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2019/01/21

宮本浩次ソロプロジェクト、デビュー曲「冬の花」が木村佳乃主演ドラマ『後妻業』主題歌に決定

 宮本浩次ソロプロジェクト、小林武史プロデュースによるデビュー曲「冬の花」が、木村佳乃主演ドラマ『後妻業』主題歌に決定したことが発表となった。

 宮本浩次がソロ活動を意識していた2018年、コラボ作品で歌手・宮本浩次をスタートさせ、そしていよいよ宮本浩次名義の作品の制作に入ったと同時期に、ドラマ『後妻業』の主題歌の依頼が飛び込んできた。ドラマ制作側とキャッチボールをやり取りしながら、エレカシ宮本を意識せず解き放たれた、宮本浩次の「冬の花」が完成した。

 プロデューサーに迎えたのは、2002年、エレファントカシマシのアルバム『ライフ』以来のタッグとなる小林武史。主題歌「冬の花」は、作詞・作曲は宮本浩次。切なく響くメロディーに、繊細かつ重厚なサウンド。そして、ドラマの主人公を連想させるような女性目線の歌詞とエレファントカシマシとは違った宮本浩次でしか成り立ち得ない魅力溢れる楽曲となっている。

 なお、この「冬の花」はドラマ『後妻業』の初回放送1月22日21時~で、初めて聴く事ができる。また本日より『宮本、散歩中。』と題されたサイトがオープン。今後ソロの情報はこちらにアップされていくとのこと。

 ドラマ『後妻業』は遺産相続目当てで資産家の老人を狙った結婚詐欺がストーリー。オトコをたぶらかす天才・武内小夜子は、表向き結婚相談所を経営する柏木亨が陰で営む後妻業のエース。後妻としてその最期を“看取り”遺産を手に入れてきた。そんな小夜子に狙われた資産家の娘・中瀬朋美は知人の私立探偵・本多芳則の力を借り、病床にふせる父の遺産を守るために立ち上がる。4人の壮絶なバトルの火蓋が切って落とされる連続ドラマとなっている。

◎コメント
・宮本浩次
Q.「冬の花」はどんな気持ちで書き下ろしたのでしょうか?
A.ドラマにぴったり合うように木村佳乃さん扮する小夜子を思い浮かべました。台本も全て揃っておりましたし。またドラマのキーワードになる言葉をドラマのプロデューサーから打ち合わせの折、直接いただいておりました。
Q.歌詞とタイトルに込めた意味を教えてください。
A.タイトルは初め、漠然と(真冬の花)にしておりました。それは、最後の最後に、晩節において、大きな美しい大輪の花を咲かせるイメージ、そういう思いです。
Q.初めてのソロ名義での作品となりますが、バンドとの違いで意識されたことはありますか?
A.日本には優れた“歌謡曲”というジャンルがあると思っております。私もいつかそういう歌謡曲を作りたいと思っておりました。そういう思いでこの作品には全力で取り組みました。
Q. 視聴者の方々へメッセージをお願いします。
A.『後妻業』というドラマを思って作った歌です。ドラマと一緒に楽しんで頂けたらこんなに嬉しいことはありません。ただ曲の作者は私(宮本)ですので、ドラマに合わせているとはいえ、当然、私のストレートな思いも歌われていると思います。また、久しぶりに小林武史さんと綿密にやり取りをして作りあげたサウンド、近年の日本の音楽にはない独特のサウンドを楽しんで頂けたらと思います。

・木村佳乃
宮本さんのこの楽曲は、小夜子の背負った性(さが)をこの上なく悲しく、美しく、表現して下さっております。小夜子を演じる身として、背中を押して頂きました。

・栗原美和子(連ドラ『後妻業』企画プロデュース)
連ドラ『後妻業』は痛快サスペンスドラマですが、もう一つ大事な要素として“大人のラブストーリー”が在ります。宮本さんには「そのラブストーリー部分を大いに盛り上げて欲しい」と依頼しました。
見事にそのリクエストに応えて下さった「冬の花」を頂戴しました。主人公の裏の顔、つまりは切なさを表現して下さっています。主題歌=宮本さんの声が流れた瞬間、視聴者は一気に切ないモードに引き込まれていくこと、間違いありません。


◎配信情報
デジタルシングル「冬の花」
2019年2月配信予定

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