2026/07/17 13:30
現地時間2026年7月15日、ラナ・デル・レイが、カントリー・アルバム『ストーヴ』のリリース日を辛抱強く待ち続けるファンたちに向けて、サプライズの姉妹アルバム『スパイダ』を発表した。
長文のインスタグラムの投稿で、ラナは、「この4年間で、本当にいろんなことが起きた。物事がまとまるのをただ待っていた時間も、物事がばらばらに壊れていくのを、これでいいのだろうかと思い悩んだ時間も、本当に長かった。大切だったのは忍耐。そして曲と曲のあいだから、昔の友人への新しい思いや、新しい夢が湧いてきて、自分が植え続けてきた木は育つのだろうかという疑いのなかから新しい芽が顔を出して、柳の木の下に、新しいバラの茂みが育っていった」と説明した。
彼女は、「物事がどれほど大きく変わろうとしているのか、自分の考えをまとめるのを手伝ってくれる人を見つけられるだけ見つけて」まとめ上げたというこの“大作”の姉妹アルバムを、『ストーヴ』にとって完璧な双子だと表現した。『ストーヴ』のほうは、“意図されたとおりに、とても美しく、損なわれることなく“仕上がった”クラシック”なアルバムだと明かした。カントリーへの傾倒したこの作品について、ラナはいまだリリース日を明かしていないものの、今年に入って、幽玄な一曲「White Feather Hawk Tail Deer Hunter」をリリースしている。ジャック・アントノフが共同プロデュースを務め、彼女の夫ジェレミー・デュフレーンと共作したこの曲を、彼女はアルバムの中で“一番のお気に入り”の曲だと語っていた。
同じくリリース日が決まっていない『スパイダ』について、彼女は、「これまで起きてきたすべてのことや、必要とされた忍耐についての、いわば論評のようなもので、うまくいかなかったことのすべてが、ただ自分のせいだったわけではないのだと信じるしかなかったこと」についてだと表現した。彼女は、この作品に携わってくれた、名前を明かしていない大勢の共作者たちに感謝しているといい、まとめ上げるのにあと1か月が必要で、それから2枚のアルバムをともにアナログ盤にすると付け加えた。
「待っていてくれて、ありがとう。これは間違いなく、私の最も美しい作品のうちの2枚。成長と喜びから生まれるものになるはずだと思っていたところに、疑いや希望、そして新しい始まりというのは本当にまっさらな状態から、一からやり直すことを意味するのだという気づきから芽吹いた、二つ目の曲集が散りばめられた」と彼女は続けた。「人生があなたを別の川へと送り出そうと決めたとき、それは本当に自分で選べるものではないし、それ自体が一つの冒険になる」と彼女は述べた。
ラナが、2023年のアルバム『ディド・ユー・ノウ・ザット・ゼアズ・ア・トンネル・アンダー・オーシャン・ブルヴァード?』の次回作について語り始めたのは2024年のことで、当初は『ラッソ』、次いで『ザ・ライト・パーソン・ウィル・ステイ』と呼び、そして現在は『ストーヴ』に落ち着いたようだ。それ以来、彼女はシングル「Tough」「Henry, Come On」「Bluebird」をリリースし、さらに『007』シリーズのビデオゲーム『ファースト・ライト』のためにタイトル曲を書き下ろしている。
『スパイダ』を発表したこのインスタグラムの投稿には、ラナが愛猫を抱き、ペイントの施されたレザーのブーツを見せ、独立記念日に夫と過ごす様子を収めた動画などが添えられている。最後は、2枚のアルバムのための同じようなテイストの素朴なアートワークと思しきもので締めくくられている。
「私はそれについて書いた。あとは流れに身を委ねて、川を下っていくとき」とラナは綴り、「今もまだ、私と一緒に舟に乗ってくれているすべての人に、心から感謝しています。そして陸に残ることを選んだすべての人にも幸運を願ってる。もちろん理解している……なんてね。私たちは一緒に舟に乗っているんだと思っていたんだけど」と投稿を締めくくった。
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