2016/04/14 20:10
映画『歓待』『ほとりの朔子』『さようなら』などで知られる深田晃司が監督し、浅野忠信が主演を務める映画『淵に立つ』(英題:HARMONIUM)が、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されることがわかった。これにより、浅野主演映画が二年連続で同部門に選出されたことになる。
本作は、下町で金属加工業を営む夫婦(古舘寛治、筒井真理子)のもとに突然現れた一人の男(浅野忠信)との、奇妙な共同生活を描く。一見平和だった家族に“異物”が混入することで、夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく人間ドラマだ。夫婦とは、家族とは、愛とは、人間とは何か、そんな普遍的なテーマを問いかけながら、人間の心の奥底を揺さぶる衝撃作となっている。
深田晃司は、世界の映画祭で数々の受賞歴を誇る『歓待』、二階堂ふみ主演『ほとりの朔子』(ナント三大大陸映画祭クランプリ)、平田オリザの戯曲映画化『さようなら』(東京国際映画祭コンペ出品)など、36歳にして次々と話題作を世に出し続ける気鋭の映画監督。世界的に評価の高い黒沢清、河瀬直美、是枝裕和、三池崇史監督に次ぎ、新しい世代の監督として世界中から注目を集めている。
そして今回、深田と浅野忠信との初コラボレーションが実現。浅野は静かなる狂気を秘めた異質な男を熱演し、新境地をみせている。深津絵里とともに主演を務めた『岸辺の旅』(黒沢清監督)は、昨年の第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門において日本人初の監督賞を受賞。浅野主演映画が同部門へ二年連続で選出されたことに続き、二年連続の受賞となるのかが、今後注目されるところだろう。
また今秋には、深田監督自ら執筆した本作の脚本が小説として刊行される予定。日本公開は2016年秋、有楽町スバル座ほか全国ロードショーとなる。
◎監督・深田晃司:コメント
選出の知らせに驚いています。『淵に立つ』は10年近く温めていた企画で、それが無事完成しただけでも幸運なのに、こうして最高の形で世界に届けられることを嬉しく思います。素晴らしいキャストとスタッフの総力に押し上げられた結果です。感謝しかありません。
◎映画『淵に立つ』(英題:HARMONIUM)
今秋、有楽町スバル座ほか全国ロードショー
脚本・監督:深田晃司
出演:浅野忠信 / 古舘寛治 / 筒井真理子 / 太賀 / 三浦貴大 / 篠川桃音 / 真広佳奈
プロデューサー:新村裕 / 澤田正道
エグゼクティブプロデューサー:福嶋更一郎 / 大山義人
制作プロデューサー:戸山剛
企画プロデューサー:米満一正
ラインプロデューサー:南陽
制作:マウンテンゲートプロダクション
配給:エレファントハウス
2016年 / 日本・フランス / 日本語
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会 / COMME DES CINEMA
関連記事
最新News
アクセスランキング
1
藤井 風、カバー集『LOVE ALL COVER ALL』紙ジャケット仕様でのリリース決定
2
西山智樹・前田大輔率いるボーイズグループ「TAGRIGHT」初のショーケース開催 7人が立ったスタートライン<ライブレポート>
3
サザン/FRUITS ZIPPERら、新たに30曲がマイルストーン突破:ストリーミングまとめ
4
Mrs. GREEN APPLE 突然の2時間生配信映像からのMV公開に最大20万アクセス 『葬送のフリーレン』第2期オープニング曲「lulu.」で伏線回収
5
<ライブレポート>Mrs. GREEN APPLE 巨大なバベルの塔と圧倒的な演奏に震撼 【DOME TOUR 2025 "BABEL no TOH"】東京3日目
インタビュー・タイムマシン
注目の画像