2024/10/03 11:30
レディー・ガガが、現地時間2024年10月1日に『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演し、最新アルバム『ハーレクイン』のアルバム限定曲「Happy Mistake」を感情を込めて歌い上げた。『ハーレクイン』は、ガガがハーレイ・クイン役を演じている映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のコンパニオン・アルバムだ。
ガガがシンプルな演奏に乗せてボーカルの才能を余すところなく発揮したこのパフォーマンスでは、ヒリヒリした感情と激しさが表現され、彼女が映画で演じたハーレイの混沌とした本質を完璧に反映していた。
ガガのパフォーマンスはただの歌ではなく、彼女が『ハーレクイン』を軸に作り上げた世界感を垣間見るものだった。パフォーマンスの後、彼女はジミーに、「(この曲は)映画からインスピレーションを得たもので、私のキャラクターであるハーレイからインスピレーションを得たもので、パフォーマーとしての私の人生を振り返ったものなんです。時には暗い時期を過ごし、幸せが訪れると災難のように感じられることもあるという、とても個人的な曲にしようと思いました」と語った。
ガガは、「これはサウンドトラック(・アルバム)ではありません。コンセプト・アルバムであり、映画のコンパニオン作品なんです。つまり、映画を見る前に聴いても、見た後に聴いても、映画の世界観の延長のようなものです」と説明している。音楽と映画を融合させるというこのユニークなアプローチは、境界線を押し広げることを決して恐れないガガらしい。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』での自身の役柄についてガガは、ハーレイ・クインを演じる上での課題について、特にキャラクターの音楽的な場面で異なる声を見つけなければならなかったと明かした。「ハーレイは訓練された歌手ではありません。ですから私は彼女の声を作り上げ、彼女にとって自然で素であるものを発見することに多くの時間を費やしました。彼女はどこか壊れている部分があります。内なる嵐があり、そこから出てくるものを表現したかった」と彼女は話している。
このトークでガガは、映画とアルバムのことだけでなく、婚約者のマイケル・ポランスキーからの予期せぬプロポーズのエピソードを明かし、ファンに自身の私生活を垣間見せた。彼女は、「私の誕生日の直後にプロポーズされたんです」と、二人でロック・クライミングに行った時の思い出を語り、実業家のポランスキーは”ミネソタ・ナイス”(米ミネソタ州出身者は礼儀正しく親切であるというステレオタイプ)の典型のように、実際にプロポーズする前に彼女の許可を求めたと付け加えた。「プロポーズする前に、プロポーズしていいかどうか確かめたんですよ。私は“もちろん、全然大丈夫!”って思ってました」と彼女は笑った。
プライベートな関係をほとんど公にしてこなかった二人は、結婚式についてもまだはっきりと決めていないそうだが、ガガは“裁判所に行ってから中華料理のデリバリーを注文するだけ”という選択肢も話し合っているとほのめかした。
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