2020/05/18
2020年5月に卒業を迎えたものの、新型コロナウイルスの影響で例年のような卒業式を体験できない高校生や大学生のために、『#Graduation2020: Facebook and Instagram Celebrate the Class of 2020』と題されたヴァーチャル卒業記念イベントが15日に生配信された。セレーナ・ゴメス、ジョン・メイヤー、カーディ・Bなどの有名アーティストが、人生の先輩としての心のこもったメッセージやアドバイスで卒業生たちの門出を祝っている。
ジョン・メイヤーは、「近頃は誠実さが不足している。結構まれで、とても貴重だ。そしてとても傷つきやすいものでもある」と、皮肉を言うのは簡単だと述べた上で、「自分が本当に思っていることを言うのは難しいよね、だって第一に本当に思っていることを言わなければならないわけだし、第二に、そしてこれが最も重要だけれど、自分が言うことを理解していなければならないから」と語っている。そして誠実であるならば、「不安でも、怖くても、興奮していても、恐ろしくても、それが何であれ、リアルタイムで相手に伝えることができるよね。君が誠実ならば、それは強みになる」と語り、「だから僕も誠実に、君たちの人生が最高に幸せであることを祈っているよ。僕はもう、世界が変わることを待たなくてもいいんだ、だって君たちがいる世代に任せておけると、これまで以上に確信しているから」と、若者たちを激励した。
セレーナ・ゴメスは、「皆さんは、ここまで来るために信じられないくらいの努力をしてきたことだと思う。そして、おそらく思い描いていたであろう卒業式とは大分違うということも分かっているけれど、皆さんが今後ずっと何をしていけばいいのか分からなくても大丈夫だよ、と言わせてほしい。方向性や情熱を見つけるのは旅のようなもの。だから間違いや挫折に失望しないでね、誰にでも起こることなのだから」と語っている。
DJキャレドは、「2020年の卒業生たちへBIG UP。神のお恵みを、そしておめでとう!この卒業式は永遠に語り継がれるだろう。君たちは選ばれたんだ!そうだよ、君たちは選ばれた!君たちが未来だ。君たちが次の大統領、医者、弁護士、ミュージシャン、アスリートなどなど枚挙にいとまがない。若者の世界が世の中を動かすんだ。DJキャレドからおめでとう!ずっと愛してる」と述べ、キャッチフレーズの“アナザー・ワン”で締めくくっている。
カーディ・Bは、「高校、そして大学の卒業生たちみんなにおめでとうって言いたい。おめでとう、おめでとう、おめでとう!コロナウイルスなんかに、そして何からもこの特別な瞬間を奪わせちゃだめ」と語り、大学の授業の選び方について彼女らしい現実的なアドバイスをしている。そして、「これはただの卒業証書、ただの卒業なんかじゃないんだよ、これは知識。君たちが頑張ったこと、多くの夜を勉強のために費やしたことへの認識」と述べ、「これからみんなの人生が始まるしお金も稼げるね。自分のスキルや努力の証を見せる時が来たんだね!」と祝福している。
マイリー・サイラスは、自身の感動的なバラード「The Climb」を披露する前に、「高校、そして大学の最終学年の皆さん一人一人、そして皆さんが成し遂げた全てのことを祝うことができて本当に光栄に思っている。2020年の卒業生の皆さんについて、皆さんから受ける刺激について考えていたら、この歌をシェアしたいと思ったの。新たな意味が込められたように感じられる。信念を貫いて、動き続けて、登り続けてね」と語っている。
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