2012/12/10 17:00
10か月連続配信、アニメ、映画主題歌含むシングルリリース等の音楽活動はもちろん、初のTVドラマ出演や映画出演と、今年はデビュー10周年らしく精力的な活動が目立った一青窈。12月8日 台湾で7年ぶりのワンマンライブを開催した。
<ビックリするぐらいの義援金を頂き、心から感謝しています>
10周年の締め括りとして、幼少時代に家族と過ごした第二の故郷・台湾へ。1914年に歴史的な建物として認定され、人気スポットとなっている「華山1914 創意文化園區」内にあるLegacy TAIPEIでワンマンライブを行った彼女は、まず日台間の交流会でもよく歌われる台湾民謡「雨夜花」をアカペラ歌唱した。そして10年前の12月に発売されたデビューアルバムからタイトルチューン「月天心」を。
また、台北の天気は雨だったことから「私、雨女ってよく言われるんですけど、ライブをやるとほぼ雨が降るんです。台湾でも4年前に国父記念館でのコンサートが台風で中止になりました」と中国語で笑いを誘いつつ、「もう一年以上経ちましたけど、去年は大きな地震がありました。台湾の皆さんにはビックリするぐらいの義援金を頂き、心から感謝しています。きちんとお礼を伝えたくて今に至ります。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを直接届けた。
<ラスト曲は「ハナミズキ」、そして……>
その後、被災地で歌い続けてきた「時代」、震災の影響で就学困難になった若者達を応援するローソン『夢を応援基金』テーマソング「道案内」、映画『愛と誠』主題歌「愛と誠のファンタジア」等を熱唱。テレサ・テン他多くの歌手に歌い継がれ、今や中華民国、中華人民共和国、香港、シンガポールのみならず、全世界の中国人に歌われるチャイナ・メロディの代表曲『何日君再来』も披露した。また、ラスト曲「ハナミズキ」の前には、「私は台湾が大好きです。父の祖国で歌えることを心から感謝します」と全編中国語で語った。
そんな自身にとっても意味深いライブを行った一青窈は、来年1月26日から全国15か所のツアー【一青窈 TOUR 2013「一挨一拶」】を開催する。
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