映画『七人の秘書 THE MOVIE』初日舞台あいさつが７日、東京都内で行われ、出演者の木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、室井滋、江口洋介、田村直己監督が登壇。大島優子もリモ－トで参加した。
　本作は、テレビ朝日で2020年に放送されたドラマ「七人の秘書」の劇場版。普段は各分野の要人たちを影で支える名もなき「秘書」たちが、弱者を救済すべく“影の軍団”として暗躍する姿を描く。
　観客からの盛大な拍手で迎えられた木村は「胸がいっぱいです。鑑賞後ということで、皆さん、スカッとしているんじゃないかな」と目を輝かせた。
　続いて、「今だから言える撮影の裏側」に関する質問で、室井は、江口が演じる秘書軍団の元締め・萬敬太郎が切り盛りするラ－メン店について言及した。
　秘書の６人がいつもそこに集まってラ－メンを食べる場面は“定番”となっているが、室井は「ドラマ当時から、『あのラ－メンは本当においしいのかどうか』と皆さんからよく聞かれました」と切り出した。
　“その味”について聞かれたウンギョンは「毎日のように撮影でラ－メンが食べられるのが何よりうれしかったし、本当においしかったです」と断言。
　木村は「私は休憩時間にも作ってもらって食べていました。トッピングまでお願いしていましたから」と明かした。
　江口は「本当に（現場で）作っていますから。裏でプロの人たちがずっとスタンバイして、一番いい、おいしいそうに見える感じで出すんです」と説明した。
　広瀬は「１ク－ルで私、３キロ太ったんですよ。今回、SPドラマを撮っている間に映画を挟んだ。映画が終わって、またSPドラマを撮ったのですが、SPドラマでは痩せているのに、映画で急に太っちゃって…。結局おいしいから食べちゃう」と明かした。
　また、菜々緒が「アリスはやたらとお酢を使う。セットにあるお酢一瓶が、１シ－ンか２シ－ンやったら全部なくなっていて…」と、広瀬の“特殊な食べ方”を明かすと、広瀬は「丸々使います。ジャ－とかけて味変（あじへん）みたいな感じで。ス－プが薄くなっていたかも」と笑った。

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