2021/02/18
現地時間2021年2月16日、ビタミン・ストリング・カルテットが、マルーン5とカーディ・Bがタッグを組んだ全米No.1曲「ガールズ・ライク・ユー」のクラシック・カヴァーのパフォーマンス映像を公開した。
映像は、ヴァイオリンを担当するAmanda LoとLeah Zeger、ヴィオラ担当Lauren Elizabeth Baba、そしてチェロ担当Caleigh Draneのメンバー自宅からリモートで行われたパフォーマンスを編集したものとなっている。
ビタミン・ストリング・カルテットが、2018年にリリースした、その年のヒット曲のクラシック・カヴァー集『The Hits of 2018 Vol. 2』に元々収録されていたこの曲は、昨年末配信されたNetflixシリーズ『ブリジャートン家』に起用されたことで大きな注目を浴びた。
19世紀初頭のイギリスの社交界を舞台にした同作では、ビリー・アイリッシュの「bad guy」、アリアナ・グランデの「thank u, next」、ショーン・メンデスの「イン・マイ・ブラッド」などの人気ポップ・ソングが、ビタミン・ストリング・カルテットによってクラシック・アレンジを施されて劇中を彩っている。これらのカヴァーをまとめたEP『Bridgerton Covers From The Netflix Original Series』は、米ビルボード・クラシカル・アルバム・チャート“Classical Albums”で5週にわたり首位を獲得するほど人気となっている。
若いリスナーがクラシックに触れるきっかけになっていることについて、メンバーのLeah Zegerは、「私が一番好きなのは、弦楽器が優れた演奏とともに披露されるのを間近で観たことのない観客のために演奏することで、とても刺激的なんです」と米ビルボードの取材で話しており、「ポップ・カヴァーを披露して、それが最も素晴らしいバージョンだと聞き手が言ってくれるのは、なんだか魔法のようです」と説明している。
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