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2026/09/10 16:00

【ビルボード】綾辻行人『十角館の殺人』が昭和チャート4週連続首位、太宰治『人間失格』が2位浮上

 年号別チャート“Billboard JAPAN Showa Books”の2026年9月10日公開チャート(集計期間:8月31日~9月6日)で、綾辻行人の『十角館の殺人』が4週連続で首位となった。

 本作は総合ポイントが前週比126%に増加し、4週連続の首位をキープした。内訳を見ると、SNSのポイントが前週比157%と大幅に伸び、全体の6割超を占める最大の牽引役となった一方、店舗での売上ポイントは前週比89%、サブスクリプションのポイントは前週比99%とほぼ横ばいだった。

 続く2位は太宰治『人間失格』で、前週4位から2ランクアップ。総合ポイントは前週比127%に増加し、SNSのポイントが前週比133%と伸びたことが押し上げ要因となった。一方、店舗での売上ポイントは前週比90%に減少している。

 3位には有吉佐和子『青い壺』が圏外から返り咲いた。ポイントはすべてサブスクリプションによるもので、総合385.2ポイントを獲得。1976年から文藝春秋の雑誌で連載された連作短編集で、テレビ番組で紹介されたことをきっかけに再び注目を浴び、根強い人気を保っている。

 一方、前週2位だったミヒャエル・エンデ/大島かおり『モモ』は6位に後退。総合ポイントは減少したが、内訳を見ると店舗での売上ポイントは前週比91%、SNSのポイントは前週比115%とむしろ増加している。また、前週3位だった夏目漱石『こころ』も総合ポイントが前週比59%に減少したことで、9位まで順位を落とした。


◎Billboard JAPAN Showa Books トップ10
1位『十角館の殺人』綾辻行人
2位『人間失格』太宰治
3位『青い壺』有吉佐和子
4位『11ぴきのねこ』馬場のぼる
5位『夜と霧』ヴィクトール・エミール・フランクル/池田香代子
6位『モモ』ミヒャエル・エンデ/大島かおり
7位『卒業』東野圭吾
8位『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス/小尾芙佐
9位『こころ』夏目漱石
10位『おしいれのぼうけん』古田足日/田畑精一