2026/09/22 12:00
2026年9月16日公開(集計期間:2026年9月7日~9月13日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、113,296枚を売り上げて首位を獲得した福山雅治『超新星』。
本作は、2020年発売の前作『AKIRA』から約5年9か月ぶりとなる、通算13枚目のオリジナルアルバム。新曲「拍手喝采」「木星 feat. 稲葉浩志」に加え、書き下ろし曲「SUPERNOVA」「ウシュクベーハー」など全18曲が収録されている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、『超新星』の地域別販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/165759/2)は、『超新星』の実店舗における地域別販売比率のグラフである。なお、一般的なアルバムの販売比率とも比較するため、2026年に発売された全てのアルバムの販売比率も全アルバムとしてグラフに追加している。
図1を見てみると、本作は関東地方が28%(全アルバム:54.7%、以下かっこ内全アルバム)と、大都市圏におけるシェアが低めになっている。その一方で、15.1%(6.4%)のシェアを有する九州地方を筆頭に、東北地方6.7%(4%)、甲信越地方5.5%(1.7%)、四国地方4.9%(1.1%)といったように、他の地域の比率が高くなっている。九州地方のシェアが高い要因としては、福山雅治本人が長崎市出身であること、アルバム収録曲の「クスノキ-500年の風に吹かれて-」が長崎市・山王神社に現存する被爆クスノキ(爆心地から約800mの地点で被爆しながら生き延びたクスノキ)を題材にしていること、「Great Freedom」「光」が長崎スタジアムシティ関連CMソングに起用されていたことなどが考えられ、地元での強い支持がうかがえる。また、全国的な認知度の高さやアーティストパワーに加え、アルバム収録曲に映画やCMのタイアップ曲が多い点も、大都市圏に偏らない幅広い地域でのシェア獲得に繋がっていると言えるだろう。
『超新星』でチャート首位を記録し、九州地方を筆頭に全国的な広い人気をあらためて示した福山雅治。彼の今後の活躍からも目が離せない。
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