山田うどんさんと夏フェス出て、うどんを売るっていう

－－4月の『ごめん、やっぱ好きなんだ。』リリースタイミング以来、約半年ぶりのインタビューになるんですが、お2人にとってこの半年はどんな期間になりましたか？

山田義孝（vo）：ここ2,3ヶ月は月20本ぐらいライブやってて、その前はとにかくむちゃくちゃ曲作ってて。今までと違うことがやりたくて、2人一緒に作るんじゃなく、別々に作家さんと組んで作ったり。

吉田結威（g,vo）：結構変わったかもしれないですね、この半年で環境が。それによって山田のイラスト展が実現したり、サポートバンドも違うバンドでやってみたり、今は変化の真っ直中にいる感じ。曲の作り方もそうで、一回、吉田山田から離れて「こんな歌謡曲でいいの？ こんなロックでいいの？」みたいなものを先入観のない作家さんに聴いてもらって、アレンジしてもらう。それを吉田山田の声で形にすると、こんな感じになるのか！といった新しい発見がいっぱいありました。

－－また、話題作りの面では、山田うどんとのコラボがありました。あれはどういう経緯で実現したの？

山田義孝：全国の、達人の吉田さん、山田さんに会いに行くという企画がありまして、前回は吉田七味店に行ったんですけど、それの第二弾として山田うどんへ。まさかそんな大手とコラボできるとは思わなかったので……

吉田結威：最初は吉田七味店と同じく、社長に話を聞きに行くだけだったんですよ。ただ、そこで盛り上がってしまって「じゃあ、何かやりましょうよ」という感じで、期間限定新メニューのポスターに起用して頂いて、その新メニューも販売前に試食させて頂いたり。あと、山田うどんさんと一緒に夏フェスへ出て、ふたりでうどんを売るっていう。

－－店員？

吉田結威：そのフェスは2日間あって、僕らの出演は2日目だったんですけど、1日目はうどんを売るだけ。

▲「魔法のような」MV

－－（笑）

吉田結威：2日目はうどんを売りつつ、ライブをやる。なんか、面白いことだったらやればいいじゃん！って思ったんですよ。何がどういう風に繋がっていくか分かんないし、楽しいことって別に音楽だけじゃないんで。いろんなことをやって、最後に吉田山田的な音楽に繋がっていけばいいから。デビューして3年経って、少しずつそういうフィーリングを持った人が集まってきて、いろんなことが実現できるようになってきてる。

山田義孝：面白がってくれる人が増えたね。

－－お二人は山田うどんの店員にもなったということで、他のお店でうどん食べたりはしないんですか？

山田義孝：いや、食べま……

吉田結威：食べないです！ 山田うどん以外でうどん、食べたことないかな。

山田義孝：……そうですね。

吉田結威：というか、山田うどん以外はうどんじゃないかな、もう。

山田義孝：大丈夫かな、それ。

一同：（笑）

－－で、東名阪ツアーもあり、先日は吉田さん生誕ライブもありました。本編の半分以上は山田さん不在で、吉田さんが好き勝手やるっていう、なかなか画期的なライブでしたね。

吉田結威：ツアーが終わった時点で「よっちゃん、ひとりで出ればいいじゃん」っていう案がみんなから出ていて。僕は去年「メリーゴーランド」っていう曲で初めてひとりで作詞したんですけど、そのときに久しぶりにひとりで背負わなきゃいけない重圧感と、達成感みたいなものがあって。自分の個性がないと勝負できないっていうスリルがあったので、ライブでもやってみようと。本当はもっと僕ひとりのはずだったんですけど、さすがにもうちょっと山ちゃんいた方がいいかなって思って（笑）。

－－ひとりじゃないと、ステッペンウルフ「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」を歌うこともないでしょうからね。

吉田結威：まず英語で歌うこと自体、初めてでしたからね。

－－ただ、「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」ぐらい有名だったらと思いましたけど、みんな反応が……

吉田結威：そうなんです。年代が……、オアシスぐらいだったらよかったのかもしれない（笑）。

－－コラボ企画にしても、生誕ライブにしても、ここに来て普通じゃないというか、面白い流れを組み込んできてますよね。

山田義孝：気付いたらこうなってましたね。

吉田結威：吉田山田ってひとつの分母をいつも2人が分け合うんです。僕が8緊張してたら、山田は2しか緊張していなかったり、1人が制作で上手くいっていると、もう1人は行き詰まっていたり、これって不思議だなと思って。でも分母が今のままだと面白くないなと思って、分母を広げたかったんですよ。吉田山田って自分たちが思っている以上に懐が深いから、いろいろやっても大丈夫だよっていう自信を付けたかったんですよね。「それはやりすぎだろ」って言われてもいいから、もうちょっと無茶したかった。

山田義孝：いろんなことがやりたい願望はずーっとあったんですけど、それを提案すると「いや、それはちょっとできないよ」って断られ続けてて。例えば、鳥人間になりたいとか。

－－普通は却下しますよね。

山田義孝：でも僕はデビューしたときから、鳥の衣装を着て歌いたかったんです。羽ばたきながら歌いたい！と。デビュー当時は「めちゃくちゃだよ。それでどうやってキャンペーン廻るの？」って言われてて。ただ、だんだん面白がってくれる人が増えて実現していった。

－－このままCD出して、ライブして、CD出して、ライブしてのルーチンでは、上を目指せない、みたいな感覚もあったんでしょうか？

山田義孝：上を目指す為に……というよりは、単純にやりたいことが多い。

吉田結威：上を目指すっていうのは吉田山田らしくなくて、前に進んでいくっていうイメージなんです。山田はただただ単純に飽きっぽいんです。だから同じ風景だったり、同じことをしている中にいると飽きちゃう。できれば、まだ見たことがないところに進みたい願望が根底にはあるかもしれないですね。

僕の実家が火事になったんですけど、それも笑える！

－－CDを売る、ということについていろいろ考えたりしますか？

山田義孝：今回の曲もそうなんですけど、もっと広げたいなって思ったんです。僕、CMソングがすごく大好きなので、曲が流れることでもっと自然に広がっていったらいいのにな！っていう想いもありまして。あんまり戦略とか練ったことないんですけど、「こうなったらいいな」と思うのは、世界中の誰もが一回聴けば歌える曲を作ることで、多くの人が口ずさんで「その曲、誰の曲？」ってなっていく。それがCDの売上に繋がるか分かんないんですけど、とにかく広げたいっていう願望はありますね。

吉田結威：吉田山田の土があるとして、そこにはいろんな肥料があっていいと思うんですよ。それを拒否することってプロとして違うと思うし、「こういう曲が売れてるんだ？」「このフレーズ、すげぇな」とかは知っていった方がいいし。「恋するフォーチュンクッキ～♪ すぐ歌えるなぁ！」みたいな（笑）。

－－今、AKB48の曲が出てきましたけど、アイドルのCDの売り方は見ててどんなことを思います？

山田義孝：もう自然なんじゃないですか、時代の流れ的に。

吉田結威：僕らが思っているより、その現場ってもっとサバサバしてるんじゃないですかね。僕らは音楽をやっている当人だから、音楽に命を懸けているからどうしても熱くなるけど、アイドルの現場って売ってる側も、買ってる側も、結構サバサバしてるんじゃないかなって。一日中握手会して、数秒でスタッフさんが肩持ってはがして、それに誰も怒ったり、切なくなったりしないっていう。だからひとつの楽しみ方なのかなって。

－－それを吉田山田の現場でやろうとは思わない？

山田義孝：いや、似たようなことはしてるんじゃないですかね。だからお客さんが喜んでくれれば全然良いと思う。

吉田結威：お祭り感。それって昔からあると思うんですよ。神社にいっぱいお金払った人は「○○商店 ○○様」ってデカい札が貼られる。それって普通のことじゃないですか。好きだからお金で何かを買って、一緒に盛り上げていく。例えば、ファンの方が「吉田山田のCDを買ってランキング上がれば、2人が喜ぶだろうな」と思って、CDを買う。実際にランキングが上がる。その喜びを持ってライブで一体になったら、感動して泣いちゃう。それって一種のお祭りだから、楽しいと思いますよ。もちろん、無理のない範囲じゃないとダメですけど。あんまりえげつないと、やってて楽しく無くなっちゃうから。

－－ただ“えげつない”と“えげつなくない”の境界線って難しいですよね。アイドルグループは、特典会の物販で1日数千枚売ったりしますけど、そこで複数買いするファンは金銭的に疲弊するし、売れた分だけサービスするアイドルも疲弊します。でも握手できて、ランキング上がって、たしかにお祭り感はある。

山田義孝：それで何枚CD買うのも自由だと思うんですけど、僕らはCDにすごく想いを込めているので、雑に扱われるのはすごく嫌です。同じCD何枚買ったとしても、それを「聴いてみて」って配ったり、友達にプレゼントしたりして広めてくれるんならいいですけど、捨てるっていう行為はえげつない。

吉田結威：単純に次があるかどうかだとも思いますけどね。そこで本当に疲弊しちゃって「なんだ、コイツら。本当に金のことしか考えてないんだな」ってなっちゃったら次来ないんで。そこに何かしらのエンターテインメントが付属されているから、ちゃんとお祭りになる訳で。だから御輿が必要で、ふんどしが必要で、太鼓が必要なんだと思うんですよ。ただ、そうじゃなく、お金出して札が飾られるだけだったら、祭りじゃないので。そこがちゃんと祭りになっていれば、次があると思うんですよね。僕らは1万円払ってもらったら、1万円分「楽しかった」って思わせるしかないので、そうする為にどうしたらいいのかって考えた方がポジティブかなって。

－－そこで考えたんですけど……

吉田結威：来ました、プロデューサー！

－－吉田山田だったら、好きな曲をワンフレーズずつ耳元で歌う券とかね。それだったらミュージシャンとしての品格も損なわないし、音楽から離れてないし、誰もやってないし、真っ当じゃないですか。

山田義孝：面白い、その発想は。

吉田結威：防音ボックスみたいの、作りますか。

－－箱に入れちゃうの？

吉田結威：だって、他の人に聞こえちゃったらアレじゃないですか。お客さんは下から頭入れて、左右の穴から僕らが出てきて、その人だけに聞こえる感じで「希望を～♪」って歌う。

－－吉田山田は、話題作りとかに対して前向きというか、楽しめる2人組じゃないですか。そこは強いですよね。

吉田結威：それは日常からそうで、結構、どんな状況も笑える。僕の実家が火事になったんですけど、それも笑える！

－－笑ってる場合じゃないよ！

吉田結威：いや、それも笑えるってすげーな！って思ったんですよ（笑）。最近すごく思うことなんですけど、今、僕のまわりにいる人たちってバカな人ばっかりなんですよ。でも悪い人はひとりもいないんですよ。みんな、綺麗。だから笑えるんだと思う。そこに悪意とか悪気があったら、一緒になって笑ってても、どんどん心が廃れていっちゃうと思うんですよね。でもそこに悪意がないから、ずーっとこの純度で、結構大変なことも笑っていられる。それがステージにも出てると思うんですよ。「上からこう言われたらから、これ、やんなきゃいけない」っていう考え方じゃなくて、それをどうやったら面白く出来るかなっていう。だから「吉田山田の懐ってデカイんなだな」って思えたし、だったらいろんなことをもっともっとやっていっていい。

－－で、10月27日【大阪マラソン2013】にランナーとして出演。なんでやろうと思ったんですか？

山田義孝：「もっと面白いことやりたい」って言っている中で、マネージャーさんが「ラジオの企画でこういう話あるんだけど……フルマラソン、出る？」って。それで僕はふたつ返事で「出る！」って答えて。昔だったら「いや、制作があるから走るなんてとんでもない」って言ってたんですけど、今はチーム的にもとにかく面白いことしたい！っていう流れなんで。でも本気ですよ！ 毎日トレーニングしてますし。

－－吉田さん的にはどうなんですか？

吉田結威：僕は僕なりに迷ったんです。「ちょっと待って」って15分ぐらい考えて。でもまぁいろんなアーティストさんが応募してくるから、応募するだけしてもし僕らが選ばれたら、神様から「今はやっとけ」って言われていると思おうって。そしたら当たっちゃったんですよ。選ばれちゃった（笑）。

－－吉田山田としてセットで参戦ということは、二人三脚とか、そういうこと？

山田義孝：不可能かな……。

吉田結威：二人三脚か、良いですね。

一同：（笑）

「僕、ギター持ちながら走ることになりました！」って（笑）

－－せっかくなら注目集めたくないですか？ コスプレしたり、何か担いだり、目立ちたがり屋が沢山出るフルマラソンで、吉田山田がただ走るっていうのは……。せっかくならテレビにも映っちゃいましょうよ。

山田義孝：どうしたら映るのかな？

－－完走するまで新曲『魔法のような』を歌い続ける。

－－吉田さんはギターも弾く。

吉田結威：なるほど、なるほど。ギター持って走ると。そうなると、今までのトレーニングが全部無駄になる。良いんですけどね！ 企画としては良いんですけどね！ 今、フォームをやっと覚えてきたところなんで！！

－－多分、最後の方、自分でも想像できないぐらい、魂の熱唱になりますよ。絶対にそれは心に響くと思います。できれば、それでPV1本作りたいですよね。

山田義孝：歌い続けるって面白いですね。

吉田結威：たしかに凄いコスプレしている人もいますから、不可能じゃないと思うんですけど……。いや、でも本当は、僕もそう思ってるんですよ。普通のランナーとして走るというのは、誰でもできるんですよ。ちゃんとトレーニングさえ頑張れば。でも僕らは番組の企画で吉田山田として出る訳ですから、ちょっと責任を感じちゃうんですよね。だから「何かはしなくちゃな」と思いつつも……

－－では、【大阪マラソン2013】への意気込みをひとつお願いします。

吉田結威：今、完全に迷っちゃいましたよ（笑）。

山田義孝：僕も迷っちゃいました。真面目に走ろうと思ってましたけど……

吉田結威：でもギター持って走ろうかって、ちょっと思っちゃってますね。

山田義孝：歳を重ねるごとに「年齢的にそれムリだよ」とか、ムリって言われることが増えるじゃないですか。それがすごく嫌で、出来ることを増やしながら歳を取りたいなって思っている精神なので、「出来ないっていいたくないな」ってすごく悩んじゃってる（笑）。

－－このままだと【大阪マラソン2013】のインタビューになっちゃうので、そろそろニューシングル『魔法のような』について語って頂きたいんですが、こちらはどんな想いや背景があって生まれたものなんでしょう？

山田義孝：僕が作家さんと作っていた中で生まれた曲なんですけど、頭で考えてないところで出てくるものを求めて、セッションで曲を作ってたんですよ。作家さんが自由に演奏していて、そこに僕が乗っかる。セッションなんで、次の音が何になるか分かんないですよ。だから、今まで出てこなかったエキスがたっぷり詰まってるんじゃないかな。「あそこの伴奏とラインが重なったとき、面白い感じが出てきたよね？」みたいなところをチョイスして、1曲にまとめているので。頭じゃなく感覚で作った曲。

－－その相方の作った曲を聴いてどんな感想を？

吉田結威：僕は「メリーゴーランド」で先にひとりで作詞した訳ですけど、そこで得られたものを今回見ることができたんですよ、山田の中にも。不純なものをどんどん取り除いて、山田っていう人間の純粋な部分だけをなるべく言葉にして、歌にしていく。安っぽい言い方になっちゃうんですけど、大人になる。ひとまわり大きくなる。そうして生まれたこの曲に対して単純に感動しました。

－－歌の熱量だったり、アレンジのドラマティックさだったり、吉田山田史上トップクラスにグッと来る曲だと思うんですけど、自分たちではどう思います？

山田義孝：この曲を作るときに一番気を付けていたのは、絶対に頭で練らないことで。本来、何回も何回も聞き込んで考えないといけないんですけど、そうすると音楽と仲良くなりすぎちゃって、曲自体のことが見えなくなっちゃうんですよ。だからわざと呑みに行ったりして、その帰り、曲を聴いて出てきた一回目の言葉を大事にしたりして。一回目は心の言葉なんですよ。だから一回目を拾い集めました。いろんな人と会って、離れて、一回目に出てくる言葉を。

吉田結威：面白い話なんですけど、今回の制作をやっている時期から山田は酒を呑めるようになったんですよ。

－－以前は、呑めないって言ってましたよね。ひとりでやきとり屋さんに行ってコーラ飲んでるって。

山田義孝：それがもう毎日4,5軒ぐらいハシゴするようになりまして。

－－進化しすぎですよ（笑）。

山田義孝：そこまで強くはないんですけど、1杯呑んだら次の店行って、その間に曲を絶対一回聴いて、何かを絞り出す。で、その日の最後にまとめる。というのを毎日繰り返していくんです。だから他にもたくさん面白い曲ができたんです。そうやって初期衝動を集めた曲が。

－－酒呑む人には、すごく説得力ある話です。

吉田結威：山田は不器用なんですよね。自分のコントローラーを持ってない……というか、Aボタンしかないんで。

－－ジャンプしかできない（笑）。でも、この曲、吉田山田の代表曲になるんじゃないですか。この曲はフル尺で直接聴かせることができれば、ちゃんと評価されると思います。

吉田結威：今の吉田山田ってどんどんアナログになってきているんですよ。綺麗事が音楽になるとなぜ綺麗事で終わらないのか、それはおそらく科学で証明できない。でもそれを山田は魔法って言うんですよ。魔法を信じてるってかなりイタイ奴なんですけど、すっげぇアナログなんですよ、魔法って。よく山田は「この曲をライブ会場で歌うとき、会場に何かが出てる」って言うんですけど、僕もそれを感じちゃうんです。すごくアナログな部分で。だから仰る通り、聴いちゃったら感じちゃうから、いろんなところで歌えばいいし、流してもらえたらいいなって思いますね。

－－だから大阪マラソンで歌い続けるべきかなって。

吉田結威：またそこに行くんですね……。

－－吉田山田、売れちゃいますよ。

吉田結威：売れちゃう？ 大阪マラソンで歌ったら？

－－気付いたら、他のランナーやギャラリーも「ラララ♪」って歌ってる。

吉田結威：それ、ドラマティックだなー！

－－ずっと歌ってれば、周りもさすがに覚えますから。

吉田結威：そっか。……走っている人も、ちょっと元気になりますよね。

－－なりますよ。

山田義孝：俺、歌いながら走ろう！

－－明言しちゃったね（笑）。

吉田結威：やりましょう、それ！ 世界最軽量のギター、買ってもらっていいですか!?

一同：（笑）

吉田結威：ただ、コーチに頭下げないとダメですね。真剣にフォームとか教えてくれて、ここまで苦労させておいて、「コーチ、すみません。僕、ギター持ちながら走ることになりました！」って（笑）。「はぁ!?」ってなりますよね、そりゃ。すべてはコーチ次第だなぁ。