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<インタビュー>白紙になったデビュー、そして出会った運命の7人――TAGRIGHTの"ZERO"から始まる物語



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Interview:高橋梓
Photo:SHUN ITABA


 7月15日、7人組ボーイズグループ・TAGRIGHTが満を持してデビューを果たす。これまでプレデビューシングル『FOREVER BLUE』をはじめ、楽曲をリリースしながら自分たちらしい音楽を模索し、ライブやイベントを通してスキルを磨き続けてきたTAGRIGHT。デビューシングル『ZERO』には、彼らの“今”がギュッと詰まっている。そんな同作にどう向き合ったのか、そしてデビューに至るまでの心境や今のTAGRIGHT、目指したい道についてなど、7人全員でワイワイと語ってもらった。

今の自分を作った出来事

――みなさんそれぞれ違った人生を歩んできてTAGRIGHTとなり、デビューを迎えますが、「今の自分を作ったターニングポイント」を1つ挙げるとしたら、いつになりますか?

西山智樹(以下、TOMOKI):僕は大学生でダンスを始めた時です。それまで音楽を本格的にやることもありませんでしたし、大学も普通の学部に通っていました。でも、そこでダンスを始めて発信するようになったからこそ、事務所やオーディションに声を掛けていただいてチャンスが広がりました。その後『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に参加したのですが、ネット投票で敗退してしまって……。もっと認知してもらうためにダンスの他にもいろんな要素を持つことが大事だと思って、五角形のパラメーターを全体的に上げて広げていこうと楽曲制作も始めました。そう考えると、原点はダンスを始めたことなのかなと思います。

――こういった活動をしようと明確に決めたのは、やはり『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の時だったのですか?

TOMOKI:そうですね。あとは一度就職したこと。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』が終わったあとに韓国の事務所の日本支社から声を掛けてもらったのですが、コロナの影響で空中分解してしまって。やっぱり音楽の世界で戦うためには運も必要ですし、僕は向いていないんだろうなと思って音楽に近い会社に就職をしました。でも、近いからこそ憧れや「もう一度戻りたい」という気持ちが強くなって、「やっぱりアーティストを目指そう」と決めました。

前田大輔(以下、DAISUKE):僕は……ありすぎます(笑)。もちろん、「このオーディションを受けたから変わった」と思うことはたくさんありますが、原点を辿れば富山のダンスの先生・NukkiさんにDMを送ったことだと思います。音楽の道を目指したかったのですが、当時は何から手をつけていいかわからなくて。韓国の事務所が日本でオーディションをよく開催していたので、独学で受けまくっていたのですがもちろんダメ。ダンスのレッスンを受けないといけないなと思って、Nukkiさんに「こういう夢があるので、僕を指導してください」とめちゃくちゃ長文のDMを送りました。そこからレッスンに行くようになったのですが、NukkiさんからNOSUKEさんやSAKURA(INOUE)先生とつながって、静岡にダンスをしに行って、韓国の事務所に行って……と歯車が動き出した感じがします。NukkiさんにDMを送ってみたらと言ってくれたのは母親なのですが、もしあの時母が言ってくれなかったらNukkiさんに出会えていなかったですし、いろんなオーディションを受けることもできなかったし、こうやってTAGRIGHTにも出会えていないと思います。

若松世真(以下、SEIMA):僕もNukkiさん大好きです!

DAISUKE:(Nukkiさんには)メンバー全員1度会っているのですが、その時に自作のTAGRIGHTのTシャツを作って来てくれてたんです。めっちゃおもしろい先生。実はレッスン自体は3か月くらいしか受けていないのですが、この道を示してくれたNukkiさんは恩師ですね。

小林大悟(以下、DAIGO):僕の人生は土手です。いろんなターニングポイントを迎えるたびに携帯を置いて1人で土手に行って、考える時間を作っていました。その時間があったからこそ、今があるというか。僕は一度韓国でデビューをしていたのですが、そのグループが解散した時にすごく悩みました。本当にやりたいこととできることが違うというのもわかっていたし、土手に行ってもう一度自分を見つめる時間を取っていました。何をするでもなく、考えながらフラフラ土手を歩いて、気がついたら何kmも歩いていたということもありました。そこで考えを整理できたからこそ、今ここにたどり着けたのかなと思っています。

JAY:僕はテニスを辞めた時。ずっと海外に住んでいて、アメリカの大学に進学してテニスのプロとしてやっていこうと思っていたのですが、自分らしいテニスができずに気持ちが切れてしまったことがあって。その時に引退を決めて、日本の大学に進学しました。それまで生活のすべてがテニス一色でしたが、大学に進学して以降、テニス以外に時間を費やすことができて。たとえば歌。これまでまったく触れていなかった歌をSNSに投稿し始めたことで、TAGRIGHTに出会えましたし、テニスをやめるという決断をしたからこそ今があると思っています。

――なるほど。歌を投稿し始めた時やテニスを始めた時ではなく、「テニスを辞めた時」。

JAY:そうですね。引退した当時は気持ち的にダウンしていて、この先のことを何も決められていませんでした。同級生は進学、一緒にテニスをやっていた人たちはプロと、どんどん先に進んでいたので辛かったことを覚えています。でも、「プロテニスプレイヤーという夢を諦めた」という考え方もできれば、「違う夢に進んだ」という考え方もできると思っていて。ずっとテニスをやっていたら、歌やダンスという新しいものに触れずに人生が終わっていたはずなんですよね。そう考えると、「辞めた時」がターニングポイントだと思います。

SEIMA:僕はEXILEさんのライブを見た時かもしれないです。僕の世代って、高校生の時にコロナ禍になったんですね。ずっと野球をやっていたのですがコロナで学校に行けなくなって、家にいる時間がすごく増えました。そんな時に、昔から好きだったEXILEさんが無料で過去のライブ映像を公開し始めたんです。それを見た時に「やっぱり自分はこの道に行きたい」と改めて強く思い、ダンスを始めました。そう思うと、EXILEさんの存在が音楽の世界に入るきっかけになったのかなと思います。高校を卒業するくらいのタイミングでダンスを始めたので、いろんなオーディションを受けたのですが、全落ち。もうダメだなと思った時にもう一つのターニングポイントが出てくるのですが、僕、星を見ることが趣味なんです。その趣味も本当はターニングポイントで。

岸波志音(以下、SHION):趣味の話してるやん!(笑)

SEIMA:違う、違う!(一つ挙げるなら)ターニングポイントはEXILEさんです!

TOMOKI:星じゃなくていいの?(笑)

SEIMA:星は……ちょっとまた話が変わってきちゃうんで、やめます。

――では、別の機会に教えてください(笑)。SHIONさんはいかがですか?

SHION:デビューが白紙になった時です。2年くらい前に韓国のHYBEからデビューが決まって、世に顔も出していたのですが、それが白紙になりました。ポジティブな状況ではなかったですが、それが自分を見つめ直す時間になりました。本当にアーティストの道に進むべきなのか、学業に専念すべきなのか、まったく違うことをやるべきなのかと考えた時に、これまで支えてくれた人の顔が浮かんできて。その人たちに恩返しをしないといけない、自分が進むべき道はこの道なんだと強く思って、TAGRIGHTにたどり着きました。白紙になった当初はすごく落ちていましたが、今思えば自分にとって一番必要な時間だったのかもしれないと思います。

今井魁里(以下、KAIRI):僕は、「お母さんとの約束」という明確なターニングポイントがあります。幼稚園の年長さんくらいからアイドルになりたくて、小学校1年生からダンスをやらせてもらって、中学生くらいから日本の事務所のいろんなオーディションを受け始めました。高校生になった時に韓国のダンスアカデミーに通って、韓国のオーディションも受け始めたのですが、その時僕は15歳。「早く練習生にならなくちゃ」とすごく焦りがあったんですね。自分よりも若い子たちが練習生になってデビューしていっているのを見ると、学校に行っている時間が無駄に感じてしまって。今思えば考えが浅いのですが、とある日の朝「学校を辞めてダンスをずっとやっていたい」と、お母さんと喧嘩をしてしまったんです。お母さんは僕の目指している道が大変だということ、夢が叶わなかった時のことを考えて、学校に行って勉強もしなさいと言っていました。冷静になればお母さんの気持ちや考えもわかるのですが、その日僕は学校に登校せず、お母さんも仕事に遅刻して大喧嘩に発展して。僕はお昼から学校に行くことになったのですが、その瞬間に韓国のオーディションで一次審査を通過した電話がかかってきたんです。もし、いつも通りに学校や仕事に行っていたら、その電話に出ることができていなかったと思います。その後二次試験も合格して、結局学校を辞めて韓国に行くことになったのですが、お母さんと「やるからには絶対に諦めない」と約束をしました。そこからグループの解散やオーディション番組での脱落、デビューなどいろんなことがありましたが、それを乗り越えられたのはお母さんとの約束があったからですね。

一同:おぉ~、ドラマみたい!

KAIRI:あの時普通に学校に行っていたら、電話に出れてなかったからね。

SHION:俺らとも会えてないってことだもんな。

――みなさんいろんなことを経て今に繋がっているのですね。ターニングポイントに立っている自分が、デビューを目の前にしている自分を見たらいろんな言葉が出てきそうです。

SEIMA:うわ。それ、エモいですね。デビューする日なんて全然見えていなかったから、今の自分を知ったら多分泣き崩れて星を眺めていると思います。

TOMOKI:土手を歩いているDAIGOは?

DAIGO:土手を歩きながら「ホリプロにいるんだ」って言いそう。「西山智樹と前田大輔、そしてJAY!」って。

TOMOKI:ずっと事実を言ってるだけ(笑)。

SHION:それで言うと、僕は「TOMOKIくんがいるんだ!」っていうのはガチで言っていそう。

TOMOKI:もともと知り合いだからね。

SHION:そう。また出会って一緒にデビューするんだということに当時の自分が驚きそうです。

――KAIRIさんの電話といい、TOMOKIさんとSHIONさんの再会といい、なんだかスピリチュアルなことが脳裏をよぎってしまいますね。

SEIMA:たしかに。これだけスピリチュアルなことが重なってるなら、グループ名は“SpiRIGHT”にした方がよかったかな?

一同:それはやめておこう!

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「ZERO」は原点、希望

――そして7月15日、デビューシングル『ZERO』をリリースされます。タイトルにはどんな思いを込めたのでしょうか。

TOMOKI:表題曲はコンポーザーのUTAさんにタイトル含めて作っていただきました。前提として、「FOREVER BLUE」は「挫折から次のステップへ」というテーマがあって、モノクロから青という色が付いた歌だったと思っていて。「ZERO」はそれよりも明るいものがいいですという思いを伝えて、作っていただいたものです。出だしから「FOREVER BLUE」よりも希望に満ちている感じの楽曲ですし、「ZERO」というタイトルではありますが、デビューして一歩踏み出す感じがありますよね。TAGRIGHTとしての原点となる楽曲として、「ZERO」というタイトルがあるのかなと解釈しています。

――なるほど。『TAGRIGHT -Season2- はじまりの記録』を拝見すると、デビュー曲の方向性がなかなか決まらないという場面がありましたが、「ZERO」を最初に聴いた時はどう感じましたか?

TOMOKI:本当に方向性については悩みました。それはTAGRIGHTとしての楽曲の色を探しきれていなかったからなのですが、プレデビュー期間で自分たちのカラーを見つけることができて。それに一番近いのはUTAさんが作ってくださった「ZERO」です。

DAISUKE:なかなか決まらずに悩んでいた中で、救世主となってくれました。

DAIGO:これまでの奇跡やこれから始まる希望が詰まっていて、デビュー曲にぴったりだと思いました。

DAISUKE:“ZERO”って、一見マイナスな言葉にも聞こえますが、この曲に関してはプラスの意味しかなくて。これから「1」を作っていくという希望が感じられました。

――「ここの歌詞が好き」というパートも多いのでは?

SHION:自分のパートの〈24〉が好きです。白紙になってしまったデビュー予定のグループが「24組」という名前だったので、そこを歌わせてもらえたのは嬉しかったです。それと個人的に好きなのが、ダンスブレイク前のKAIRIのパート。〈重ねた音色奏でよう〉のところは歌声も含めて好き。ダンスブレイクにいく助走のような感じで、聴いていてすごく気持ちいいです。

KAIRI:(淡々と)嬉しいですね。

SHION:感想薄くない!?(笑)

KAIRI:いやいや(笑)。でも、そこは僕もすごく表現しやすいです。そのパートに限らずなのですが、「ZERO」は自分が感じたことがある感情や記憶の一部として描かれた歌詞という感覚があって、頑張って見せようとしなくても素で表現できる気がしていて。「ZERO」を歌って踊っている瞬間がすごく好きです。

――レコーディングはUTAさんがディレクションされていましたが、もらった言葉の中で印象に残っているものはありますか?

JAY:僕は出だしを担当しているのですが、〈何もない部屋〉の「な」が難しくて。僕は歌をSNSに投稿していましたが、当時はR&Bを歌うことが多かったんです。なのでPOPSをあまりやったことがなくて。スキル的な部分もまだまだですが、感情を落とし込むことの難しさを感じていました。そんな時にUTAさんが「スキルも大事だけど、歌詞に入り込むことを想像して歌ってみて」と仰ってくださって。改めて歌詞を理解することの重要性を知れて、すごく勉強になりました。

SEIMA:僕は英語の発音についてですね。たとえば、〈vibe〉という単語。今までは普通に「バイブ」と発音していましたが、UTAさんから上の前歯を下唇に当てると教えていただきました。細かな部分を丁寧に教えてくださったのがありがたかったですね。次の曲にも活かせそうですし、いい学びがありました。早く次の曲をやりたいと思うくらいですが、まずはデビューに向けて頑張っていきたいです。あ、ここは(若松世真、拳を突き上げる)と書いておいてください!

波乱のMV撮影

――承知しました(笑)。そして、MVの撮影も終わっているそうですね。

KAIRI:はい。僕はコケました!

SEIMA:サビは全員で走るシーンなのですが、そこでKAIRIくんが思いっきりコケていて。

JAY:草原だったのですが、草が結構高くて深くなっているところが見えなかったみたいです。

KAIRI:靴が両足脱げました(笑)。

TOMOKI:僕はドローンに追撃されかけました。小型ドローンと大型ドローンで撮影をしたのですが、小型の方がかなり俊敏に、かつ僕らの顔スレスレを飛んでいたんです。それにビビらないで撮るというのも難しかったのですが、やっぱりかなり細かな操作になるので操縦が難しいみたいで。ぶつかりそうになったので、『マトリックス』みたいな体勢で避けました。

SEIMA:避けてなかったら多分当たっていましたね。

TOMOKI:僕の後ろにKAIRIがいて、僕が避けた流れ弾がKAIRIに当たるかと思ったのですが、見事交わしていました。

SEIMA:“YOKE(避け)RIGHT”!

KAIRI:映像ないのかな? もしビハインドが出たらチェックしてみてください!

▲「ZERO」MV

――大変(?)な撮影だったようですが、見どころはどこになりそうですか?

TOMOKI:サビのフリースタイルじゃない? ね、JAY。

JAY:あー、あそこね。僕、フリースタイルってやったことがなかったんですよ。持ち時間の中で好きに動いてくださいという指示だったのですが、踊れないのでその数秒がかなり長く感じました。他のメンバーは簡単に踊れてしまうですが、自分は全然できなくて。「じゃあ座った体勢から始めてみよう」とヒントをいただきましたが、そこからどうしたらいいかわからなくて結局30秒くらいずっと座っていました(笑)。

SHION:そこがポイントって言っていいの?

JAY:大丈夫、大丈夫(笑)。頑張って捻りに捻りだして、2秒くらいは使われていると思うんで、探してみてください!

DAIGO:あとは衣装も見どころです。今回は真っ白な衣装で、「ZERO」で白紙の状態を表しています。そこにスタイリストさんが絵の具を使って、その場でペイントをしてくれました。人によっては、顔にもペイントをしています。

TOMOKI:この曲ってJAYが歌い始めじゃないですか。なので、JAYの手に絵の具がついていて、それで僕の顔に触れた瞬間目覚めていく、という流れなんです。でも、やり直しが効かないので一発勝負。変な付け方されたらどうしよう、と思っていました(笑)。

JAY:付け方をミスったら、そのままTOMOKIくんのビンタが飛んでくるところでした(笑)。

TOMOKI:ビンタする準備をしていたのですが、JAYが完璧すぎて。監督もスタッフさんも感動していました。「え、この道のプロ、やってた?」と言われていましたね。

JAY:一発で決められてよかったです。

DAISUKE:色がカラフルでかわいいよね。

SHION:カラフルな気球の中でも踊ってます。

――MVの公開が楽しみです。他にも「BINGO」と「Bright」も収録されていますが、それぞれのおすすめポイントを教えてください。

DAISUKE:「BINGO」は振り付けですね。サビでリフレインするパートがあるのですが、パフォーマンスする時の振りと、手振りの2パターンがあるんです。(軽く踊りながら)この手振りは両手を使っていてTikTokでも踊れそう。かわいいので真似してみてほしいです。

――その手振りは何を表しているんですか?

DAISUKE:これはビンゴカードに穴を開けています。ちょっと難しいかもしれませんが、ぜひ覚えてチャレンジしてみてほしいです。

DAIGO:TAGRIGHTにはなかったような楽曲ですし、ちょっと演技っぽい部分もあるんですよね。パフォーマンスを見たら、一人ひとりをじっくり見たくなるような感じ。この時このメンバーは何をしているんだろう、こっちでは違うことしているな、みたいな見どころがたくさんあります。

DAISUKE:驚く顔や怒ってる顔などいろんな表情があって、1曲を通して喜怒哀楽が見えています。

TOMOKI:「Bright」は新しいTAGRIGHTが見えていると思います。僕たちの楽曲は等身大であったり、リアル感が強い曲が多いのですが、「Bright」はファンタジー要素があるというか。引き続きTAGRIGHTとしてのカラーはあるのですが、少しジャンルが違うんですよね。たとえば「FOREVER BLUE」と「ZERO」、「BINGO」と「TOUCH」というようにカテゴライズしていくと、「Bright」はまた別カテゴリーなのかなと思っていて。TAGRIGHTの楽曲のカテゴリーが一つ増えた感覚があります。

現在、そして未来のTAGRIGHT

――ありがとうございます。では、現在のみなさんに自身についても少しだけ聞かせてください。TAGRIGHTは“個性”がキーワードになっているグループですよね。それぞれ自分の個性を磨くためにやっていることはありますか?

DAISUKE:僕の個性は「真っ直ぐさ」だと思っているのですが、ずっとポジティブでいるように心掛けています。これは悪い意味ではないのですが、適度に適当に生きるとポジティブになれる気がしていて。これは僕だけかも知れませんが、楽に生きられるんですよね。といっても、考えることを放棄するのはダメですよ? そうではなく、過ぎたことは切り替えて、次にどうするかを考えるマインドを持つようにしています。それと、チームにいる時はマイナスなことは言わない。それは意識していますね。

SHION:僕は体型キープを頑張っています。

DAISUKE:僕と違ってSHIONはめちゃくちゃストイックです。

SHION:ご飯は気をつけていますね。油そばを食べない、とか。うちのメンバーはみんな油そばが大好きなんですよ。でも、僕は一緒に行かずに、1人で回転寿司を食べに行っています。というのも、僕が一緒に行ったとしても食べるのを我慢して不機嫌になっていたら嫌じゃないですか。それなら一人で回転寿司に行ったほうがいいよなって。そんな感じでビジュアルキープは頑張っていますね。

KAIRI:個性と繋がるかわからないですが、走ることは今も頑張っています。練習生をしていた頃の習慣で走ることが好きなんですよね。体力面が鍛えられるのはもちろんなのですが、忍耐力、精神力がつくのがいいなと思っていて。嫌なことがあった時も走ったらスッキリしますし、思い返せば不調な時は走っていない時期だったりするんです。なので、走ることは大事にしています。

――それぞれ努力をされていらっしゃるのですね。そして、デビューシングル『ZERO』でBillboard JAPAN1位を目標に掲げていただいています。現状の自信のほどはいかがでしょうか。

TOMOKI:結果は蓋を開けてみないとわからないですが、こうして言葉にすることと目標に対してアプローチし続けることは大事だと思っています。結果がどうなるかわかりませんが、目標設定をしたことでできた努力もあったと思いますし、もしダメだったらその後の対策をどうすればいいかも考えやすいと思っていて。「井の中の蛙」にならないための良いきっかけになっているのかな、と。自分たちがデビューをしてボーイズグループとして歩んでいく中で、すごくいいことなんじゃないかなと思っています。

SHION:みんなで1位を目指している真っ最中なので、まだまだやるべきことがたくさんあると思っていて。とはいえ、そこばかりを見てしまうとファンの方への接し方や本来やるべきことを見失ってしまうと思うんです。なので、あくまでも「目標」。自分たちの音楽をやり続けたいという思いは全員の根底にあるものなので、そこは曲げずに頑張り続けたいです。

TOMOKI:そうですね。で、最後はうちの若松が締めてくれます。

SEIMA:なんで俺!? おかしいでしょ!

SHION:俺が締めるよ。(テープレコーダーに近づいて)Billboard JAPAN1位を目指しますので、応援よろしくお願いします!

一同:頑張るぞ、おー!!

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