2020/04/03 12:50
2020年4月1日、米ジャズ・ピアニストのエリス・マルサリスJr.が新型コロナウイルスによる肺炎で死去した。享年85歳だった。
ニューオーリンズ・ジャズ界のアイコン的存在だったマルサリスは、ピアニストとしてだけでなく、長年地元で音楽教師としても活動していた。1989年にニューオーリンズ大学のジャズ・スタディーズ・プログラムの初代学部長に就任した彼の名は、ニューオーリンズの第9区にある非営利音楽&パフォーミング・アーツ施設エリス・マルサリス・センターに付けられている。
彼が指導した生徒の中には、その後名声を得たハリー・コニックJr.やテレンス・ブランチャードなどがいるほか、サックス奏者のブランフォード、トランペット奏者のウィントン、トロンボーン奏者デルフィーヨを筆頭に息子たちもミュージシャンとして活躍している。
ニューオーリンズのラトーヤ・カントレル市長は、エリス・マルサリスを“レジェンド”と呼び、「ニューオーリンズ・ジャズについて話すときのプロトタイプだった」と追悼した。また、ジョン・レジェンドやAppleのティム・クックCEOなどの著名人たちもSNSで哀悼の意を表している。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【先ヨミ・デジタル】玉置浩二「ファンファーレ」ふたたびDLソング首位走行中 『ズートピア』主題歌シャキーラが上昇中
2
BE:FIRST&Number_iが総合首位、back number「ヒロイン」がグローバル上昇、雨穴が喜びのスピーチ:今週の邦楽まとめニュース
3
<インタビュー>HANA、「NON STOP」に込めた“止まらない”覚悟――【BMSG FES】に『紅白歌合戦』出場、怒涛のデビューイヤーを駆け抜けて
4
AI、新曲「Not So Different」&「ハピネス」アコースティックver.をパフォーマンス
5
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」
インタビュー・タイムマシン
注目の画像