2011/07/13 00:00
俳優で監督のTIM ROBBINSの1STアルバムは彼が経験した精神的苦境に端を発していた。頭をハッキリさせようとしてROBBINSは自分のスタジオに引きこもり、プロデューサーのHAL WILNERにそのことを話さなければ決して日の目を見なかったであろう15曲を書いたのだった。
「『SATURDAY NIGHT LIVE』で知っていた彼に、(監督の)ROBERT ALTMANの2007年の葬式でばったり出会ったんだ」とROBBINSは振り返る。「彼は僕に『聞かせてくれ』って言ったんだ。同時に彼は僕をROGUE’S GALLERYのコンサートのためにイギリスに招いてくれてね。素晴らしいグループだよ。2日間のオフがあって、彼が『スタジオに入らないか?』と言って、一緒に2日半で9曲をレコーディングしたんだ」
7/1日に429レコーズは『TIM ROBBINS AND THE ROUGHES GALLERY BAND』をリリースする。アルバムは昨年ヨーロッパとオーストラリアで発表されており、そこで彼とバンドは30回ほどのコンサートを行なっている。
「自分がバスを好きだってことがわかったよ」
ROBBINSは音楽家族の出だ。亡き父はTHE HIGHWAYMENとプレイし、ニューヨークのクラブ、ガスライトを経営していた。兄弟のDAVIDは映画の作曲家でソングライターであり、母親もミュージシャンだ。彼はフォーク音楽を書き、『DEAD MAN WALKING』、『HUMAN NATURE』、『CATCH A FIRE』に音楽を提供してきた。
ROBBINSは10月に映画の仕事に復帰するまでアルバムのプロモーションを行なう。彼とバンドは7/8にウィニペグ・フォーク・フェスティバルでツアーをスタートし、カナダを縦断して7/19にはシアトル公演、7/20,21にロサンジェルス公演、7/26にニューヨーク公演を行う。ツアーは8/6にエドモントン・フォーク・フェスティバルで終了する。
毎晩彼らはアルバムからのほとんどの曲と、いくつかの新曲、さらにWARREN ZEVON、BILLIE HOLIDAY、PETE SEEGERらのカバーも披露する予定だ。
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