2026/08/17 10:30
サム・スミスの5作目のスタジオ・アルバム『ヘイゼル・アイズ』のリリースが迫るなか、米ザ・ニューヨーカーのラジオ番組『Radio Hour』で、すでに6作目のアルバム制作に取り組んでいることを明かした。
スミスによると、新作はスタジオでミュージシャンたちが実際に演奏する形でレコーディングされたライブ感のある『ヘイゼル・アイズ』とは対照的な作品になるそうだ。タイトル未定の次回作についてスミスは、単純に別の方向性に惹かれ、“インスピレーション”を受けたことから制作が始まったと説明している。「もっとエレクトロで、もっと強烈な作品になる」とスミスは語り、「いろんな奇妙な音を作ったり、マイクに向かって叫んだりして、自分を解放してる」と制作過程を明かした。
「Stay With Me」や「Too Good at Goodbyes」のようなドラマチックな失恋ソングで知られ、オペラを思わせるようなボーカルを聴かせてきたスミスだが、次回作ではこれまでとは異なるアプローチを見せることになりそうだ。
2022年には、キム・ペトラスとのコラボ曲「Unholy」で新たな代表作を生み出したサム・スミス。同曲は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得し、両アーティストにとってキャリア最高位となった。次回作の自由奔放な作風について説明しながら、スミスは、そういった叫び声や変わった音が、「時には想像もしなかったようなクレイジーなものへと変わるんだ」と語っている。
またスミスは、次回作も『ヘイゼル・アイズ』と同様に、恋に落ちることや婚約者でファッション・デザイナーのクリスチャン・コーワンとの愛をテーマにしていると明かした。ただし、その表現方法は「もっといたずらっぽくて、遊び心のあるもの」になるようだ。スミスは『ヘイゼル・アイズ』について、「自分にとってこれは深い告白のような作品で、新しい形の伝統的なクィア・ラブ・ロマンス・アルバムなんだ。そういう作品を作りながらも、同時に思いきりはしゃぎたい気持ちもある。今の恋愛の中で感じていること……34歳になった今でもダンスが大好きで、自由で、ハイパーポップやエレクトロの激しいサウンドに刺激を受けている。だから、そういう作品も作っている」と語った。
『ヘイゼル・アイズ』は、2023年に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で最高7位を記録した『グロリア』以来のスタジオ・アルバム。同作に、全米No.1ヒットとなったキム・ペトラスとのコラボ曲「Unholy」が収録されていた。
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