2024/03/11 12:00
NCT 127が、世界8都市19公演をまわるワールドツアー【NCT 127 3RD TOUR ‘NEO CITY : THE UNITY’】を、3月10日東京ドーム公演をもってファイナルを迎えた。
今回のツアーは、2023年11月17日から韓国ソウルでスタートし、日本では自身2度目のドームツアーとして2024年1月7日バンテリンドーム ナゴヤから幕を開けた、登場曲「Punch」から会場のボルテージはマックス。立て続けに披露した「Superhuman」「Ay-Yo」でテンションは上がりっぱなしのまま、これぞNCT 127という佇まいだけでアートを表現する「Crash Landing」、それぞれのペアダンスで魅せる「Space」から続く「Time Lapse」「Skyscraper」まで息を飲むステージが続いた。
短い挨拶のあと、すぐに次のセクションへ。NCT 127の楽曲の幅広さと唯一無二といわしめるクリエイティブのアート性の高さ、柔らかくも心にズンっとくるボーカル、オリジナリティと正確さを絶妙に表現できる高いスキルのラップ、そしてメンバーそれぞれの個性際立つダンスが一つになった時の深み、それを十分に感じさせながらもデビュー曲の「Fire Truck」、そして日本デビュー曲の「Chain」と人気楽曲「Cherry Bomb」のマッシュアップなど、今のNCT 127だからできる表現で魅せる。そして、まだまだ観客のボルテージを上げ続ける彼らは、赤い衣装も相まって会場全体が熱く燃え上がった。
続くセクションではメンバー全員がこんなにも高いボーカルスキルをもっていることをまざまざと見せつけられるコーナーへ。
「次の曲は一緒に歌ってください!」というリクエストから始まったGold Dustは、メンバーの儚くも力強い歌声と会場にいるファンの歌声が美しいハーモニーを生み出した。
そして公演は最高潮を迎える。「英雄; Kick It」「2 Baddies」「Fact Check」と、NCT 127のヒット曲を立て続けで披露。東京ドームは天井を突き破るような観客の大きな歓声が上がる。本編が終わるも、鳴りやまない歓声。約30秒間、その声が止むことはなかった。
観客のアンコールにこたえ、ツアーTシャツに着替え再登場したメンバーたち。写真撮影をしようとしたところに、サプライズ映像が流れる。メンバーひとりひとりからメンバーに対するメッセージとファンからのメンバーひとりひとりの名前を呼ぶ愛に溢れた映像で温かくも熱い気持ちに。思わず涙したリーダーのテヨンは、前ツアーの最終日には”至らないことが多いリーダー”と自身を評したが、今回は”後悔はない。僕はNCT 127のリーダーだ!”という姿に胸を打たれる。
NCT 127だけの持つ特別な空気。そしてこれからも進化し続けていく確信しか持てないステージ。間違いなくその場にいる観客、残念ながら来られなかったファン、すべての想いが一つになる、タイトルにふさわしい公演だった。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
4
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
5
Billboard JAPAN 2025年年間チャート発表、Mrs. GREEN APPLE/Snow Manが首位
インタビュー・タイムマシン







注目の画像






NCT WISH、2月に日本1stシングル『WISH』リリース&舞台デビュー
NCT 127、自身2度目のドームツアー【THE UNITY】がスタート
東方神起/SUPER JUNIOR/NCT/aespaなど参加、2月に東京ドームで【SMTOWN LIVE 2024】
【ビルボード】日向坂46『脈打つ感情』総合アルバム首位獲得 NCT 127/JUNG KOOKが続く
NCT 127 メンバーが涙を流す姿も、ドキュメンタリー予告編公開










