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2012/11/05 17:54

サンディによりCD店も休業…ミル、セールスより心配なもの

 フィラデルフィアのラッパー、ミーク・ミルはデビュー・アルバム『ドリームズ&ナイトメアズ』をリリースしたばかりだが、彼の関心はアルバムの売上げではなく、ハリケーン・サンディに遭った家族のことを心配していたという。

 ミルは11月2日、レコード会社ワーナー・ブラザースのプレスリリースを通じ、「俺にとって初めてのアルバム・リリースでとても嬉しかった。だけど、同じ日にクレイジーなハリケーンがやってきたので、家族は大丈夫か、木が家に倒れてこないかが心配でしようがなかった」と明かした。ハリケーン・サンディは、ニュージャージー、ニューヨーク地域に多大な被害を残し、停電や断水、また多くの人々が避難する一方、レコード店を含める多くの会社や小売店が休業した。

 「俺の心配は、正直言ってレコード店が店を開けられたかどうかじゃなかった。家族が全員無事にハリケーンをやり過ごすことができたかどうかだった」と続けたミル。しかしながら、『ドリームズ&ナイトメアズ』は17万枚から19万枚のセールスが見込まれているという。