2012/05/10 00:00
今年でグループの40周年を迎えるイーグルスだが、先週末ニューオリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバルで短いツアーを終了させ、メンバーはそれぞれのソロ活動に入っている。しかし、全員確実にバンドのことを考えているという。
今週新しいカバー・アルバム『アフター・アワーズ』をリリースするグレン・フライはバンドがアレックス・ギブニー(アカデミー受賞作家)監督による2枚組DVDドキュメンタリー『ザ・ヒストリー・オブ・ザ・イーグルス』の仕事に取りかかっているという。「インタビューをやっていたんだ。20~30人にインタビューし、集められる限りの映像を集めたよ。特に70年代のね。スーパー8で撮影した映像や写真、インタビューなど、いろいろ準備して、来年の頭までにリリースしたい」
ギブニーはイーグルスやその音楽に特別詳しいわけではないが「僕たちは偉大なストーリーテラー、映画のような映像を描き出せる人を求めていた。彼の作品にはそういう要素があったからね。彼はマーティン・スコセッシの7つのブルース・シリーズのひとつを手がけていて、ほんとに素晴らしいんだ」
ドキュメンタリーのためにイーグルスの新曲が生まれる可能性もある。「アイデアはあるんだけど、まだそれについては言いたくない。全員がいいと思わなくちゃダメだからね」
フライの『アフター・アワーズ』は20年ぶりのソロ・アルバムで、「ルート66」やビーチ・ボーイズ(「カロライン・ノー」)、ランディ・ニューマン(「セイム・ガール」)などのカバーが収録されている。タイトル曲は彼の1984年のソロ『ザ・オールナイター』のセッションから取られたものだ。
「僕の家ではずっとラジオがかかっていて、いろんな歌を聞いていた。このアルバムに収録された歌には、両親が若いときのものもある。彼らは健在だから、いいプレゼントになるよ」
フライは5/9から『アフター・アワーズ』をプロモートするツアーを開始する。
またジョー・ウォルシュは6/5にソロ・アルバム『アナログ・マン』をリリースし、5/17からショーを開始する。ベーシストのティモシー・シュミットは5/19からソロ・ツアーを開始する。
イーグルスのショーも2013年には実現しそうだ。「『ザ・ヒストリー・オブ・ザ・イーグルス』を発表したら、年代順に僕たちの音楽をプレイするようなショーもありうるだろうね。まだ先のことだから、どんな風になるかはわからないけどね」
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