2026/09/14 16:00
現地時間2026年9月12日、セリーヌ・ディオンがフランス・パリで6年ぶりとなるコンサートを行い、ナンテールのプレニチュード・アリーナで26公演にわたるレジデンシーの幕を開けた。この秋開催される最初の16公演で計48万人を動員予定で、第1夜には3万人が集まった。全チケットは発売から数時間で完売し、抽選への応募は900万人を超えた。
ディオンがスティッフパーソン症候群の診断を公表して以来、単独公演を行うのはこれが初めてだった。土曜日の公演で彼女は、フランスで自身を現象たらしめた楽曲の数々に重点を置き、その多くはジャン=ジャック・ゴールドマンが手掛けたアルバム『フレンチ・アルバム』からのものだった。同作は、フランス語アルバムとして史上最も売れた作品であり続けている。英語の大ヒット曲も披露された。大きなセットだが演出はあえて簡素に抑えられ、炎の特殊効果などはなく、すべてが彼女の歌声に焦点を当てるよう作られていた。
ショーは予定より47分遅れで始まり、現地時間午後11時14分まで、およそ2時間半にわたって続いた。彼女は「On Ne Change Pas」で涙ながらに幕を開け、途中でミラーボールのディスコ調のパートに入り、雪が降る中でオペラのアリア「ラ・ワリー」を歌い、誰もが待ち望んでいた「Pour Que Tu M'aimes Encore」のシンガロングの前にはゴスペル・クワイアを従えた。2026年発表のゴールドマン作カムバック・シングル「Dansons」を初披露し、「All by Myself」はアカペラで歌い上げた。
会場にはミシェル・オバマ、オプラ・ウィンフリー、アヤ・ナカムラ、宇宙飛行士のトマ・ペスケらの姿もあった。
この夜最大の賭けは、ダンスフロアへと舵を切った瞬間だった。「I Feel Love」、「Sweet Dreams」、そしてリメイクされた「I'm Alive」は、多くの人が予想していたバラード歌手としての彼女とは違う、より肩の力の抜けた、遊び心のあるディオンの姿を見せた。
以下、セリーヌ・ディオンのパリ公演初日のセットリスト全曲となる。
1.「On Ne Change Pas」
2.「Destin」
3.「Because You Loved Me」
4.「Encore un Soir」
5.「Les Derniers Seront les Premiers」
6.「Tout L'or des Hommes」
7.「The Power of Love」
8.「My Heart Will Go On」
9.「Beauty and the Beast」
10.「The Chase」
11.「J’irai Où Tu Iras」
12.「Ne Bouge Pas」
13.「Dans un Autre Monde」
14.「I Feel Love」(ドナ・サマーのカバー)
15.「I’m Alive」(エレクトロ・ディスコ・バージョン)
16.「That's the Way It Is」
17.「Sweet Dreams (Are Made of This)」(ユーリズミックスのカバー)
18.「Dansons」
19.「Ziggy (Un Garçon Pas Comme les Autres)」
20.「Courage」
21.「Love Can Move Mountains」
22.「The Prayer」
23.「It's All Coming Back to Me Now」
24.「Je Chanterai」
25.「Ebben? Ne Andrò Lontana」(『ラ・ワリー』より「さようなら故郷の家よ」アルフレード・カタラーニ)
26.「All by Myself」
27.「Pour Que Tu M'aimes Encore」
28.「S’il Suffisait D'aimer」
29.「Des Milliers de Baisers」
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