2023/06/09 04:00
2023年上半期Billboard JAPAN“Heatseekers Songs”で、anoの「ちゅ、多様性。」が1位に輝いた。
“Heatseekers Songs”は、総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、週間動画再生数を集計し、その中から急上昇中のアーティストを抽出したチャートだ。
見事1位に輝いた「ちゅ、多様性。」は、TVアニメ『チェンソーマン』第7話エンディング・テーマに起用された楽曲。作曲は元・相対性理論の真部脩一、作詞は真部とあのによる共作で、編曲はTAKU INOUEが手がけた。
リリース後はTikTokで「#ゲロチューダンス」のタグをつけたダンスチャレンジが人気に。さらに今年3月にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて披露され、再び注目を集めた。ヒートシーカーズチャートでは2022年12月14日公開チャートで首位デビューを飾り、歴代5位タイとなる通算8度の首位を獲得した。
2位は「ちゅ、多様性。」と同じく通算8度の首位(※上半期の集計期間外含む)を獲得したヤングスキニー「本当はね、」。TikTokでは本楽曲を使ったフィンガーダンスやリップシンク動画が流行した。続いて、NewJeans「Hype Boy」が3位にチャートイン。NewJeansは今夏に【SUMMER SONIC 2023】での来日公演を控え、国内での本格的なブレイクに期待がかかる。
4位には国内外で人気急上昇中の新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」、5位にはドラマ『君の花になる』から生まれたユニット=8LOOMの「Melody」がそれぞれトップ5入り。これまでの上半期・年間チャートは上位入りするジャンルに被りがあったが、今回のトップ10は編成もアピールポイントもバラバラなニューカマーたちが出揃った。
また、トップ10のうちNewJeans、新しい学校のリーダーズ、結束バンドの3組は、当チャートにチャートイン後、総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”のトップ10にチャートイン。上半期のヒートーシーカーズがいかにハイレベルだったかがうかがえる結果となった。下半期はどんな楽曲がチャートインしてくるのか楽しみだ。
【2023年上半期Billboard JAPAN Heatseekers Songs】トップ20
1位「ちゅ、多様性。」ano
2位「本当はね、」ヤングスキニー
3位「Hype Boy」NewJeans
4位「オトナブルー」新しい学校のリーダーズ
5位「Melody」8LOOM
6位「Attention」NewJeans
7位「DOGLAND」PEOPLE 1
8位「青春コンプレックス」結束バンド
9位「ギターと孤独と蒼い惑星」結束バンド
10位「NIGHT DANCER」imase
11位「TURN IT UP (feat. Candee & ZOT on the WAVE)」LANA
12位「Come Again」8LOOM
13位「君の花になる」8LOOM
14位「日常革命」ねぐせ。
15位「VIBE (feat. Jimin of BTS)」TAEYANG
16位「XOXO (feat. SPRITE)」Repezen Foxx
17位「FLOWER」JISOO
18位「あのバンド」結束バンド
19位「rose feat. Vaundy」Chilli Beans.
20位「ウエディング」音田雅則
集計期間:2022年11月28日(月)~2023年5月28日(日)
※【JAPAN Heatseekers Songs】とは
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、週間動画再生数を集計し、その中から急上昇中のアーティストを抽出したチャート。
<主な抽出ルール>
・当週を含む3週連続、Billboard JAPANの総合ソング・チャート<HOT 100>で1指標でも300位圏内にチャートインした楽曲
・当チャートにチャートイン後、<HOT 100>のトップ20および<HOT ALBUMS>のトップ10以内に入ったアーティストは除く
・直近6か月(26週)中4か月相当(17週)以上20位以内にチャートインしたアーティストは除く
・除外対象アーティストがfeat.等でアーティスト名に明記されている場合はその楽曲も除く など
※2023年上半期Billboard JAPAN“Heatseekers Songs”は、この半年間にチャートインしたすべての楽曲(途中で除外された楽曲を含む)を上半期チャートのポイントに並び替えた順位となります。
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