2019/03/17 14:00
3月18日付 Billboard JAPAN hot Albums でTWICEのベストアルバム『#TWICE2』が211,406枚を売り上げ1位を獲得した。
『#TWICE2』は日本デビューを飾った2017年の『#TWICE』に続くベストアルバム第2弾。同日付Billboard JAPAN Download Albums でも1位となっている。この『#TWICE2』について、前作『BDZ』、前々作『#TWICE』の売上推移から今後の推移について考察する。
グラフ(グラフ:http://www.billboard-japan.com/d_news/image/73640 )に示す通り、『#TWICE』の初週売上は137,642枚。1ヶ月ほどの間にさらに10万枚近く売上げ、その後も時間とともに売上を積み上げており、日本デビュー以来2年弱、着実に人気を拡大していく様子がよくわかる。発売から1年が経過した頃でも毎週500枚前後の売上を保っているのには驚嘆する。
一方、2018年6月に発売された『BDZ』(その後12月にリパッケージ盤を発売)の場合は、日本デビュー時とは明らかに知名度が違う状態でのスタートとなった。プロットの区切りの都合でグラフからは初週が見えないが、初週売上は前作を4万枚超上回る181,605枚だ。その後ほどなくして『#TWICE』の売上に追いついている。興味深いのはどちらも35万枚あたりに収束していることだ。
『#TWICE2』の初週売上は『#TWICE』を7万枚以上上回り、20万枚を超えてきた。今作に限ったことではないが初回限定盤Aにはフォトブック、初回限定盤BにはDVDとそれぞれ異なる特典が付く他、通常盤を含め、一部がハイタッチ券になるトレーディングカードが封入される。ファンならどれも欲しくなるような充実ぶりで複数枚購入する人も少なからず存在するだろう。まだTWICEを知らない人たちへの露出機会が年末ほどにはなさそうな点が前作に比較して気になるところだが、前年の規模を大きく超えるアリーナツアーも控えており、話題には事欠かない。前作、前々作が収束している35万枚を超えていけるか、今後の彼女たちの動向に注目したい。
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