2011/07/11 00:00
JAY-Zは7/7(木)の晩、KANYE WESTとのコラボ・アルバム『WATCH THE THRONE』のプライベート・リスニング・セッションをNYのマーサー・ホテルで開催したが、その最中、JAY-Zはこれまでにも公然と支持を表明してきたオバマ大統領に対し、このところ世間が批判を展開していることについてどう思うかという意見を求められた。
このセッションのために音楽ジャーナリストたちがホテルの小さな部屋に集まったのは、アメリカ労働省が最新の月間雇用統計を発表し、6月の失業率が9.2%にまで再上昇したことが発覚する数時間の前のことだったが、JAY-Zはオバマ大統領への強い風当たりについて「彼は大統領だから、(批判されるのは)フェアなことかもしれない」とコメント。「確かに(この国の現状について)我々は変化を起こさなければならないが、1日ですべてを変えることなんてことは不可能だ。しかし(悪い)数字はウソはつかないし、失業率が依然として高いのは事実だ」と言葉を続けた。
そして5/1にオサマ・ビン・ラディンを殺害したというニュースを公表した大統領を真似て、あたかも記者会見でスピーチを行うストリートのタフな男のような口調で、「あの男は脅威の存在だった。この意味、わかるよな?だから我々は手を下したのだ」と、セリフをジョークにして笑い飛ばしていた。
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