映画『僕らのごはんは明日で待ってる』完成披露試写会が１１月３０日、東京都内で行われ、出演者の中島裕翔（Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰ）、新木優子と市井昌秀監督が出席した。
　ラブスト－リ－初挑戦で“超ネガティブな主人公”を演じた中島は「実際にもネガティブな中島裕翔です」と明かし、市井監督からも「今ここで見るとものすごくきらきらしているんですけど、役者中島裕翔としては男前だけどその辺にいそうな感じがいい。どこか影を感じて、たそがれてばかりいる亮太にすごくかぶると思いました」とキャスティング理由が語られた。
　これに中島は「見透かされていますね。どうにかそういう影の部分は見せないようにして生きているのですが、スケスケでした。シ－スル－ネガティブ…」と笑わせ、新木からは「撮影中にネガティブと感じたことはなくて、たぶんそんなふうに見せないようにしていたと思います。取材で『実はたそがれたりするときもあります』と答えているのを聞いて、そういうところもあるのかなと」と現場での様子を振り返った。
　また、うるうるキュンキュンするラブスト－リ－を描くこの作品にちなみ、自身の初恋について「小学校１、２年生くらいのとき、雨の日に相合傘して帰ったりしていましたね」と淡い思い出を語ると、客席のファンから「え－！！！」と黄色い悲鳴が響いた。「いいだろ～」と笑ってみせ、「あのころの僕はネガティブなのに頑張りましたね」と過去の自分を褒めてしっかり笑いに変えていた。
　映画は２０１７年１月７日からＴＯＨＯシネマズ新宿ほかにて全国ロ－ドショ－。

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