2016/04/30 12:00
今週のHot100も、アイドルグループが上位を占めている。ジャニーズWESTが首位、欅坂46が3位、℃-uteが4位、AOAが6位、Perfumeが8位とベスト10に5曲もランクインしているのだ。しかし、それぞれのチャートアクションは千差万別。どれも同じパターンでベスト10に入っているわけではない。とくに、上位2組のジャニーズWESTと欅坂46を比べてみれば、その違いがよくわかる。
ジャニーズWESTの「逆転Winner」は、発売されたばかりということもあり、一気に首位を獲得している(【表1】)。ジャニーズはご存知の通り、配信は行わないし動画をYouTubeにアップすることもない。そのため、Hot100の重要な構成要素となるダウンロード数や動画再生数は加算されない。これは一見デメリットにも感じるが、そこはジャニーズならではの戦略。逆に飢餓感を煽り、フィジカルのCD購入に結びつけていくのだ。この表では隠れているが、売上もルックアップ(PCでのCD読み取り回数)もダントツの1位。加えて、ラジオのオンエア回数も9位と検討したことで(緑のグラフ)、今週の結果が出たと考えられるだろう。
一方、3位の欅坂46「サイレントマジョリティー」は、リリースしてから3週目に突入したが、ベスト3をキープし続けている(【表2】)。彼女たちは、ジャニーズとは対称的で、すべてにおいてフル回転。CDの売上やダウンロード数、ラジオのオンエア回数など、いずれも重要だが、動画再生数も大きなポイントとなっている(赤いグラフ)。また、そこからSNSでも大きく拡散されているであろうことは、ツイッターの指数が1位になっていることからもよくわかる(水色のグラフ)。全体の動きを見ていても、ロングセールスになる可能性も高いし、再び首位を狙ってもおかしくないのだ。text by 栗本斉
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