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<インタビュー>THE ORAL CIGARETTESが考える理想のコレクティブ 「売れる」よりも大事なこと



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 上半期はフィーチャリングEP『Bullets Into The Pipe』のリリースに加え、山中拓也(Vo. / Gt.)が主宰するクリエイティブレーベル「DREAMLAND」が始動。さらに10月にはさいたまスーパーアリーナにて主催イベント【PARASITE DEJAVU 2022】の開催を控えるなど、多くの仲間を巻き込みながら進化を続けるTHE ORAL CIGARETTES。そんな彼らの最新曲「BUG」が、8月10日に配信リリースされた。
 今や日本のロックシーンの中核を担うオーラルが、次に目指すは“ダウンタウン”? 夏フェスシーズン真っ只中、多忙な彼らに話を訊いた。(Interview:蜂須賀ちなみ/Photo:友野 雄)

バンドの骨が太くなったから作れた「BUG」

――「BUG」はいつ頃作った曲なんですか?

山中拓也(Vo./Gt.):確か【Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」】(2022年2~4月)が始まる前ですね。「次のアルバムを作るとしたらどういう曲を作ろうかな?」というリストが頭の中にあって、アルバムのリリースは具体的には決まっていないものの、そのリストの曲をひとつずつ形にしていこうという時期でした。その時に作った曲はいろいろあるんですけど、「BUG」に関しては(ライブで)お客さんが声を出せない状況が続いている中でもしっかり盛り上がれて、声が出せるようになったらより楽しみが増えるような曲を書きたいと思ったのが始まりでしたね。

――2021年以降の新曲を振り返ると「Red Criminal」「MACHINEGUN」「ENEMY feat.Kamui」と、アグレッシブなロックチューンのリリースが続いていますね。

山中:そうですね。やっぱりSNSではバンドのカッコよさは伝わらないと思うんですよ。元々俺らはライブシーンにずっといたバンドだし、コロナもあって、SNSとかによる情報操作に対して気持ち悪さを感じているから、直接観てもらった時に「このバンドカッコいいな」と思われるバンドであることがいちばん大事だなと今改めて思っているところで。なので「Red Criminal」以降はそういう方向にシフトしていってます。

鈴木重伸(Gt.):「BUG」もライブではまた違う聴こえ方になると思うので、これからフェスでやるのがすごく楽しみです。

山中:そもそも「BUG」をこのタイミングでリリースすることにしたのは、俺が急に言い出したからなんですよ。「ENEMY」まで攻めた楽曲が続いていたので、次はもうちょっとエモーショナルなほうに寄っていこうとしていたんです。だけど「ENEMY」をライブでやった時の爆発力が想像以上だったから、「この流れなら、みんな『BUG』もわかるんちゃうかな?」「オーラルの今のスタンスが伝わりやすい流れになるだろうし」と思って。【PARASITE DEJAVU 2022】のセットリストを考えていたタイミングで、「ここで絶対『BUG』がほしいな」というイメージもあったので、急遽メンバーに「フェスの時期に『BUG』を出すのはどうかな?」と相談したら「全然アリでしょ」「『ENEMY』もあれだけいい感じなんだから」と。それでリリースが決まりました。


Photo:友野 雄

――というか、もう【PARASITE DEJAVU 2022】のセットリストを考え始めているんですね。まだ3か月近く前なのに(※取材時)。

あきらかにあきら(Ba./Cho.):そうなんですよ。拓也から夜中に急に「セットリストです」って連絡が来て、さすがに俺らも「え、早ない?」と思ったんですけど。

中西雅哉(Dr.):しかも最初に来たのは去年の秋くらいだったよね。

あきら:そう。怖いですよね~(笑)。

山中:(笑)。その時期は、こんな舞台を作って、こんなセットリストを作って、お客さんにこんな気持ちになってもらえたらいいなと楽しみにしながらいろいろ考えていたんですけど、そこからちょっと時間を置いたことで「あれ? あの考え方ってちょっとガキやったかな」という部分がまた出てきて。この短期間でも考えの変化って結構あるんですよ。なので、最近また詰め直しているところです。


Photo:友野 雄

――それだけ日々いろいろなことを感じているということでしょうね。「BUG」に至るまでのリリースについて、先ほど山中さんが「オーラルの今のスタンスが伝わりやすい流れ」と言っていましたが、確かにリスナー目線でも腑に落ちる感じがありました。「Red Criminal」以降、バンドのフィジカルを突き詰めるモードが続いていて、骨がどんどん太くなっている今だからこそ、そこにいろいろなジャンルをぶち込んでミクスチャーロックを作り上げるという。

あきら:「BUG」はやかましいけど心地いい曲ですよね。始まり方がすごく印象的だし、トランス状態がずっと続いているような楽曲ではあるんですけど、曲の中に緩急があるから、ショートムービーを観ているような感覚になる。それは拓也と一緒にJOGO(※山中拓也、辻村有記、板井直樹の3名によるギルド的コミュニティ。楽曲制作やプロデュースを行う)を組んでいる、辻村有記くんに入ってもらったからこそ実現できた部分なんですけど。


Photo:友野 雄

――Hello Sleepwalkersのシュンタロウさんをプロデューサーに迎えた「MACHINEGUN」、フィーチャリングEP『Bullets Into The Pipe』、そして今回の「BUG」と、メンバー以外の人を迎えた制作が続いていますね。

中西:信頼できるサウンドパートナーの存在はすごく大きくて。デビュー以降いろいろな方向性の楽曲を作ってきましたけど、僕は今「まだ幅が広がるのか」と思っていますし、「ここまで振り切っても違和感のないバンドなんて他にはいないんじゃないか」とも思っています。僕らはバンドだけど、拓也は元々ヒップホップをルーツとして持っているし、そういうものをオーラルに混ぜる作業が上手いし。多分、無理やり幅を広げたのではなく、バンドとして下地を作ったうえで広げているから、腑に落ちるんじゃないかと。

あきら:言ってもらったように、俺ら自身、バンドが骨太になっていっているように今感じているところで。別の人のエッセンスが入ってきても「やっぱりオーラルになるね」と改めて確認できているし、だからこそ今後もいろいろなことができるんじゃないかなと確信していますね。

山中:そもそも、ミクスチャーロックというジャンルって本当は存在しないじゃないですか。

――和製英語ですよね。

山中:日本でそういう文化が生まれたのはDragon Ashや10-FEETが出てきた時代があったからで、あの人らがいなかったらミクスチャーロックはきっと生まれていなかったと思うんです。そういうふうにいろいろなジャンルが回りまわって今があると思うんですけど、俺らも今や中堅バンドということで、ロックがめちゃめちゃ流行っていた時代も体感したし、最近のヒップホップが流行ってきた時代も知っているし、ひと通り体感できたなという実感があって。そんな中で、今、自分たちがカッコいいと思える部分だけを引っこ抜いて、ミクスチャーロックを作るのはいちばんおいしいやろなと思ったんですよね。俺らだけにしか作れないミクスチャーロックをしっかり体現できたなと感じていますし、自分の中ですごく腑に落ちる楽曲になりました。

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信頼できる仲間がいたからこそ、あえて個性を手放すことができた
「BUG」MV

――制作はどのように進めていったんですか?

山中:こういう曲の場合、俺がデモを作ったあと、メンバーに投げて、それぞれで考えてきてもらって、そこに対してまた投げて……というふうに進めていくこともあるんですけど、今回はメンバーに実際に俺の隣にいてもらって、「あきら、ちょっとメロディいろいろ弾いてみてくれへん?」みたいな感じでやりとりしながら進めました。要は、スタジオセッションとDTMの中間のような作り方ですね。自分の手だけで作ったらもっと電子系になっていたと思うんですけど、そういう作り方にした結果、ロックとトラックメイクの間みたいなところをしっかり狙って作ることができました。あとは辻村有記に「これをもっとカッコよくしてくれ」とバンドで作ったものを投げて。そこでも何回かやりとりをして。それで今の形になりました。

――電子音もかなり入っているからこそ、特にギターにはロック感が求められたんじゃないかと。

鈴木:そうですね。ギターだけを聴いたら結構ヘビーな音かもしれないです。例えば、イントロは最初オーソドックスな音色で弾いていたんですけど、途中で「意外とメタル系がいいんとちゃう?」という話になって、試しに弾いてみたら馴染みがよかったりして。音作りの段階からたくさん話し合いましたし、何パターンも録って、どの音色が馴染むのか、いろいろ試しました。


Photo:友野 雄

――トランス感という言葉も出ましたけど、ベースがこれだけ同じリフを弾いている曲はオーラルとしては珍しいですね。

あきら:このリフはまさに拓也の横でいろいろ弾いているうちに出てきたものですね。同じリフをずっと弾いているのに聴いていて飽きない曲にするのはすごく難しいことなので、バンドだけやったらこうできなかったかもしれないけど、有記くんのエッセンスによってそういう印象になったのかなと。弾いていて楽しいし、お気に入りですね。

――ドラムは打ち込みですよね。

中西:はい、全部打ち込みです。だけど違和感なくやれているし、打ち込みにしたからこそギターソロが今までにないくらいに際立っていて、良さがいろいろとあるなと思っています。デビュー当時は自分たちの楽器の音だけで勝負しようというスタンスだったし、拓也も「同期を入れるなんて嫌だ」と言っていたんですよ。だけど今大事なのはそこではなく、純粋にいい音楽をリリースすることが目的で。そのためには生演奏にするべきなのか、それとも打ち込みなのか、という選択を、自信を持ってできているのが今の僕たちなのかなと思います。


Photo:友野 雄

――JOGOは作曲・編曲だけではなく、作詞にも入っているんですね。歌詞の共作はフィーチャリング楽曲を除けば初めてですよね。

山中:初めてですね。メロディにリズムが必要な曲だったので、「綺麗に言葉を流すためにはどこにどういう言葉を当てはめていくべきか」という視点で相談に乗ってくれるアドバイザーがほしかったんです。有記くんには「ここのメロディに当てはまる母音はどれか」みたいなことを一緒に考えてもらったんですけど、彼の書いた言葉の中には「俺だったらこういう言葉の運び方はできないな」というものもあったし、自分以外の人が書いた言葉を歌うというのもかなり新鮮で、面白かったです。

――そういう視点から歌詞を捉えることも今回が初めてだったのでしょうか?

山中:そうですね。俺は元々メロディの綺麗な曲が好きで、オーラルでもそういうものをずっとやってきたんです。それは歌謡曲やL'Arc~en~Cielからの影響が大きいと思うんですけど、一方で自分のルーツには、レッド・ホット・チリ・ペッパーズやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンもいて。だけど、そういうところに対してはあんまり曲を作ってこなかったんですよね。

――だけど今回はそこに挑戦したんですね。以前インタビューで、山中さんはソロ活動で音楽制作をする中で他のミュージシャンから「メロディがいい」と言われることが多いし、それを自分の個性だと認識していると話してくれましたよね。ということは、今回はあえて個性を手放すということをやってみたと。

山中:それができたのは、やっぱり辻村有記のことを信頼しているからですね。人としてすごく真摯な態度で向き合ってくれるし、自分の意見も聞いてくれるので……「ここで手放さなかったら多分もうずっと手放せへんな」と何となく思ったというのはあります。「この人とだったら」と思わせてくれるのは、JOGOだけではなくって、オーラルのメンバーはもちろん、EPに参加してくれたKamuiやSiMのMAHくん、SKY-HI、MY FIRST STORYのHiroもそう。昔はかなり意地になって「いや、俺が」という態度をとっていましたけど、今は「仲間と協力していいものを作ろうや」ということを優先させている自分がいます。

――先ほどの中西さんの打ち込みの話とも通じますが、「信頼できる仲間と一緒だから新しいことにも挑戦できる」という自由さが今のオーラルにはあるんでしょうね。

山中:うん、そうですね。

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自分の人生に必要ないと思う人とは絡まない

――そういったモードは、新曲はもちろん、2日目は対バン形式で開催される【PARASITE DEJAVU 2022】や、山中さん主宰のクリエイティブレーベル「DREAMLAND」にも反映されているように思います。また、【Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」】の東京公演はブラスやコーラスを入れた編成でのライブでしたが、手練れのスタジオミュージシャンを呼ぶのではなく、山中さんの歌の先生や英語の先生など、自分たちのよく知る仲間を呼んでいたのが印象的でした。

あきら:前に、拓也から「ダウンタウンみたいになりたい」と言われたことがあったんですよ。

中西:自分たちの冠番組にいろいろな芸人さんを招いているダウンタウンのように、自分たちがホストになって、ゲストとしていろいろなアーティストを招くような感じで活動をしていきたいって話だったよね?

鈴木:そうそう。

山中:フェスシーンで俺らが仲良くしている友だちのバンドマンがめちゃめちゃ出てくる番組がないよなあと。それで「だったら、俺らが作ったらいいんちゃう?」と思ったんです。

あきら:何かに乗っかるんじゃなくて、自分たちがやりたいことをやりたい人たちと続けていったら、いつか“村”が作れるんじゃないかなと。そのための道を歩き始めたのが今ですね。結局、友達とやっている方が楽しいしなあ?

山中:うん。昔は「“楽しい”だけを取るなんてクソや」って言っていた気がします。でも今はむしろ「自分たちが楽しまないと伝染していかへんよな」と思うようになってきたんですよね。俺ら4人とも東京に来てからいろいろな人に出会って、言い寄られたりすることもありましたけど、ご時世もあって、ここ2年くらいで「この中で、中学・高校のツレみたいな感覚で接することのできる人ってどのくらいおるんやろ?」と改めて考えるようになったんですよ。取捨選択と言ったら言葉が悪いですけど、「この人といる時はめっちゃ楽や」「この人はちょっと違う」というふうに、仲間の存在がすごくはっきり見えてきたというか。「売れる/売れへんよりもそっちの方が大事じゃない?」という気持ちになってきているし、歳をとった時に、バンドというものを介さなくても、家族を連れて仲間と集まれるような環境を作ることのほうが、自分たちにとって幸せなんじゃないかというところに着地しましたね。


Photo:友野 雄

――人間としての幸せを追求していこうという感覚でしょうか。

山中:その感覚にめちゃめちゃ近いですね。若いバンドが出てきても、「何でこのバンドが売れてんねん。クッソ腹立つ~!」と思うことがマジでなくなったんですよ。「頑張れ! そのまま行け!」って純粋に思えているし、「そもそも違う音楽をやってるんやから」ということに気づき始めたんでしょうね。だから、カッコいい音楽をやっている人がいたら「カッコいいね! 遊ぼ!」ってなるし。別に音楽がダサくても人さえよければ、「人としてカッコいいね! 遊ぼ!」ってなる。

――どちらにしろ「遊ぼ!」に着地するんですね。でもデビュー当初は、「クッソ腹立つ~!」と言いながら、全方位に牙を剥いていたバンドだった印象があって。

一同:(笑)

山中:どうして変わったんやろ? でも、あきらの存在は結構デカかったですね。

あきら:え、俺?

山中:一緒に吞んでいる時に「人生、結局笑った数が大事やろ」とか言ってくるんです。最初は「また呑気なこと言ってるな」と思ってましたよ。でも、生きていく中で大切な人の数が増えていくと、「全員に好かれなきゃ」という気持ちがどんどんなくなっていって。自分の中でマストだったことが全部「やらなくてもいい」に変わっていくんですよ。そうして自分自身すごく楽になって、人生が楽しくなってきたタイミングで、あきらのその言葉がめっちゃ響き始めて。あいつが言っていたこと、わかってきた気がするな、って。

あきら:でも俺がずっと笑っていられたのは、代わりに拓也が苦しんでくれていたからなんですけどね。だけど今は拓也が笑えているのに俺も笑えているし、シゲ(鈴木)、まさやん(中西)も含めてみんな笑えているから、「あ、よかったな」という感じで。

――すごい。ハッピーエンドですね。

山中:あはははは! まあ、さっき「村」っていうワードも出てきましたけど、今のオーラルのモードとしては、コミュニティ作りをしっかりやっていこうという感じです。自分の人生に必要ないと思う人とは絡まない。仲間のことはめっちゃ大事にする。そこはめちゃくちゃきっぱりしているし、ある意味貪欲になってきているのかもしれないですね。


Photo:友野 雄

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