2026/06/24 12:00
キース・リチャーズが、ザ・ローリング・ストーンズは従来型ツアーから常設公演へと軸足を移す可能性があると示唆した。移動による身体的な負担が、バンドのライブ活動における最大の障壁になっているという。
アンカット・マガジンに対しキースは、「ツアーが可能かどうかわからない。体を消耗させるのは移動なんだ。ただ、どこかでレジデンシーをやる可能性は見えている。ロンドンでも、ニューヨークでも、パリでも、どこでも。ローマだって弾くよ!でも、新しいフォーマットでショーをまとめられないはずがないと思う」と語った。
この発言は、ミック・ジャガーが先日英BBC Radio 2で語った内容を受けるものだ。フロントマンのミックは“一刻も早くステージに戻りたい”と述べ、“できる限り早く”再びツアーに出たいとの意欲を示していた。ただし今年中の実現は難しいとも認めている。バンドは2026年に予定していた英国および欧州でのスタジアム・ツアーを中止したが、その理由はキースが参加を確約できなかったためだ。
こうした実現面での不透明さはあるものの、演奏への意欲が衰えていないことをキースは明言した。「自分の中の何かが“もうここまでだ”と言うまで、やり続けるのはきっとエキサイティングだ。仲間と一緒にやるのが好きなんだ。だって、他に何をしろというんだ?」と彼は述べている。
ザ・ローリング・ストーンズは、2026年7月10日に通算25枚目のスタジオ・アルバム『フォーリン・タングズ』をポリドール/ユニバーサル・ミュージックからリリースする予定だ。ウェスト・ロンドンにあるメトロポリス・スタジオでプロデューサーのアンドリュー・ワットとともに1か月足らずで録音されたこのアルバムには、ポール・マッカートニー、ザ・キュアーのロバート・スミス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、そしてスティーヴ・ウィンウッドがゲスト参加している。さらに、2021年に他界したドラマーの故チャーリー・ワッツが生前バンドと行った最後のクリエイティブ・セッションの一つで録音した音源も特別収録されている。
アルバムには既発曲の「Rough and Twisted」と「In the Stars」のほか、故エイミー・ワインハウスの「You Know I'm No Good」のカバーも収録されている。
キースはアルバム発表に際し、レコーディングの過程を振り返った。「“フォーリン・タングズ”は“ハックニー・ダイアモンズ”からの連続性を持っている。ロンドンで再びレコーディングできたことは素晴らしかったし、あのロンドンならではのバイブスがそこにあった。凝縮されたパンチの1か月だったよ」と彼は語った。
ストーンズにとって18年ぶりとなるオリジナル楽曲のアルバムだった『ハックニー・ダイアモンズ』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で3位に初登場し、「Angry」は2005年以来初となるU.K.シングル・チャートのTOP40ヒットを生み出した。
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