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<インタビュー>ドラマー・YOYOKAが初の自伝で綴るアメリカ挑戦と若い世代への思い【WITH BOOKS】

Interview & Text: 岡本 貴之
Billboard JAPANが展開するインタビュー企画【WITH BOOKS】に、ドラマー・YOYOKAが登場。
僅か1歳半でドラムを始め、8歳のときにレッド・ツェッペリンの『Good Times Bad Times』のドラムカバー動画が世界中で話題となり、国内外のレジェンド・ミュージシャンからの称賛を集めた“天才少女”として知られるYOYOKA こと相馬世世歌が、初の著作『YOYOKA 15歳日本人少女ドラマーのルーツとアメリカ挑戦の真実』を刊行した。2022年に渡米、2024年に1stソロアルバム『For Teen』をリリース、2025年には 5か国を巡るヨーロッパツアーを成功させるなど、キャリアを重ねているYOYOKA。本書には、生い立ちから現在に至るまでの道のりを辿るとともに、夢を叶えるべくアメリカに渡った彼女と家族が直面した数々の問題も赤裸々に綴られている。LAと日本をリモートで繋いでインタビューを行い、音楽と本の話を中心に現在の活動と未来への展望を訊かせてもらった。
現在の環境と活動について
――『YOYOKA 15歳日本人少女ドラマーのルーツとアメリカ挑戦の真実』の出版、おめでとうございます。
YOYOKA:ありがとうございます!
――現在は16歳になられているわけですが、どのような環境でどんな活動をしているのか教えていただけますか。
YOYOKA:今はロサンゼルスに住んでいて、ハリウッドを中心にライブ活動をしています。私は今9つのバンドに所属していて、家族で組んでいるバンド(かねあいよよか)で演奏するライブもありますし、ライブごとに違うメンバーとやることが多いですね。あとはドラマーとしてアーティストさんのゲストで何曲か叩いたり、サポートミュージシャンとして誰かの後ろで演奏をしたりしています。
――日中は学校に通って、夜にライブ活動やリハーサルをする感じでしょうか。
YOYOKA:高校2年生なので基本は普通に学校に行ってるんですけど、私はアメリカに「O-1ビザ」というアーティストビザでドラマーとして働くために来たので、アーティスト活動を優先させています。なので、リハーサルやツアーがあって学校に行けない日があっても全然 OK なんですけど、学校に行く日もだいたい夜はライブをやったり、リハーサルがあったりします。

――5月から6月上旬にかけては日本に帰国して【日比谷音楽祭2026】を始めとするイベントにも出演されていましたね。印象深かったことなど振り返って聞かせてもらっていいですか?
YOYOKA:【日比谷音楽祭】に関しては、第1回目の私が9歳のときからずっと出演させて頂いていて、そのために毎年5月後半頃に一時帰国をしているんです。今回も4曲ほど演奏をしたのですが、特に新しい学校のリーダーズのみなさんと一緒に演奏させてもらったことがすごく印象に残ってますね。リーダーズのみなさんの盛り上げ方、会場が楽しくなっていく感じを、後ろでドラムを叩きながら見ていてすごく面白かったです。あとは、初めて北海道のエスコンフィールドで、パフォーマンスとファーストピッチをやらせてもらったことも印象深かったです。じつはエスコンに行くのは初めてだったので、それもものすごくうれしかったんですけど、ファーストピッチをやるのは初めての体験で、それがすごく緊張しました。ボールが届いたことがすごくうれしくて、それも思い出に残っています。
初の著書について
――では本の内容について訊かせてください。15歳にして自叙伝的な本を刊行したわけですが、率直なお気持ちを聞かせてください。
YOYOKA:率直な気持ちとしては、本当にびっくりですね(笑)。この年齢で自分に関することの本を出すなんてまったく予想もしていなかったので驚いています。でも作っていくうちに、「この数年間、本当にいろんなことがあったな」って思いました。
――本の序盤、出生のエピソードのところで「ドラムは周囲を伺いながら演奏するもの」と書いてありますが、今お話されている感じから、YOYOKAさんはいろんなことを俯瞰して見ることができているように思えます。ご自身ではどう思っていますか。
YOYOKA:それは自分でも結構感じているかもしれないです。学校でもそうですし、人がいるところに行くと、ちょっと一歩引いて周りを見てしまうというか、思い返してみると昔からそういう性格だった気がしますね。例えばライブがあったときに、後に残る自分の中の記憶に、なぜか自分も見えているんです。ドラムセットから周りを見ているんじゃなくて、自分も含めて上から見ているみたいな感じの映像が私の記憶で残っていて。やっぱり俯瞰して(自分を)見ているのかなってすごく思います。

――ドラマーとして後ろから見ているというだけじゃなくて、自分も含めて全体を見ているというのは、面白いですね。
YOYOKA:そういう記憶が残りやすいので。夢とかもそうなんですけど、見てるときは一人称なのに、なぜか記憶に残る時はなぜか二人称、三人称みたいなことが多くて。昔からそんな感じでした。
――記憶の話で言うと、YOYOKAさんがドラムを叩いた一番古い記憶はどんな光景か覚えていますか?
YOYOKA:私が1歳のときに両親が田舎に引っ越して自宅スタジオを作ってドラムセットも家に置いてあったんです。家でドラムを叩いて練習してるような記憶は3歳ころから残ってますね。もっと小さい頃はさすがに記憶がないです(笑)。
――8歳のときには、レッド・ツェッペリンの「Good Times Bad Times」のドラムカバー動画が世界中で話題になったことが知られていますが、この曲をカバーした理由や思い入れがあれば聞かせてください。
YOYOKA:元々、レッド・ツェッペリンとか、「Good Times Bad Times」を知っていたわけじゃなかったんですけど、その頃iTunes でいろんなアーティストのいろんな曲をランダムで再生して、いい曲があったら聴くみたいなことをしていたんです。そこで偶然「Good Times Bad Times」が流れてきて、「かっこいい!」と感じたんです。私はそのとき、ちょうど世界のドラマーコンテストに応募するためにどの曲を演奏するか悩んでいたのですが、「Good Times Bad Times」を演奏することにして、頑張って練習したんです。すごくむずかしい曲なので、普段はパパッと曲を覚えられていた私にとっても本当に大変でした。「ついにできた!」っていう感じで動画を撮ってアップしたんですけど、今考えると、正しい選曲だったと思っています。
――練習を何度も重ねて撮った演奏動画だからこそ、音楽ファンだけじゃなくアーティストの心に届いたんですね。ちなみに、パッと思いつく限りで結構なんですけども、最近よく聴いているアーティストや音楽はどんなものがありますか?
YOYOKA:最近はR&B系の音楽が好きで、ディアンジェロとかジル・スコットとか、そういう音楽を好んで聴いてる気がしますね。あとはファンクとかも大好きで。ファンキーな感じの曲、バンドだとヴルフペックとかをよく聴いています。

――音楽の幅が年々広がってる感じですか?
YOYOKA:本当に音楽が大好きなので、昔からマルーン5とかジャミロクワイとか、そういうポップ系のミュージックが好きだったり、いろんな曲を聴く習慣はあってロックだけじゃなくいろいろ聴いていたんですけど、こっちに来てからは今まで叩いたことがないようなジャズ、フュージョンとかも叩くようになって、また広がったなって思います。
- 作品を通して自分の成長を聴いてほしい
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作品を通して自分の成長を聴いてほしい

――1stアルバム『For Teen』を聴くと、たしかにジャズ、フュージョン、ファンク色の強い曲が収録されていますね。今のYOYOKAさんの音楽嗜好が表れたアルバムなのでしょうか。
YOYOKA:私もあのアルバムはすごく興味深いなと自分で作りながら思っていたんですけど、やっぱり私の名前を聞くとロックを思い浮かべる人がたくさんいると思うんです。でもアメリカに来てから、本当にいろんなジャンルを叩けるようになったし、「今はこういうものをやっているんだよ」っていう、自分の成長を聴いていただいて、「あ、YOYOKAってこういうのも叩けるんだ」っていうのをすごく聴いて欲しくて、一曲ごとに違うミュージシャンと制作してバラエティ豊かなアルバムを作りました。
――作品やライブを通して、YOYOKAさんがドラマーとして注目してほしい部分、得意なところを教えてもらってもいいですか?
YOYOKA:自分はエンターテイナーではなく、ミュージシャンだなって思っていて、音を大事にしたいんです。派手なパフォーマンスではなくて、グルーヴだったりとか、シンプルなリズムだけのパートだったりっていうことを、個人的には得意にしている気がします。
――歌のある曲だったら、ボーカリストの歌をいかに伝えるかをよく考えて叩くわけですか。
YOYOKA:やっぱり一番はそこですかね。自分が目立つのが好きではないというか、できる限り目立ちたくないみたいな(笑)。前に出るのもそんなに好きではないんですけど、一番はその曲をいかによく聴かせるかっていうこと、それとバンドメンバーを安心させるというか、演奏をやりやすくするっていうのが、私はドラマーの役目だと思っていて。なのですごくアイコンタクトをバンドメンバーとしたりして、土台を作ってあげるみたいなことは、演奏しているときにずっと考えているところですね。
――ドラマーとしてそういう役割を果たすためには、英語でコミュニケーションを取る必要がありますよね。大変だったのでは?
YOYOKA:そうですね。最初は英語をあまり喋れないままこっちに来たので、ほぼゼロからだったんです。アメリカに来て初めての音楽学校に行ったとき、やっぱり自分から話しかけには行けなかったし、話しかけられてもうまく話せなかったのですが、一緒に演奏し始めると、自然とその人と会話をしているような気分になれて、言語とは関係ないところで繋がっているなっていうことを感じたんです。そのとき、「ああ、やっぱり音楽って一つの言語なんだな」ってめちゃくちゃ実感した瞬間でしたね。

――渡米してからの様々な事柄は、書籍の中でも大きな読みどころになっています。「崖の上ハウス」などを巡るエピソードからは、かなりの苦難が目に浮かんできました。こうした出来事があっても、家族で衝突することなく一致団結して乗り越えていけたのはどうしてだと思いますか。
YOYOKA:やっぱり家族なので、普段は衝突することもあるにはあるんですけど(笑)。でも逆にトラブルやアクシデントだったり、本当に困ったようなことがあったときは、みんなで協力してこの状況をどうにかしようっていう気持ちの方が強くて。もちろん家族それぞれ性格も違うんですけど、私はすごくポジティブで、何か起こっても笑ってしまうような性格なので、「なんでこんなことが起こるんだろう?でも面白いな」っていう気持ちで、いろんなトラブルを乗り越えてきたんです。両親は生き抜くために現実的に考えなくてはいけないことも多かったと思うので本当に不安だったと思うんですけど、私がすごくポジティブだったっていうのがあって。それも苦難を乗り越えられた理由の一つなのかなと思いますね。
――今年5月にリリース、YOYOKA featuring Futures Band名義で公開された「近未来」のMVを拝見したのですが、同世代や年下の方と演奏していますよね。これはどんな思いを込めているのでしょうか。
YOYOKA:今回の「近未来」の日本のメンバーもそうですし、同年代や私より若いミュージシャンの方と一緒に演奏したりが多いです。アメリカでもティーンのバンドをいくつかやっていて、昨年のアメリカズゴッドタレントで準決勝まで行った11歳のBayっていうギターの子とも組んでいますし、12歳でバークリー音楽大学に入学してボストンに住んでいる、いま14歳のピアニストのAi Furusatoさんとのデュオもやったりとかしているんですけど、「才能のある人たちがこんなにいるんだよ」っていうことをみんなに知ってほしいという気持ちもあります。まだあまり世の中に知られてないような子の中にも、本当に素晴らしい技術を持っている子がたくさんいます。その中には世界挑戦をしたいと思っている方もいるんですけど、それがすごく難しいことを私は身をもって実感しました。
本の中でも書いていますが、当時、渡米するにあたって奨学金などの支援制度もたくさん探したんですが、年齢が若すぎたり、ジャンルがダメだったり、学費のみの適用だったりして、私が応募できるものがなかなかなくて。本当に「どうやったら世界挑戦することができるんだろう」みたいな感じになったんです。資金面以外にもそういった挑戦者を阻む壁みたいなものが色々とあるんですが、そこがすごく変わってほしいというのが、今一番考えていることです。「こんなにすごい人たちがいるんだよ」っていうことをみんなに知ってもらって、その人たちをサポートしてもらえるように、私も出来る限り機会を提供して、彼らにスポットライトが当たるようにすることが、自分が今一番貢献できることかなという気持ちで、一緒に演奏しているというのもあります。

――素晴らしい姿勢だと思います。YOYOKAさんが活躍することでさらに若い人たちの希望にもなると思いますが、2026年10月3日にメリーランド州で開催される大型音楽フェス【Power to the People Festival】への出演が発表されました。オジー・オズボーンさんのラストコンサートにも特別出演したバンドで出演するということですね。
YOYOKA:そうです。俳優のジャック・ブラックがボーカルを務めるバンドで、メンバーも有名ミュージシャンの息子さんたちとかなんですけど、その中に入って私もジャック・ブラックと一緒に演奏させてもらえるのはありがたいです。このフェスティバルを主催するトム・モレロ(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)とこっちで出会ってから、オジー・オズボーンのこともそうですし、こうやって素晴らしい人たちと一緒に演奏させてもらえることが本当にうれしくて。私はアメリカの第一線で活躍しているシンガー、アーティストたちと演奏できるドラマーになりたいので、その第一歩かなと思っています。本当に楽しみで仕方がないんですけど、どうなるのかなって(笑)。 他の出演アーティストたちもフー・ファイターズやブルース・スプリングスティーンなどすごすぎて、「え!? この中に私の名前があるんだけど」って驚いています。
――我々も非常に注目しております。
YOYOKA:ありがとうございます! 頑張ります。
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図書館が大好きだった小学生の頃
――ではここからは本にまつわることをお伺いします。小学生の頃には図書館にいつもいて絵本や図鑑を読んでいたそうですね。
YOYOKA:本当に幼いころからずっと、地元(北海道・石狩市)の図書館に毎週通って本を読むのが大好きだったんです。絵本だと、ヨシタケシンスケさんとか、『ぼくのトイレ』という絵本を描いてる鈴木のりたけさんの絵本とか数え切れないほど読んだと思います。それと当時はなぜか図鑑がめちゃくちゃ好きで、市民図書館に行って昆虫の図鑑や宇宙の図鑑なんかを読んでいたんですけど、なかでも菌の図鑑がとても面白くてよく読んでいた思い出がありますね。小学校でも、図書室の本は全部どこにあるかわかるぐらいずっと図書館にいて(笑)。1回、図書委員になりたくてなれなかったときがあったんですけど、そのときでさえ、「あれ? YOYOKAって図書委員だよね?」って思われるぐらい図書室にいました。それぐらい、ジャンル関係なく、本当にいろんな本を読んでました。

――今はどうですか? 漫画も含めてどんな本を読むことが多いでしょうか。
YOYOKA:星新一さんの本をよく読んでいます。昔、すごく小説が苦手だったんですけど、小学3、4年生ぐらいのときに、いつも図書館に一緒にいるような本好きな先輩がいて、その人に私が小説が苦手なことを話したら、おすすめしてくれたのが、星新一さんのショートショートだったんです。読んでみたら「小説ってこんなに面白いんだ!?」ってめちゃくちゃハマって。それでちょっと長めのショートショートを図書館の司書さんに頼んで買ってもらったりした思い出もあります。アメリカに来てからは、日本語の本を置いているところはほぼないので、探すのがすごくむずかしくて。英語もまだペラペラではないので英語の本を読むっていうのはまだハードルが高いです。学校でも日本でいう国語の授業では英語の物語を読まなきゃいけないんですけど、もうむずかしすぎて読めないんですよ。なのでまだ自分から英語の本を買って読むことはしてないです。
漫画はここ3年ぐらいは『ワンパンマン』を読んだり、弟が『ジョジョの奇妙な冒険』がすごく好きなのでそれを読んだりとかはしていたんですが、渡米後はそれ以外の本をあまり読んでなくて。ただ、最近Kindleの電子書籍リーダーが欲しくて買ってもらったので、買ってもらったからには本を読もうと思って(笑)。本当に最近、小説を読み始めたところです。

ブックチャートについて
――ビルボードジャパンのブックチャートをご覧いただいて、感想やこれから読んでみたい本などをお聞かせいただけますか。
YOYOKA:チャートを見た率直な感想として、私がこっちに来てから3年で全然知らない漫画や本が増えたなって。まあもちろんそれはそうなんですけど、気になる本もいろいろありますね。自分は小説に詳しくないので、読む本を探すっていうのもすごい大変なんですけど、このチャートを見て、ちょっと気になった本を買ってみようかななんて思いました。やっぱり漫画が多いんですかね。
――そうですね。小説も読まれてはいるんですけど、漫画が多い感じですね。ちなみに、アメリカでミュージシャンの方やお友だちと漫画やアニメのお話は結構話題になったりしますか?
YOYOKA:よくなりますね。やっぱり、私が日本人っていうと、絶対にアメリカ人はアニメと漫画の話をしてくるんですよ。でも私、全然アニメを観ない人なので、まったく何を言ってるかわからなくて(笑)。私はこっちで転校を繰り返していて、今いる学校が6校目なんですけど、新しい学校に行く度に毎回、「あ、日本人だね」みたいな感じで話しかけられるんです。「日本人イコール全員漫画とアニメを知ってるわけじゃないんだけど……」とか思いながら(笑)。たぶん私の世代の人は違うんですけど、アメリカ人の大人の方々だとやっぱナルト(『NARUTO -ナルト-』)が有名らしくて。日本にいたときはナルトよりも他のアニメの方が海外で有名な感じがしていたんですけど、こっちに来ると完全にナルトなんですよ。「あれ、みんなナルトが好きなんだね」っていう、日本ともまたちょっと違うランキングなのかなと思います。
最近は『チェンソーマン』の話をされたこともありますし、『呪術廻戦』とか、『鬼滅の刃』とか、日本での流行ほどではないかもしれないですけど、みんなよく話してますね。アニメ、漫画、ゲームもそうですけど、日本の作品がすごい人気で、みんな大好きです。アニメの話とかしてくれると、日本人としてすごくうれしい気持ちにはなりますね。

――では最後に、これからどんな音楽を届けたいか、そして本についても、ひと言いただいてもいいですか?
YOYOKA:ドラマーとしては、やはりアメリカの第一線で活躍している人たちの音楽に関わっていければいいなと思っています。今9つバンドがあるうちの一番新しいバンドが、同世代のミュージシャンと組んでいるトリオのガールズバンドなんですけど、2人ともすごい才能がある方々なんです。最近バンドネーム会議をしたばかりなんですけど、そのバンドでの活動もどんどんやっていければなと思っています。実は今まで、メインで活動したいバンドがなかなかみつからなかったんですけど、このバンドがメインになればいいなっていう気持ちで、全米ツアーを回るような活動ができたらないいなと思っているところです。
本については、私が生まれてから現在までのこと、特に音楽活動だったりアメリカに移住してからの物語をすごく詳しく書いているので、この本を読んでいただけると、私がどういう人でどういうことをしてきたのかもすごくわかると思います。いろんな方に読んでほしいんですけど、特に何かに挑戦したい人だったり、私と同世代の人に読んでほしいです。それとこの本には、私の両親の視点で書かれているパートもあって、「このとき両親はどう考えてどうしたのか」っていう、子育てにもつながってくるようなことを書いているので、親御さんにも是非読んでほしいです。さっき話したようなアメリカの家問題とか、英語力の問題とか大変なこともたくさん書いているんですけど、「こんなに大変なことあっても楽しいよ」っていうことが是非伝わってくれればうれしいですし、いろんなエピソードで笑ってほしいなと思っています。読んで勇気をもらえたとか、そういう声を聞きたいと思っていますし、いろんな方に読んでいただきたいですね。
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