2021/01/29 17:00
オリヴィア・ロドリゴが、世界中で大ヒットを記録している「drivers license」のミュージック・ビデオのメイキング映像を公開した。
YouTube再生数が8,000万回に到達しようとしている「drivers license」のMVは、スタジオとロケの両方で撮影された。マスクをあごに下げた状態でメイクをされている彼女の姿や、スタッフが撮影準備を進めているモンタージュ映像が流れる中、「自分をつねってるんだ。これが全部起きていることが信じられない」とオリヴィアの明るい声でコメントが入る。ロケが行われたミッドセンチュリー・モダン・スタイルの美しい一軒家は、監督のマシュー・ディロン・コーエンが、近所を運転中にたまたま見つけたのだそうだ。
彼女は、「(撮影許可をもらうために監督が)マジでいきなりドアをノックしたら、“いいですよ!我が家で撮影しても”って感じだったみたい。クールだよね、本当に感謝している」と、予想外にすんなりと許可をもらえたことを明かしている。家のテイストはオリヴィアの好みだったそうで、「HGTVのビフォーアフター番組みたいだった」と彼女は語っており、MVに登場するガラス張りのダイニング・ルームに入った瞬間に「ヤバい」とつぶやいている映像も含まれている。
文字がプロジェクションされる場面の文字は、親友の一人とiPhoneで自ら制作したと彼女は明かし、「失恋を経験している最中に、この女の子の頭の中をめぐり続ける思い出を象徴できたらクールかなと思って」とその意図を説明している。また、全体的に薄手の衣装を着ているが、実はとても寒く、彼女が待機中にダウンコートを羽織っていたり、毛布にくるまっている様子が捉えられている。
MVで彼女が運転している白いヴィンテージのベンツは、いつか自分で乗ってみたいと夢見ていた車だったとのことで、スタジオ撮影中にハイテンションで、「ソー・プリティ!」、「この車盗んじゃおうっと。このまま運転して行っちゃうよ!」などと冗談を言っている。
フィルムで撮影されたMVの意図について彼女は、「郊外で暮らすティーンエイジャーの失恋感情を捉えたかった。それが自分の経験だったりするから」と説明している。17歳のオリヴィア・ロドリゴの「drivers license」は、2021年1月23日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で初登場1位を獲得し、最新チャートでも首位をキープしている。
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