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ガーランド・ジェフリーズ来日記念インタビュー&プレイリスト ~甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)からのコメントも到着!



ガーランド・ジェフリーズ インタビュー

 ロック、ブルース、ソウル、レゲエを横断し、NYのストリートの詩情を体現するガーランド・ジェフリーズ。デビュー以来、ストリートの匂いが感じられる作品の数々をリリースし、ブルース・スプリングスティーン等と並び称されてきた、シーンの生き証人とも言えるレジェンドの来日を前にインタビューを敢行。今年リリースした新作アルバム『14 Steps To Harlem』や盟友、ルー・リードについて、そしてニューヨークのストリート・ミュージック・シーンについて大いに語ってもらった。さらに、ガーランド・ジェフリーズ本人が選ぶ「ストリート・ロックBEST15」も公演前にぜひチェックして頂きたい。

生の音楽を感じられるグループ以外好きじゃなかった

−−今年、最新アルバム『14 Steps To Harlem』をリリースされましたが、このタイトルに秘められた意味を教えてください。

ガーランド・ジェフリーズ:この“14ステップス”というのは、駅の数でも階段の数でもなく、無意識に、私の父のレイが仕事場へ向かう姿を窓辺から見ていた思い出から来ている。父が毎朝階段を駆け下りて歩道に出て、地下鉄でハーレムに出勤する姿を、私は上の階からいつも見ていたんだ。父は小さな工場の作業長として働いていた。私たちはブルックリンのシープスヘッド・ベイに住んでいて、ハーレムまでかなり距離があるんだが、父は電車で長い時間かけて出勤し、夜に帰ってくる。長い道のりだ!私たち家族を養うために、身を粉にして働いてくれた父を見習おうとしているが、なんせ私はミュージシャンだから、もう少し楽な仕事をしているよ。でも世界中には労働倫理のない人が大勢いる。私にはあることに感謝しているし、それを音楽にも反映させている。ステージに立つときは全力で歌っているよ。

――盟友ルー・リードの死後初めてリリースしたアルバムですが、「Waiting for the Man」にはルー・リードに対するリスペクトや強い想いが感じられます。なぜこの曲をカバーしようと思ったのですか?

ガーランド:2、3年くらい前からこの曲を歌いはじめた。バンドメンバー全員、この曲を演奏するのが大好きで、歌詞もまるで映画の世界のようだ。“俺はあいつを待っている。手には26ドルだけ。レキシントンの125丁目まで向かう。気分も悪いし、不満だらけ。今日という一日にも、この人生にも。はあ、俺はあいつが来るのを待っている。”(注釈:あいつ(the man)はドラッグ売人を指している。)この曲はニューヨークをテーマにしたルーの曲で、私の音楽を聴いている人は誰でも知っている曲だ。私は出身都市ニューヨークを題材にした曲が好きでね。私は、ルーとも、ジョン・ケイルとも仲が良かったんだ。(注釈:ルーとジョンはヴェルヴェット・アンダーグラウンドのオリジナル・メンバー。)ルーと私はシラキュース大学で出会い、彼は詩人と作家になることを夢見ていた。当時の彼がロックの虜になっていたとは考えられない。毎日、午後4時になると彼のメンターである詩人のデルモア・シュワルツとオレンジ・バーで飲んでいた。デルモアにはデュボネのオンザロックを薦められてね。大人の飲み方をそこで学んだんだ。ルーと私は生涯の友となり、彼には本当にたくさん支えられ、親切にしてもらったよ。世間からは風変わりな性格で知られているが、私はルーと一緒にいて、居づらいと感じたことは一度もない。心の底から親友と呼べる友情関係だった。



▲Garland Jeffreys - Waiting For The Man (Live Acoustic)


−−また、ビートルズの「ヘルプ!」もカバーしていますが、こちらも何故この曲だったのか、理由を教えて下さい。

ガーランド:ジョン・レノンとは少し知り合いで、1970年代にレコード・プラント・スタジオで偉大なエンジニアの故ロイ・シカラから彼を紹介された。ジョンはとても優しい男で、冗談好きな面白い男だった。「ヘルプ!」のバラードをレコーディングしようと考えてるとジョンに話したことがあり、(当時は、単なるアイデアベースでしか考えてなかったんだが)、後日メモが付いたシートミュージックが家に届いたんだ!他のアーティスト同様、彼も自分の曲をカバーされるのが好きだったんだろう。有名なインタビューがあって、確かローリングストーン誌のものだったと思うんだけど、そこでジョンは「ヘルプ!」はバラードの曲を想定して書いたと答えている。彼からもらったあのメモがまだ残っていることを祈りながら、今、昔の資料を探っているところだよ!

−−アルバムを作る上でインスピレーションとなったものはなんですか?

ガーランド:他にも色々と考えられるが、一番のメインテーマは、過去を振り返ること、感謝すること、時間は過ぎるもの(Time goes away)で、今あるものは、手元にある今の内に楽しむべきと認めることだ。私は大物スターにはならなかったが、この音楽キャリアと人生において大変幸せで楽しい思いをしてきた。そういったことを音楽でも表現したいと思ってきた。レゲエ音楽の開拓や70年代、80年代の思い出話、私の大切な人物で、既に亡くなっているアーティスト二人へのトリビュート、80年代に作ったカセットテープを掘り起こして完成させた曲(「When You Call My Name」)、ローリー・アンダーソン(ルーの妻)がヴァイオリン参加した「Luna Park Love Theme」、そして私の娘のサヴァンナが参加した「Time Goes Away」など、これら全てが過去と現在を結び付け、人生の輪を認識する意義となっているんだ。

−−「14 Steps To Harlem」のミュージックビデオのアイデアはご自身で思い付いたのですか?映像はあなたが見ていた風景でしょうか?

ガーランド:あのアイデアは私の妻でマネージャーのクレア、そして私たちの友人で、昔からビデオ撮影をしているダグ・ウェブによるものだ。ダグはミネアポリスで暮らしている。映像のほとんどは記録資料から使用したもので、いくつか映像や写真を見て、この曲を一番いい方法で表現できるものを厳選したんだ。父が作業長として働いていた時代を忠実に表したくて、アフリカン・アメリカン達が一生懸命働く姿、仕事に対して誇りを持っている姿が写された写真を多く見つけることが出来て本当に嬉しかった。私は自分がやっていることに誇りを持つという定義を信じている。駅や街中の風景など、見覚えのある風景写真もいくつかあったよ。



▲Garland Jeffreys - 14 Steps To Harlem (Official Music Video)


−−ルーと初めて出会った時の印象や思い出に残る出来事はなんですか?

ガーランド:彼とは、1961年にシラキュース大学のカフェテリアで初めて会ったんだ。私が新入生で彼は学年が一つ上。紹介されたわけでもなく、偶然ランチの列で一緒になって、都会出身のクールなキッズのように、お互いのことを聞きあった。彼はロングアイランド出身で私はブルックリン出身。おそらく彼の方が私よりも既にクールだったかもしれないが、一緒に遊んだ時にお互いドゥーワップのファンだってことが分かった。私はフランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズの熱狂的なファンで、ルーはThe Veloursやザ・ムーングロウズ、ジェスターズ、パラゴンズを好んで聴いていた。私達二人とも、生の音楽を感じられるグループ以外好きじゃなかったんだ。お互いが好んで聴ける音楽の基準みたいなものがあった。二人ともソングライターやパフォーマーになるなんて真面目に考えていなかったが、音楽が誰かの人生を救うと知っている者が考えるように、私たちもポップミュージックの存在を気にかけていたことは事実だ。

−−彼から最も影響を受けたことはなんですか?

ガーランド:彼は私の音楽をサポートしてくれて、時には宣伝もしてくれた。70年代には私をオープニングアクトに選んでくれて、ニューヨーク市のリンカーン・センターで行われたショーは最高だったな。彼は義理に厚く、私のライブを見に来てくれたこともある。彼の楽曲の「You Wear It So Well」にバックコーラスとして参加したこともあるし、彼が「The Contortionist 」に参加してくれたこともある。彼は出来る範囲で私を支持してくれたし、これまでずっと私の親友だった。探求欲もあり常に音楽のセンスを伸ばしていた。最期まで音楽作りに励む姿は私にとって刺激になったね。

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粋で、頭で考えすぎず、うぬぼれすぎもしない、正真正銘の音楽

−−あなたの音楽は様々なジャンルの音楽を内包しますが、この多様性はどこから生まれたのでしょうか?ご自身の音楽のルーツはどこにあるのでしょうか?幼少期に聞いていた音楽はなんですか?

ガーランド:母が私を産んだ時、彼女はまだティーンネイジャーだったんだ。当時は現在と比べて、ポピュラー音楽と呼ぶ音楽の範囲が幅広かったため、家では、ビッグバンド(デューク・エリントンやジョージ・シアリング)、ジャズ(サラ・ヴォーンやビリー・エクスタイン)、ポップス(ナット・キング・コール)、そしてもちろん、ドゥーワップといった、ブルックリンのストリートで聴こえてくるような音楽が流れていた。至る所に音楽があって、ラジオの影響力も莫大だったね。

−−1960年代から音楽活動をしていますが、自身のキャリアにとって一番重要なターニング・ポイントとなった出来事はなんでしょうか?

ガーランド:「Wild in the Streets」がニューヨーク中のジュークボックスで流れたことかな。行きつけだったナイトクラブのMax's Kansas Cityとかでね。The Village Voice紙が『ニューヨークシティについて歌った曲トップ60(The 60 Best Songs Ever Written About New York City)』で、第7位にこの曲を選んでくれて、その記事の中で「もしニューヨークシティのジュークボックス・バーでガーランドの曲が無ければ、立ち去りなさい。その店はハズレ」と言ってくれている。ニューヨーク中のジュークボックスで流れたことで、自分自身の正当性と、この曲を自分が作ったのだと実感することが出来たし、それからというものは、長期間レコーディングから離れていたけれども、私は音楽の道で成功したのだと見なしている。



▲Garland Jeffreys - Wild in the Streets (Official Music Video)


−−あなたにとって「ストリート・ロック」、「ストリート・ミュージック」とはどのような音楽ですか?

ガーランド:粋で、頭で考えすぎず、うぬぼれすぎもしない、正真正銘の音楽だね!若者達が自然にプレイしはじめ、聴かれることを目的に、自分達は音楽の世界で一体どのランクに位置するかと考え過ぎなくてもいい音楽のことだ。

−−1973年のデビュー曲「Wild in the Streets」が米ドラマ『ゲット・ダウン』やVansのスニーカーのCMにフィーチャーされましたが、この曲が再び注目を集めていることはどう思いますか?

ガーランド:もちろん、すごく嬉しく思っているよ。スケーターたちのコミュニティでは、サークル・ジャークスのカヴァー・バージョンがとても影響力があったから、この曲は彼らが書いたものだと思っていた人もいるようだった。だから結果的に私のバージョンが正当に評価され認められたことを特に嬉しく思うよ。

−−「Wild in the Streets」はどのようにして完成したのですか?制作秘話などがあれば教えてください。

ガーランド:この曲のバックヴォーカルは実際にストリートにいた人たちを連れて来て録ったんだ!…というのは少し語弊があるかもしれないが、しかし、たまたま偶然その日にスタジオにいたうちの一人が、デヴィッド・ピール(2017年4月に逝去)だった。彼はニューヨークのアンダーグラウンドのミュージシャンで、ジョン・レノンに慕われていたんだ。そして、エンジニアのロイ・シカラがヴォーカルに“ストリート”のエフェクトをかけた。それから、若かりしジミー・アイオヴィンがエンジニアのアシスタントとしてこの曲に携わっていたのを知っていたかな?それが一番の秘密だ!

−−いまもニューヨークを拠点に活動しているのですか?以前出演したフジロックフェスティバルでもステージで「ニューヨークシティ!」とシャウトしていましたが、あなたにとって、ニューヨークはどんな場所ですか?

ガーランド:「ニューヨークは私のホーム、サイクロンから1000ヤード離れた場所で生まれ、周りを見渡す度に、このジェットコースターのような町がどれだけ好きなのかということに気付く」という「Roller Coaster Town」の歌詞にもあるように、これだけは譲れないんだ。田舎や他の国に引っ越してみようと思ったこともあるけど、きっと一生ニューヨークから離れなれないと思う。私にとってニューヨークは素晴らしい人種のるつぼを象徴していて、みんなが寄り添っていくには、一緒に上手くやっていかなければならないという決まり文句があるんだ。ニューヨークに問題が無いわけではない、むしろたくさんある。しかし、本物のニューヨーカーは世界の住人なんだ。私の住んでいる小さなアパートメントでさえ、ユダヤ教徒、イスラム教徒、黒人、白人、ラティーナ、同性愛者、異性愛者、お金持ちの大学生、それから年金暮らしの老人やフランス人家族のように様々な人が住んでいる。ニューヨークはすごくダイナミックで、常に変化していて、そのエネルギーにインスパイアされているんだよ。

−−昔と今と、ニューヨークの街はどのように変わりましたか?また、いまのニューヨークのストリートミュージックシーンについても教えてください。

ガーランド:ニューヨーク、特にマンハッタンは、いまの若手のアーティストにとって生き残っていくにはより厳しい街になってきている。私は、今は昔よりストリートミュージックとあまり繋がっていないんだ。ブルックリンや他の行政区にいる若手ミュージシャン、そして私の娘(サヴァンナ・ジェフリーズ)はより良い考え方を持っている。ブルックリンのブッシュウィックでアルバムのレコーディングを行っているときに、隣に大きなリハーサル用のスタジオがあって、そこはいつも若いロック・バンドで溢れ返っていた。みんな自分たちのライブに向けたリハーサルをしているんだ。ニューヨークはヒップホップやラップが生まれた土地と呼ばれているが、今のほとんどの音楽は自宅のスタジオで作られているように感じるんだ。見えないコンピューターの上で、私たちがやってきたようなストリートの上ではなく。



▲Garland Jeffreys Roller Coaster Town


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自分自身をケアしなくてはいけないという姿勢に変わった

−−デビュー以来、現在に至るまで現役で活躍していられる理由はなんだと思いますか?また、デビュー以来、音楽に対する姿勢は変わりましたか?

ガーランド:こうして今まで現役として活躍できているのは、ただ単に音楽が大好きで音楽を辞めたいと思ったことはないし、自分にはこれしかないからだと思う。メジャーなレコード・レーベルとも仕事をしてきたけど、いつも苦悩があった。彼らは、アーティストとしてちゃんと稼いでいないと十分に手をかけてくれないんだ。それは今も変わっていない。2011年にレコーディングを再開した時、「Luna Park Records」という自身のレーベルを立ち上げた。もし何かが上手く行っていなかったら、その責任は自分で負うことになったが、自分自身でコントロールできていると実感できるようにもなったよ。誰かが私のケアをしてくれるのではなく、私自身が自分のキャリア、そして自分自身をケアしなくてはいけないという姿勢に変わったんだ。しかし、私の音楽への純愛、そしてパフォーマンスに対する気持ちは日々強くなるばかりだよ。

−−ライブ・パフォーマンスの醍醐味は?常にエキサイティングで新鮮味のあるパフォーマンスをする為に心掛けていることはありますか?

ガーランド:ここ最近はパフォーマンスの機会が足りていないように感じるね。オーディエンスの規模に関わらず、一度ステージに上がればパフォーマンスに飽きることはない。最近は、歌にトークと物語をミックスするようにしているんだけど、その時にどんな話が出てくるのかは自分でもわからないんだ。よりゆるい感じで即興的なステージになる。だから、バンドは私についてこなくてはいけなくなるね!時々、自分自身の歌詞に感情的になることもある。また時には、その歌の内容に繋がりを感じることもある。そして、他のアーティストの曲をカヴァーする時には、彼らへの深い尊敬の気持ちが溢れてくる。ショーの後にファンと会話するのも楽しみの一つだ。彼らがいつ初めて私の音楽を聴いたのか、私たちとの繋がりだったり、そういった話を聞くことが大好きで、とても愉快なんだ。それにファンの子供たちとも会場で会えるのも嬉しいね。

−−いま特に注目している若手のアーティストはいますか?

ガーランド:フランク・オーシャン、The Frightnrs、Palm、それからサヴァンナ・ジェフリーズ!

−−今回は音楽フェス朝霧JAMと単独ギグがありますが、それぞれどのようなライブにしようと思っていますか?可能な範囲で構わないので、披露しようと思っている曲を教えてください。

ガーランド:今回のショーはどれも私たちにとって本物の喜びだ。新作『14 Steps To Harlem』からの曲(「Venus」や「When You Call My Name」など)は披露する予定だし、これまでに私がリリースしてきた「The Contortionist」や「Wild in the Streets」や「Ghost Writer」、それから「Help」と「Waiting For The Man」のカバーは必ずやろうと思っている。日本の熱心で感謝を忘れないファンに向けて、私たちのいつものエネルギッシュなショーを届けるつもりだよ。

−−今回の来日で楽しみしていること、日本でやりたいことはなんですか?

ガーランド:今回の再来日をとても楽しみにしているんだ。2014年の来日の時は、もの凄く暑くて、来日前のショーと時差ボケで少し疲れてしまっていてね。今回は、涼しい時期で、もう少し自由な時間があるといいなと思っている。美味しい寿司は絶対に食べようと思っていて、それから東京のサラリーマンが行くような蕎麦屋で天ぷらそばを食べられるといいなと思っているよ。バンド・メンバーたちは街を歩き回ってみたいとも言っていたね。メンバーのうちの一人は今回が初めての日本なんだ!妻のクレアと私は、古くからの友人に会えることを楽しみにしているよ。1987年に来日したとき、戦前からあるという老舗のしゃぶしゃぶ屋にその友人が連れて行ってくれたんだけど、またそこに行けたらいいなと思っているんだ。それから、クレアはデパ地下にも行きたいはず!そしてもちろん、ピーター・バラカンのラジオ番組「BARAKAN BEAT」での彼とのトークも楽しみにしているよ。彼の兄弟、ショーン・フォンテインは昔、私のバンドでギタリストとして演奏してくれていたんだ!

−−最後に、貴方の来日を楽しみしている日本のファンにメッセージをお願いします。

ガーランド:日本にいる私の古くからのファン、そしてこれから私のことを知って頂けるみなさんの前で、ストリート・スタイルのワイルドなショーを披露するのが待ちきれないよ!



▲Garland Jeffreys - Venus - 4/14/2017 - Paste Studios, New York, NY

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ガーランド・ジェフリーズが選ぶ「ストリート・ロックBEST15」プレイリスト

01. I'm Waiting for the Man - Lou Reed

理由は明らかだと思うが、この特別で映画のようなニューヨーク・シティーの曲をカヴァーしたところなんだ。


02. Spanish Stroll - Mink DeVille

ラテンのパーカッションは愉快だし、彼の言葉の表現方法は素晴らしいんだ。


03. The Pope Smokes Dope - David Peel & The Lower East Side

デヴィッド・ピールの死を悼んで。


04. Rockaway Beach - Ramones

ニューヨークのスリー・コードだ。


05. Lust For Life - Iggy Pop

物凄いエネルギー、そしてイギーとデヴィッド・ボウイのパワーが合わさった曲だよ。


06. 96 Tears - ? And The Mysterians

ガレージロックのクラシックで、私もカヴァーしたことのある素晴らしい一曲。


07. Tenth Avenue Freeze-Out - Bruce Springsteen

ブルースはこの曲で叙情的でありながらも間違えなくロックの気持ちを込めているね。


08. Out In The Streets - The Shangri-Las

私のドゥーワップに対する愛を反映されている曲。


09. Gloria - Van Morrison

ヴァンはこの曲で彼のエレメンタルな部分を最大限に出しているよ。


10. The Dark End of the Street - James Carr

この曲が多くのアーティストからカヴァーされる理由は、典型的な“シティー”が表れているからなんだと思う。


11. Looking For a Kiss - New York Dolls

まったくやんちゃな曲だ!


12. Down At The Rock and Roll Club - Richard Hell & The Voidoids

リチャード・ヘルは、パンク・ロックを生み出した一人だと私は思う。


13. 14th Street Beat - Sylvain Sylvain

ニューヨーク・ドールズのオリジナル曲。


14. Fight The Power - Public Enemy

この曲は影響力や妥当性を全く失っていない。


15. Shattered - The Rolling Stones

気骨のあるラフなストリート時代のように、この曲も年々良くなっているように感じるね。


Billboard JAPANのApple Musicプレイリストはこちらから>>>

ガーランド・ジェフリーズによるSpotifyプレイリスト
「RACE RECORD ARTIST PLAYLIST」

甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)からのコメントも到着!

写真

ガーランド・ジェフリーズからビデオ・メッセージが到着!

▲Garland Jeffreys Video Message for Billboard Live 2017

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OTCD-3053 ¥ 2,420(税込)

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