2017/09/04 11:00
米ビルボード・ソング・チャートで通算3週間のNo.1獲得を果たした、ヒップホップ・トリオ、ミーゴズの「Bad And Boujee」にフィーチャリング・ゲストとして参加し、知名度を上げた米フィラデルフィア出身の新人ラッパー、リル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)。この曲に続き、「#LilUziVertChallenge」というハッシュタグでSNSから火が付いた、自身のシングル「XO Tour Llif3」もソング・チャート最高7位、R&Bチャート5位、ラップ・チャート4位のヒットを記録、見事ブレイクを果たす。
その「XO Tour Llif3」のヒットを経て、デビュー・アルバム『Luv Is Rage 2』が2017年8月25日にようやくリリースされ、最新米ビルボード・アルバム・チャートで見事初登場1位を獲得した。これまで、EP盤4枚、ミックステープ4作をリリースしているが、正式なスタジオ・アルバムは、本作が初となる。
アルバムをプロデュースしたのは、これまでの作品を担当したドン・キャノンと、同フィラデルフィア出身の音楽プロデューサー・DJドラマ。リル・ウージー・ヴァートは、彼らが立ち上げた「Generation Now」と契約し、本作をリリースしている。
その他には、イルマインドやメトロ・ブーミンといった売れっ子や、ザ・ウィークエンドの最新作『スターボーイ』はじめ、過去2作でも大活躍をみせたDaHealaなどがクレジットされている。そのザ・ウィークエンドも、10曲目の「Unfazed」にゲストとして参加。その他には、プロデュース兼フィーチャリング・ゲストとして、ファレル・ウィリアムスも、8曲目の「Neon Guts」にクレジットされている。意外にも、16曲中ゲストはこの2人だけ。
「Bad And Boujee」や「XO Tour Llif3」の延長ともいえる、トラップ・ソングで構成された本作。その中には、「Early 20 Rager」のような、「Bad And Boujee」をそっくり真似たような曲もある。ただ、同じトラップでも同調のサウンドがダラダラと続くのではなく、冒頭の「Two」~「444+222」などのライトな曲もあれば、「Sauce It Up」や「For Real」など、ハードコアなナンバーもあり、きちんと強弱をつけている。
また、ドレイクのような歌モノに近い「The Way Life Goes」や、ザ・ウィークエンドの力の抜けたボーカルが活かされた、オルタナティブ・ヒップホップ「Unfazed」など、これまで発表した曲の印象とは違うタイトルもある。若者向けのフロアライクな「Pretty Mami」や「X」も良いが、こういったメロウな曲も、今後積極的に制作していただきたい。
「XO TOUR Llif3」は、米サイト「Pigeons and Planes」のベスト・ソング・ランキングで首位に選出している。この曲の大ヒット、そして本作『Luv Is Rage 2』のリリースで、リル・ウージー・ヴァートの人気もさらに高まるだろう。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
『Luv Is Rage 2』
リル・ウージー・ヴァート
2017/8/25 RELEASE
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード】なにわ男子『HARD WORK』73.7万枚でシングルセールス首位獲得 M!LK『爆裂愛してる / 好きすぎて滅!』61.5万枚で2位
2
【ビルボード】ATEEZ『GOLDEN HOUR : Part.4』が8.3万枚でアルバムセールス首位獲得 中島健人/ TOMORROW X TOGETHERが続く
3
Billboard Japan Hot 100
4
2024年 年間音楽ソフト売上動向発表 オーディオ総売上金額は前年比106.7%に アーティスト別、音楽ビデオを含む総合共にSnow Manが首位【SoundScan Japan調べ】<2/22訂正>
5
【先ヨミ】なにわ男子『HARD WORK』61.2万枚でシングル1位独走中 M!LK/RIIZE/≒JOYは自身最多初週売上を更新
インタビュー・タイムマシン

グローバルにおける日本の音楽の現在地






注目の画像