2026/06/24 11:30
現地時間2026年6月23日、ザ・キラーズのフロントマン、ブランドン・フラワーズが、ソロ・アルバム『スラッシャー』のリリースを発表した。
フラワーズにとって、10年以上ぶりのソロ・プロジェクトで、全10曲入りのアルバムは8月21日にアイランド・レコードからリリースされる。ソロ名義でのフル・アルバムとしては、2015年の『ザ・ディザイアード・エフェクト』以来となる。また、アルバムからの先行シングル「Plans」が6月26日にリリースされることも明らかになった。
プレス・リリースによると、『スラッシャー』は家族との関係、喪失、記憶、そして小さな町での暮らしをテーマにした作品となる。収録曲の多くはフラワーズ自身の体験に基づいており、愛する人々への想いや幼少期の記憶、そして世界的な成功を収める以前の彼を形作った美しい風景への回想が描かれている。
今作の原点は、フラワーズが幼少期を過ごした米ユタ州ネフィで、後にロック界を代表するバンドのフロントマンとなる前の体験が土台となっている。彼は、父親とともに聴いて育った、故ジョニー・キャッシュや故ウェイロン・ジェニングスといったクラシック・カントリーの名ストーリーテラーたちの音楽からインスピレーションを受けたことをプレス・リリースで明かしている。
フラワーズは声明で、「年齢を重ねるにつれて、父が“カントリー&ウェスタン”と呼んでいた音楽へと自然に立ち返るようになりました。そして、自分が抱えている物語は、この美しいアメリカの伝統音楽の中にこそ最も自然な居場所があることに気づきました」と述べた。
アルバム・トレイラーでは、フラワーズが眺めのいい風景をバックにドライブしながら、自身のルーツに結びつく米ユタ州の様々な場所を訪れる様子が映し出されている。映像の中で彼は、『スラッシャー』を制作した理由について、「ロックンロールから逃げ出そうとしているわけではない。これまでの曲を置き換えたいのではない。そこにもう少し別の音楽が入る余地を見つけただけなんだ」と語っている。
米ナッシュビルの歴史あるRCAスタジオAでレコーディングされたアルバムは、フラワーズが過去にもソングライティングに取り入れてきたカントリーやアメリカーナへの愛着が色濃く反映されている。プロデュースは長年のコラボレーターであるショーン・エヴェレットとジョナサン・ラドーが担当。さらに、ギタリストのデヴィッド・ローリングス、ペダル・スティール奏者のブルース・ブートン、ハーモニカ奏者のチャーリー・マッコイも参加している。
◎『スラッシャー』トラックリスト
1. Does It Ever Cross Your Mind?
2. One Of Us
3. Tiger’s Blood
4. Plans
5. Paradise
6. Miss America
7. Angel
8. The Red Ground
9. In A Heartbeat
10. An American Dream
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