2011/10/12 00:00
かつてはクリス・ブラウン(21)に対して憤りを覚えていたリアーナ(23)だったが、今では“元恋人”が再び音楽界で再び成功を収めてことを喜ばしく思っているようだ。
これは10/16に発売される雑誌『ESQUIRE』の11月号の記事でコメントしたもので、彼女はブラウンに対する激しい怒りによって「自分の時間を浪費していると感じた」そうで、「今ではそれを乗り越え、彼が再びブレイクしていることにとてもエキサイトしている」と語っている。
2009年のグラミー賞授賞式が行われる数時間前の早朝、ブラウンはリアーナに暴行を働き加重暴行罪で有罪となり、5年間の保護観察処分を言い渡された。そして暴行事件から10ヶ月後にリリースされたブラウンのアルバム『グラフィティ』は、売り上げがまったく伸びず期待外れの結果に終わってしまった。
しかし、今年3月にリリースされた最新作『フェイム』は全米アルバム・チャートで初登場No.1を獲得する快進撃ぶりで、アルバムからは「ルック・アット・ミー・ナウ」や「デュース」といった複数のポップ/R&Bヒットが生まれ、すでにゴールド・ディスクに輝いている。
この成功劇を目の当たりにして、リアーナは「彼があの逆境から立ち直るのを見て、本当に驚いてるわ。まるで世の中すべてを敵に回していたような状況だったのにね。でも私は彼の音楽が好きだし、ずっと彼の作品のファンだった。そのことは今でも変わらない」と賛辞を寄せるとともに、「怒りを感じた時期はあったけど、彼がヒドイ目に遭えばいいなんて思ったことは今までに1度もないわ」とコメントしている。
そんなリアーナ自身も、音楽界で快進撃を続けている。暴行事件のあとにリリースした2枚のアルバム『R指定』と『ラウド』は共にプラチナ・ディスクを獲得し、来月には早くも最新アルバム『トーク・ザット・トーク』が発売される。そして最新シングル「ウィ・ファウンド・ラヴ」は、彼女にとって2005年のデビュー以来20曲目となるTOP 10シングルに輝いている。
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