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<インタビュー>8人の夏が弾ける――OCTPATHが語る10thシングル『なつめき』&5周年プロジェクト

インタビューバナー

Interview & Text: 坂本ゆかり
Photo: 堀内彩香

 OCTPATHが、11月に迎える結成5周年に向けて掲げているプロジェクト「Go To 5th Anniversary」。その一環として、7月29日に10枚目となるシングル『なつめき』をリリースした。表題曲「なつめき」は“青春”と“恋”を前面に描いた、爽やかな青春ソングだ。話題の「なつめきポーズ」誕生秘話から、8人それぞれの忘れられない"なつめき"エピソード、そして今年の夏の目標まで――笑いが絶えない8人の座談会をお届けする。

爽やかな青春ソング「なつめき」

――10枚目となるシングル『なつめき』の表題曲「なつめき」は、爽やかな青春ソングですね!

小堀柊:「なつめき」は、ときめく夏の恋模様を描いた青春ソングです。毎年、明るい夏らしい曲をリリースしていますが、今回は、“青春”、“恋”が前面に。OCTPATHが作った「夏×ときめき」の造語「なつめき」が広まるといいな。

太田駿静:キラキラして弾けるようなサウンドとメロディがすごく頭に残る曲です。いつもとは一味違うOCTPATHらしさが出せた曲じゃないかな。

栗田航兵:そうだね。炭酸がシュワっと弾けたみたいな感じがする。めちゃめちゃいいサマーチューンが出来上がったよね。僕たちはカッコいい曲も似合うけれど、こういうキュンとする歌声も、似合うんじゃない?

高橋わたる:うん、わかる!

栗田:恋愛ソングだけれど、「好き」というフレーズは一番最後に出てくるだけ。そこまでずっと見ているだけで、「好き」と言わない感じも「青春」だなー。披露するたびに好きになる曲です。なんといってもこの曲は、歌っていて情景が浮かぶんですよ。「自分がもしこういう場面に遭遇したら?」なんて考えちゃう。

古瀬直輝:この恋の行く先が気になるよね。僕は、「続編ができたらいいな」と考えているんだけれど。歌詞からもサウンドからも初々しさを感じて、キュンキュンもするし、ワクワクもする曲です。

西島蓮汰:僕は最初に聴いたとき、「THE アイドルソングだな」と思いました。ずっと歌ってみたかったんですよ、この路線。そうしたら、まさかの10枚目のシングルで夢が叶った。「これって運命だ!」と思ったら、3曲目が「Destino」……「運命」という曲で、「できすぎじゃない?」と思いました(笑)。


太田駿静

――パフォーマンスはどんな感じなのですか。

海帆:CRE8BOYさんに振り付けしていただいたのですが、めちゃくちゃキャッチー。メンバーひとり一人の遊び心、世界観にマッチするパフォーマンスになったと思います。ライブのパフォーマンスで見ると、「一緒に青春しよう!」という気持ちになれると思うんだけれど。


――真似しやすい振りがあるそうですね。

栗田:SNSでみんなが真似してくれたら曲も多くの人に知ってもらえると思って、「パッと見て印象が残せるポーズを入れてほしい」というリクエストをさせていただいたんです。

四谷真佑:それでできたのが、「なつめきポーズ」。親指、人差し指、中指を伸ばして、薬指と小指を折ります。

栗田:ポーズのとき手のひらを正面に向けるんだけれど、実は僕、初めてのリリースイベントのとき、手の甲を向けちゃったんです。でもこれって、海帆くんのせいなんですよ! 事あるごとに逆ポーズをしているから、見ていたら身に付いちゃって、つい。

海帆:ひとのせいにするんだ(笑)。

栗田:ははは(笑)。今回は、パフォーマンスバージョンとは別に、柊と古瀬さんがTikTok用の手振りを作ってくれました。ぜひ、皆さんも踊ってみてください!



栗田航兵

――せっかくなので、手振りの解説をお願いします。

小堀:TikTokバージョンは、顔周りで完結できる、かつ、顔に思いきりかぶらない動きを取り入れました。なつめきポーズはしっかり入れつつ、キャッチ―でかわいい感じにしたくて、ハートをいっぱい作ったり。あとはペアダンスもできるように、結構自由な部分もあって。どなたがチャレンジしても、かわいくキラキラに仕上がる、そんな手振りになったかなと思います。



【4K】OCTPATH - 「なつめき」Official Music Video

――ミュージック・ビデオも「THE 青春」という感じの学園ものなんですね。

海帆:はい。テーマが「青春」だったので、学校で撮影しました。エキストラの方も制服を着て、教室や校庭、体育館、学校の隅から隅まで使って全身で青春を表現しています。

高橋:学校の教室を見るのも久しぶりだったし、体育館のシーンや文化祭でみんなでワイワイするシーンもあってワクワクしました。僕、文化祭に出たことがないから、模擬店でたこ焼き作ったときには、「これが青春だ!」と過ぎた青春をかみしめました(笑)。

栗田:ロケをしたのが小学校だったから、机が小さくてびっくりした。「あの時代にはもう戻れないんだな」とも思って感慨深くなっちゃった。

太田:とにかく走ったりね。みんなで手を繋いで走ったり。

海帆:みんな、リアルに青春の顔をしています。

高橋:うん。すごくナチュラルな表情が撮れていると思います。

古瀬:ロケの日、ずっと雨だったのに、中庭で踊るシーンだけ奇跡的に晴れたんです。なんと海帆が多言語で「太陽よ出ろ!」みたいな儀式をしたら、晴れて(笑)。なんでやろうと思ったん? 能力あるん?

海帆:能力はないけれど、みんなを照らしたい一心で!

古瀬:でも、ほんまに晴れたからな。ピュアな気持ちで踊れたシーンです。



小堀柊

――「なつめき」は先行配信されていますが、どのような手応えを感じていますか。

小堀:個人的に感じているのは、「アイドルファンに刺さっているな」ということ。OCTPATHファンじゃない方からのコメントも多くて、広いアイドルファンに届いている気がします。僕的には「この夏を代表するアイドルソング」だと自信を持って言えるので、SNSも含めて、もっと拡がってくれるといいな。


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  1. 8人それぞれの忘れられない「なつめき」エピソード
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8人それぞれの忘れられない「なつめき」エピソード


左上から、高橋わたる、栗田航兵、古瀬直輝/中央左から、西島蓮汰、四谷真佑/左下から、海帆、太田駿静、太田駿静

――では、タイトルの「なつめき」にかけて、みなさんの「なつめき」エピソードを教えてください。

四谷:今年の夏って、「梅シロップ」を作るのが流行っているじゃないですか。TikTokでもよく見るし、スーパーでも梅が売れているとニュースになっていたし。四谷家では、僕が生まれた頃からやっていまして、流行を先取りしていたんですよね。なつめきというより、「ドヤめき」エピソードでした(笑)。

太田:僕は「なつめき」のミュージック・ビデオ撮影で花火をしたときに、今年初のなつめきを体験しました。8人で花火をするってないし、「俺らのなつめいた時間だったなー」と改めて思い出しました。

古瀬:僕は「なつめき」のTikTokの撮影のとき、(西島)蓮汰と目が合って、キューーーンとしました(笑)。

四谷:蓮汰本人は、自覚なしなんでしょ?

西島:うん。

古瀬:対角やってんけど、視線をくれたんですよ。

西島:たまたまですよ。

一同:あはは(爆笑)。

古瀬:運命やったよな。頭の中に嵐さんの「Love so sweet」流れたの、俺だけ?

西島:直輝くんだけですね。

栗田:僕の人生最大のなつめきは、OCTPATHになる前の18歳のころ。あのころは、キラキラしてたなぁ……。その夏に、友だちみんなと小型船舶の免許を取って、ジェットスキーに乗って、ウェイクボードをしたんです。初めてのウェイクボードで、僕、一発で立てたんですよ! そのときの動画がめっちゃキラキラしていて、見るとなつめきます。

高橋:それ、公開しないの?

栗田:青春の思い出だから、そっとしまっておきます。

西島:僕は何年か前の夏に長崎に帰省したときに見た夜景になつめきしました。稲佐山という夜景の名所から街を見下ろすと、そこにハート形の光が見えるのがすごくステキでした。

高橋:僕のなつめきは、高校時代だなぁ。サッカー部だったのですが、夏は全員上裸でサッカー。日焼けなんて気にしないのが、青春ですよね。今じゃできない。

海帆:僕のなつめきは、文化祭ですね。初めて文化祭でダンスを披露したときが、青春で! 僕の初めてのステージの観客は、4人(笑)。でもステージが終わったら、1人の女の子が「写真撮ってください」って来たんですよ! 青春のなつめきでした。

古瀬:このエピソードけっこうこするよね。めっちゃ嬉しかったんだね。

小堀:僕の学生時代はコロナ禍で、みんなでワイワイできるイベントがなくなってしまったんです。男友だち3人でリモートでしゃべっていたんだけれど、「夏の思い出作りたくない?」となって、水風船を持ち寄って公園に集合。男だけで水風船でバシャバシャやり合ったのは、なつめきな思い出。水風船の投げ合いなので、密にはなっていないのでご安心ください。


四谷真佑

――2曲目の「Summer Parade」もサマーソングですよね。

四谷:はい。でも「なつめき」とはまた違ったテイストで。疾走感がありつつも、どこか切なさ、儚さみたいなものがあって、夏の深さを表現している楽曲。OCTPATHの夏曲としてライブで活躍してくれるんじゃないかな。

古瀬:僕、小室哲哉さんが大好きなので、このシンセの音で脳汁が溢れそうになる(笑)。みんな、TK知らんやろ。

小堀:小室哲哉さんは知っているけれど、TKと略すのは知らなかった。

古瀬:TRFさんぽい平成感に令和な感じがプラスされて、僕にとっては「アゲ〜!」な曲です。

西島:ジェネレーションギャップだ! 僕は、三代目 J SOUL BROTHERSさんの「Summer Madness feat. Afrojack」を思い出しました。



西島蓮汰

――この曲で共感できたところとは?

小堀:この曲も情景が浮かぶ歌詞なんですよね。恋のドキドキ感がある。「なつめき」も「Summer Parade」も、「身近に感じられる共感できるワードを入れたいね」という話はしましたね。だからこそ、想像がかき立てられる。あと、最後の「oh oh oh 手を掲げて」からの4行が、すごくエモい。広いところで歌いたくなるし、ここはファンの皆さんと会話できるパートになるんじゃないかな。

古瀬:僕は、ブリッジの(小堀)柊の「光る汗まで 一瞬だって」の「だーー」の歌い方が、すごく好き。こだわったよね? あの「だーー」は、ちょっと気だるい感じがする。

小堀:ちょっと歌い方は変えてますね。

海帆:気づかんかった。もう1回聴かなあかんな。

四谷:このブリッジのところで「メロディラインの上ハモも作りたい」と相談したら、ディレクターの方が「いつもと違う人でハモった方が面白いんじゃない?」と提案してくれて、柊と直輝くんのハーモニーになったんです。

小堀:うん。いつもと違うね。挑戦だね。

海帆:いつもと違うと、変化がある。

四谷:うん、そう。変化。2人がハマってくれました。

小堀:僕が先に録音したから、ハモリが入ったものは最後に聴いたんだけれど、鳥肌が立ちました。こういうパートを任せてもらうのもなかなかないし、直輝くんとっていうのもよかった。でも、ライブで緊張しそう。

古瀬:よっつー(四谷)の提案がハマったね。「古瀬くん、歌ってみて」と言われたけれど、よっつーの提案だからよっつーが歌うと思っていたら、まさかの僕だった。

四谷:「いつもと違うこと」が面白いよね。僕もラップやるとは思わなかったもん(笑)。

小堀:ディレクターの方が「いつもとちょっと違うところを任せてみたい」と言っていたし、みんな、新鮮なことしてるね。



高橋わたる

――歌割りに注目しないとですね。今回、2曲がサマーソングということで、グループとしての夏の思い出はありますか。

四谷:僕はYouTubeの企画で行った旅行が思い出に残っています。森が隣接しているコテージに泊まったのですが、楽しかったなぁ……。

古瀬:その時の風呂決めじゃんけんが最高なので、見てほしいな。昼間に海でビーチフラッグをしたから、みんな早くお風呂に入りたかったんです。だから、カメラを忘れて、素の本気じゃんけんになってる。僕は1番に入りたいのに勝てなくて、「何番でもいいよ」という(太田)駿静がサラっと1番になるのもおもしろすぎた。

西島:あるあるだよね(笑)。あの日、夜にバーベキューをした後、柊と2階の部屋に戻ってベッドに入って電気を消したら、1階から直輝くんと海帆くんがカラオケで「ドライフラワー」を熱唱している声がずっときこえてたよ。

古瀬:「ドライフラワー」とXGの曲ね(笑)。

海帆:歌ってないけれど、(高橋)わたるもおった。

高橋:歌わないけれど、盛り上げてました。

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古瀬直輝プロデュース「Destino」
――8人を繋ぐ"運命"の1曲


古瀬直輝

――そして3曲目の「Destino」は、古瀬さんのプロデュース曲ということで、前回の海帆さんに続き、2人目のメンバープロデュースです。

古瀬:OCTPATHにあるといいなと思っていたラテン調の楽曲と、この曲が8人をこの先もずっと繋いでくれたらという歌詞を提案させてもらいました。5周年に向けて、僕たちの背中を押してくれて、聴いてくれる方の心も燃やせるような楽曲にしたかったんです。


――どうやって作っていったのでしょう。

古瀬:まず、曲調、楽曲構成、歌詞、今感じてることを長い文章にまとめました。そこから作ってもらったデモ曲を「Bメロカットしてください」とか、「頭サビ足してください」とか、「この発音は厳しいので変えてください」とか、細かく口出しさせてもらって。特に歌詞を書いてくださった山本領平さんは、親身に何度もやり取りしてくださって、ありがたかったです。


――それで、納得いくものができた。

古瀬:そうですね。やってみてわかったけれど、我が子のような感覚が生まれました。海帆はどうだった?

海帆:僕の「Partymate」は、我が子というより、友だちみたいな感じかな。



海帆

――古瀬さんプロデュースの「Destino」を聴いて、どんな感想を持ちましたか。

太田:「スパイ映画かな?」って。アクションが始まる感じがしました。

西島:エジプトのピラミッドの前で歌いたいかも。砂漠でミュージック・ビデオ撮りたい

海帆:初めてデモを聴かせてもらったとき、壮大な世界観から展開していくから、掴まれた。想像できない角度からの楽曲なので、披露がさらに楽しみですね。それに、「みんな感」があるところも好き。


――8人の絆を「運命」という言葉で表現したかった?

古瀬:そうですね。スピリチュアルというより、僕は起きていること全部が運命だと感じるタイプで。8人がここにいるのも、選ばれて、呼ばれて集まっていると感じているし、今一緒にいられること自体が運命的だなと思っています。OCTPATHを知らない方が僕たちのこと調べると、オーディション番組が出てくる。そこから生まれた感情もこの楽曲にのせて歌いたいなと思いました。


――当然、振り付けも古瀬さんですよね。

太田:僕も「振り付け、兄さんやるっすよね?」ときいたんですよ。そうしたら、「俺しかいなくない? 俺以外作れない!」って。

古瀬:はい。やらせていただきます。絶賛制作中です。曲作りの段階からダンスは浮かんでいて、それに合わせて楽曲の構成もしているので。


――5周年プロジェクト「Go To 5th Anniversary」では、この後、冬にアルバムが予定されています。アルバムに向けた作業は、もう始まっていたりするのでしょうか。

古瀬:まだ話し合いの段階ですが、「Go To 5th Anniversary」はアルバムがゴールではなく、僕たちが5を迎える上で、もうワンランクのグループになることを目指していくプロジェクトなので、その先もTHme(ファン)や、これからTHmeになってくださる方に向けても、アルバムの先へと続いていきます。


――1年間「Go To 5th Anniversary」という明確なプランがあって、モチベーションを保ちやすかったですか。

栗田:そうですね、自分らも新しい挑戦は好きなので、「Go To 5th Anniversary」プロジェクトは楽しいし、スケジュールを先に言っちゃうのもいいなと思いました。ファンの方もそれに合わせて動けるし、計画も立てやすかったんじゃないかな。

古瀬:前作の「Steppin'!!!」も今回の「なつめき」も、「Go To 5th Anniversary」プロジェクトの一環として、THmeにリリースイベントの映像を僕たちが考えたハッシュタグを付けてSNSに投稿してもらっているんです。THmeもOCTPATHも一緒に5周年を盛り上げようという気持ちがSNSを通して感じられるのもいい。THmeもSNSを楽しんでくれていたら嬉しいな。


――みんなもSNSをちゃんと見ているんですよね?

古瀬:見てます! 見てるし、回ってくるんですよ。SNSって本当すごい。しかもTHmeはみんな編集も上手くて、びっくりです。

小堀:うん、歌詞に合わせていろいろ編集してくれていたりする。

栗田:TikTokを見ていると、流れてくるよね。「なつめき」を踊ってくださる方、見たよ。嬉しいですよね。自分たちの曲を踊ってくれるって。

古瀬:うん、めっちゃ嬉しい。


――THmeに負けていられないですよ!

栗田:そうなんですよ。頑張らないといけない。



左上から、高橋わたる、栗田航兵、古瀬直輝/中央左から、西島蓮汰、四谷真佑/左下から、海帆、太田駿静、太田駿静

――いろいろお話を聞いてきましたが、最後に今年の夏休みに、メンバーと一緒に叶えたいことを教えてください。

小堀:ディズニーランドに行きたい!

古瀬:それ、ずっと言ってるやん。

太田:でも8人で行っても、僕は1人になりそう……。絶叫系ダメだから。

四谷:駿静と以前、ビッグサンダー・マウンテンに乗ったんです。めちゃくちゃ楽しそうにしてたから「大丈夫じゃん!」と思ったら、その後、30分くらいダウンしてた。

小堀:小鹿みたいに足が震えて。

古瀬:じゃあ絶叫なしで、8人で夏を楽しも!


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