでシーンの注目を一身に集めている稀代のスーパーノヴァバンド、CROWN HEAD。華々しい登場の余韻も冷めやらぬまま、前作からこれまた2か月と空けずして新曲「鬼灯」がリリースされた。しかも今回は現在放映中のTVアニメ『転生宗主の覇道譚 ~すべてを呑み込むサカナと這い上がる~』のオープニング・テーマだというから、やはりただ者ではない。繊細な心情を疾走感溢れるサウンドに乗せて切なくも爽やかな希望感を聴く者に残した「Hidden」とは一転、憎しみや怒りといったネガティブな感情も内包しつつ胸の奥に燃え盛る情熱の炎を一気に吐き出すかのごときエッジィな音像と歌詞はこのバンドに備わった未曾有の可能性を予感させて実に刺激的。デビュー曲と並んで彼らの代表的な1曲となるに違いない。

 この「鬼灯」の世界観を具現したミュージック・ビデオでは、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで主演の深川まひろ役を務め、映画『キングダム』『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など、スタントパフォーマーとしても活躍する俳優の伊澤彩織とコラボレーション。アクションをふんだんに取り入れた芸術的な映像美は必見だ。意外なエピソードも飛び出した、この5人ならではの空気感を存分に堪能していただきたい。

左から:Moto(Vo.)、hiroto(Gt.)、伊澤彩織、Tasuku(Dr.)、Lumel(Ba.)

──メイキング映像のなかでTasukuさんと伊澤さんにちょっとしたご縁があって、そこから今回の共演が実現したとおっしゃっていましたね。もともとお知り合いだったということですか。

伊澤彩織:お会いしたのは現場が初めてだったんですけど、実はインスタを相互フォローしてて。

──おお、現代っぽい!

伊澤:ですよね(笑)。英語で話してドラムを叩いているギャップが面白いなと思って、私がTasukuさんのインスタをフォローしていたんです。そしたらTasukuさんはTasukuさんで『ベイビーわるきゅーれ』を観てくださっていたみたいで、フォローを返してくださったんですね。それで一瞬、DMしたんです、「フォローありがとうございます」って。

Tasuku:ほんの一瞬だけ(笑)。

伊澤:それから1年以上……?

Tasuku:1〜2年ぐらい経ってるんじゃないかな、たぶん。僕らがデビューしたことを伝えて、今回のMVに出てもらいたいってオファーしたら快く引き受けてくださったんです。

伊澤:「ぜひ出たいです!」って。

──そうだったんですね。すごく意外な顔合わせだなと思って。

Tasuku:まさかっていう感じですよね。

伊澤:インスタに感謝! 時代に感謝です(笑)!

──伊澤さんに出てもらおうとなるまでの経緯も気になります。

Tasuku:「鬼灯」には憎しみだったり怒りだったり、ネガティブな感情も込められていたりするんですよ。MVを制作するにあたってスタッフと話し合ったときに、誰かが戦っているような映像にしたいっていうアイデアが出てきたんですよね。それで「俺、戦える人、知ってるかも」と思って(笑)。

hiroto:誰より戦える人だね(笑)。

──オファーを受けて、伊澤さんの率直なお気持ちは?

伊澤:タイアップをされているアニメも戦うシークエンスが多く、戦いのイメージからオファーしてくださったのはすごく光栄でした。曲を聴かせていただいて、歌詞のキーワードになっているのが“偽り”とか“嘘”だったのもすごく自分にしっくりきたんですよね。私、戦いの表現はするんですけど、当然フィクションじゃないですか。極端なことを言えば、アクション自体が全部嘘で塗り固められているものだし、私自身は本当の強さなんて何もない人間なので、そこにすごく共感したんです。

Tasuku:今、初めて聞きましたけど、そんなふうに思ってくれていたなんて、めちゃくちゃうれしいですね。

Moto:撮影に入った瞬間の彩織さんの目つきとか、まさに「鬼灯」の世界観に入り込んでくださっていて、こっちも見ていて引き込まれるくらいの迫力だったんですよ。これは絶対いいMVになるって、撮影している間、ずっと確信していましたね。

Lumel:僕は正直、彩織さんが本当に出てくれるとは思ってなかったです。撮影当日も「本当に来てくれるのかな?」って。

伊澤:もちろん行きますよ(笑)。

Lumel:来てくださっただけで十分なくらいうれしかったんですけど、アクションもめちゃくちゃかっこよくて、もう最高でした。

──ちなみに伊澤さんはふだんから音楽は聴かれるんですか。

伊澤:はい。音楽にめちゃくちゃ救われて生きてきているので。

──CROWN HEADの音楽はいかがでした?

伊澤:「鬼灯」を初めて聴いた瞬間、私のための曲だと思ったんですよ。駆け出したくなるようなこの疾走感といい……だけど歌詞には心に闇を抱えているような、ちょっと悶々とした気持ち、葛藤してる感じもあって、自分がアクションしている姿に投影しながら聴いてました。

Tasuku:うれしい、すごく。

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──撮影のコンセプトとか、どんなものをイメージされていたのでしょうか。

Tasuku:MVにベタっていう闘魚とも呼ばれている魚が登場するんですよ。その魚と、彩織さんが戦ってる場面がリンクするようなイメージで撮りたいなと思っていて。なぜ魚かというと、この曲がオープニング・テーマを務めている『転生宗主の覇道譚 ~すべてを呑み込むサカナと這い上がる~』で重要な存在が魚だから。アニメで戦っている魚はナマズなんですけど、同じ魚類つながりってことで(笑)。

──では実際、撮影をしているときにみなさんが意識されていたことを教えてください。

hiroto:構想の段階で戦闘シーンがかなり出てきていたので、それと演奏シーンをどう織り交ぜるかが今回の醍醐味になるだろうなと思っていました。アクションに負けないような、バンドの迫力を意識して、いつも以上にダイナミックな演奏シーンになるようにしましたね。アクションから演奏、演奏からアクションってシーンが切り替わったときのシナジーを意識して自分は演奏していました。

Tasuku:僕はとにかく“派手に”というのを意識してましたね。ドラムセットも衣装も真っ赤でしたし、今回は歌詞が暗いぶん、演奏を派手にしてギャップを作りたいと思ったんですよ。

──この曲の作詞はTasukuさんが手がけていらっしゃいますが、歌詞は意図して暗くしたのでしょうか。

Tasuku:意図したというか、ちょうど歌詞を書いていたのが暗い時期だったんですよ。

──あれ? でもアニメのオープニングとして書き下ろされたんですよね?

Tasuku:たしかに書き下ろしではあるんですけど、元になった歌詞はタイアップのお話をいただく前からすでにあったんです。ちょうどCROWN HEADを結成したばかりの時期で、ちょっと壁にぶつかってしまっていて、メンバーみんなが暗い時期だったんですよね。それこそ結成当初、いちばん最初に制作したのもこの曲で。それをアニメ制作サイドの方たちが選んでくださったので、改めてアニメのために作り直して今の形になったんです。

──なるほど。たしかに暗めな歌詞ではありつつ、内に秘めた情熱を感じさせる歌詞でもありますよね。サウンドにもそれは出ていますし。

Tasuku:そうですね。それを映像でも感じてもらえたらなって。

Moto:さっき彩織さんも言っていたように、僕も最初に歌詞を見たときに“偽り”とか”嘘”とかがすごくキーワードになっていて、タイトルの「鬼灯」もそうですけど、人間のどす黒い部分や澱んだ感情みたいなものが浮き彫りになっているなと思ったんですよ。でも曲のメロディとか楽器のサウンドにはエモーショナルな熱量があるので、単に暗いのではなく、赤黒く発火しているイメージというか。そういうものをMVでも伝えられたらいいなとは思ってました。

──歌唱もそうですけど、Motoさんは映像内のパフォーマンスでも、抑制した部分とアグレッシブに攻める部分、メリハリを効かせていらっしゃいましたよね。

Moto:そうですね。サビはガッと盛り上がるし、特に最後のサビは結構グーッと上がっていくので、そのぶん、ヴァースでは抑えるよう、メリハリを意識してたかもしれないです。

──Lumelさんもボーカルパートと演奏パートで表現の比重を変えたりなどを意識されていたのですか。

Lumel:僕の場合は演奏と歌を同時にやっているポジションだったりもするので、演奏だけするときは演奏に集中して入り込むようにして、歌うときは表情でも歌詞を表現できればと思って頑張りました。例えば〈最後まで嘘で〉のところとか、言葉だけじゃなくて顔やモーションでも感情が表現できるように、って。でも、とにかく衣装がかっこよすぎたので、真剣にやらないと衣装に申し訳ないっていう気持ちでしたね。この衣装に似合った人間に見えるように、演技ではない演技をしていた感覚はありました。

──本当に素敵な衣装ですよね、メンバーみなさんのも、伊澤さんのも。特に伊澤さんの衣装はとてもドレッシーで、激しいアクションをするのが大変だったのではないかとも思ったのですが。

伊澤:ああいうワンピースのような、床につくぐらい布が広がる衣装でアクションをするのは私も初めてでした。スタイリストさんが作ってくださったんですけど、実際に着て動いてみたのが当日だったんです。どうやったら綺麗になびくか、現場で実験しながら動いていたんですよね。なので個人的にはもうちょっと撮影していたかったんですよ。

Tasuku:終わったあとも「もっとやりたかった」って言ってましたもんね。

hiroto:あんなに長時間、撮影に臨んでくださっていたのに?

Tasuku:そう、トータルで10時間ぐらい撮影してたのに「もっとやりたい」なんてバケモノなんじゃないかって(笑)。すごい体力。

Moto:俺たちもうヘロヘロになってたよね(笑)。

伊澤:やっと衣装が自分の体と一体化してきたくらいのところで撮影が終わっちゃったので、あの綺麗な衣装をもっと使いこなしたかったです。

──メンバーから伊澤さんに「こういうふうにしてほしい」って何かオーダーしたことなどはあったんですか。

Tasuku:ないです、まったく!

hiroto:伊澤さんのイメージ通りにやってもらったほうが絶対にいいって思ってましたから。

Tasuku:思った通り最高でしたね。

伊澤:ありがとうございます!

──剣さばきも惚れ惚れする美しさで。

伊澤:久しぶりにMVで剣を振ったんですよ。

hiroto:あれって重いんですか?

伊澤:いえ、軽いです。

hiroto:へぇ! でも、めっちゃリアルですよね。しかも自前だって聞いて、それがすごいなと思って。

伊澤:このMVでは2種類しか使ってないんですけど、私が使っていた剣は両方とも自前で、すべて頂いたものなんですよ。一つはラバー刀っていう、ウレタン製の剣で、もちろん思いっきり当てたら痛いんですけど、接触することを前提として作られた剣なので当たってもあまり痛くないんです。スタントで参加した映画『るろうに剣心』の最終章の撮影で小道具さんが作ってくれたのを1本だけもらったんです。

Tasuku:すごい!

hiroto:飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)ですね。

Moto:天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)だ。

──スラスラと単語が出てくるのもすごい(笑)。

伊澤:ホントですよね(笑)。立ち回りをするときはそのラバー刀が大好きなので、それを今回使っているんです。ウレタンなので、MVを拡大してよく見ると「あれ? 光ってないな」ってわかると思いますよ。もう1本はお兄ちゃんが昔、和妻(わづま)っていう、和服の衣装を着て、そこから刀を出したり和傘を出したりする手品で使っていた本身に似せたジュラ刀(ジュラルミン刀、模造刀)で、寄りの撮影にも耐えられる重たい剣なんですよ。

hiroto:お兄さんがいらっしゃるんだ。(刀身を)素手で握ってるシーンで使ってたのはそっちですよね。光っているほう。

伊澤:そう! あのシーンはリアルに見せたかったので、手の中にティッシュを仕込んでギューッてしてました。


──そういえばMotoさん、Tasukuさん、hirotoさんは伊澤さんのシーンで斬られた人の山のなかに登場していらっしゃるんですよね。

Moto:そうなんですよ!

hiroto:しかも、よく見ると私服なんです、僕たち。

伊澤:みなさん、撮影を終わられて、私服に戻られていたところに「ちょっと死体(役)が足りないから入って」って言われて(笑)。

Tasuku:「じゃあ、いきまーす!」って普通にジーパンで(笑)。

hiroto:俺は紺色のシャツ(笑)。

──それはぜひチェックしないと。ところでLumelさんはなんで参加しなかったんです?

Lumel:ちょっとウトウトしてました(笑)。

hiroto:Lumelは倒されるには強すぎるから(笑)。

Tasuku:ちょっとラスボス的な……。

hiroto:サノス(※映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などマーベル作品に登場するスーパーヴィラン)みたいな感じ?

伊澤:それじゃ私も倒せないかも(笑)。

Lumel:ちょっと! それじゃ僕のイメージがよくないでしょ!

(一同爆笑)

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私もバンドデビューしたのかと、ちょっと錯覚しそうなくらい(伊澤)

──では完成したMVで、特に気に入っている場面や個人的なオススメ注目ポイントなどあれば聞かせていただきたいです。

Moto:僕は演奏シーンの始まりになってるhirotoのギターですかね。本人の前でこれを言うのはちょっと悔しいんですけど、かっこいいので。あと、彩織さんが一瞬、殴られるシーン。撮影中は「あ〜っ! 大丈夫ですか!?」って思ったんですけど、映像になったときの迫力はまた違って。そこもすごく見どころだと思います。

──ご自身のシーンでは?

Moto:僕……何かありますか、僕のいいシーン。

Tasuku:俺が言うの(笑)? うーん、首を傾げるところはよかったよ。

Moto:…………首?

Tasuku:「どこだろう?」って思ったでしょ。

hiroto:今いちばん首を傾げてたね(笑)。

──じゃあ、そこはご覧になる方に探していただいて。

Moto:あ、終盤のLumelと僕が向き合って歌うシーンはすごくいいなと思いました。ツインボーカルらしさが出ているし、それこそ戦ってるじゃないけど、そういうところがいいなって。

Tasuku:僕は基本的に僕を見てほしいですね。とにかくかっこいいので。(←キリッ)

伊澤:ふはっ!(←思わず吹き出す)

hiroto:彩織さんがむせちゃいました(笑)。

Lumel:僕はドラムソロを挙げようと思ってたんですけど、Tasukuが自分でそう言うなら違うシーンにしようかな。

Tasuku:いやいやいや、思ったことをそのまま素直に言ってよ。

Lumel:じゃあ、ドラムソロで(笑)。あと、彩織さんのシーンでブレイキングみたいなダンスをするところが好きですね。カメラワークもすごく芸術的だし、すごく素敵なんですよ。あと、ラストの笑顔も大好きです。ちょっと怖さもあるんですけど。

Tasuku:この曲の本質みたいなものが込められてるよね。

Lumel:そう、1曲を通した世界観みたいなものを、その笑顔が全部表してるっていうか。

伊澤:えへへ(照)。

──意図してあの笑顔にされたんですか。

伊澤:そうですね。でも最後の表情は結構悩みました。ちょっと泣きそうな悲しい顔で歩いたり、ちょっとニヒルな笑いをしてみたり、監督と相談しながら何パターンかやってみて、最終的に選ばれたのがあの笑顔だったんです。監督とは、最後に私が悪役にも捉えられるようにしたい、そのほうが面白いかもっていう話をしていて。

──悪役?

伊澤:最初にいただいたコンセプトは、私が自分の弱さの化身たちを斬っていくことで自分の黒い部分が白く浄化されていくというものだったんですよ。だから私の衣装も黒から白になっていくんですけど、強けりゃいいってものでもないじゃないですか。自分の弱さが時に自分を救うこともあると思うので。きっと最初の1回を見終わった段階ではみなさん「かっこいい!」っていう印象を持ってくださると思うんですけど、2回目は私が悪だと思ってほしいんですよね。

hiroto:うわ、それは深い!

伊澤:そういう裏設定をいろいろ考えるのが好きなんです。

Tasuku:素晴らしいなぁ。hiroto大丈夫? 何かいいこと言える?

hiroto:シンプルに、彩織さんの回し蹴りのシーン。個人的にもそのシーンをスマホで撮影させてもらってたんですけど、蹴りが本当に綺麗すぎるんですよ。

Tasuku:楽屋でも「これ、ヤバ!」って言いながら、ずっと見てたもんね。

hiroto:だからMVの完成が本当に楽しみで、実際に完成したものを見てもやっぱりかっこよかったし、さっきも話に出たように彩織さんの表情管理がとにかくすごかった。人前に出る身として、僕らもすごく勉強になりました。自分たちのシーンだと、大きなレールに乗ったカメラが僕らの周りを回りながら撮るシーンがよかったですね。なるべく動きが出るように頑張ったし、ああやって動きのある映像を撮ってもらえたのがすごくうれしかったです。

伊澤:あそこは私も沸きました。

hiroto:チーム一丸となって映像の完成度を上げていこうとしている感じもすごくよかったし、本当にいいMVになったと思いますね。

──それにしても、撮影の現場が初めましてだったとは思えないくらい、今やすっかり打ち解けていらっしゃって。

hiroto:もう親友(マブ)ですから。

Tasuku:CROWN HEADの裏メンバー(笑)。

伊澤:はい、親友です(笑)。初対面のときにみなさんが衣装に着替えていらして、私もすぐに準備して行ったら、衣装の系統が5人揃っていたのもあって、実はなんだかメンバーになったような気持ちになっていたんですよ。さっきの写真撮影も、今のこの時間もそう。私もバンドデビューしたのかと、ちょっと錯覚しそうなくらい(笑)。

Moto:僕、全然ボーカル譲りますよ!

(一同爆笑)

──もしまた何かご一緒できる機会があったら、次はどんなことをしてみたいですか。

Tasuku:やっぱり殺陣(たて)かな。

伊澤:いいですね、楽しそう。回し蹴りも練習したらできるようになりますよ。

Lumel:撮影中にみんなで彩織さんのアクションを真似してみたんですけど、すごく楽しかったんですよ。ちょっと学びたいなと思うくらい。実際にやるとなったらすごく大変で難しいと思うんですけど。

──歌が歌えてアクションもできるベーシスト、かっこいいじゃないですか。

Lumel:生まれ変わったほうが早い気がする(笑)。

伊澤:次のMVではメンバーみんなで戦うとかは? アクション指導に行きますよ、私。

Tasuku:それ、いいかもしれない(笑)。

伊澤:なんの武器がいいですか?

Tasuku:僕はやっぱり銃ですね。

hiroto:俺はメリケンサック。Motoはムチで。

Moto:なんでだよ(笑)。

hiroto:Lumelは素手でいけそうだよね。

Moto:Lumelは筋肉が武器だから。

Lumel:できれば三刀流がいいけどなぁ。

伊澤:口にも刀をくわえるやつだ。すごく似合いそう!

──すかさず「なんの武器がいい?」っていう質問が出てくるところがさすが伊澤さんです。

伊澤:この人にはどんな武器が似合うかなって、すぐ考えちゃうんですよね(笑)。

hiroto:ちなみに彩織さんはやっぱり普段から鍛えてるんですか?

伊澤:そんなことないです。だからケガが多いんですよ、私。気をつけながらやってはいるんですけど。

Tasuku:今、首が回らないらしいよ。

伊澤:先週、首ぎっくりをやっちゃって。

Moto:首ぎっくり!?

伊澤:今はだいぶ動くようになりましたけどね。みなさんもぎっくり系は気をつけてください(笑)。本当に今回、ご一緒できて楽しかったです。4人のお人柄もすごく温かくて、すぐに受け入れてくださいましたし、話してみたら年も近くて。めちゃくちゃいい経験をさせてもらいました。またぜひ!

CROWN HEAD一同:こちらこそ! これからもよろしくお願いします!

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