2025/04/14 13:30
リゾが、現地時間4月12日に全米放送され、俳優ジョン・ハムがホストを務めた『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)に音楽ゲストとして出演し、ドナルド・トランプ米大統領の経済政策に対してメッセージを発信した。
番組に登場した際、リゾは「TARIFFIED(関税と恐怖をかけた造語)」と赤い大文字でプリントされた黒いTシャツを着用しており、これは明らかにトランプが発表した中国製品への145%の新しい関税政策に対する皮肉だ。
リゾは、今回の出演で近日発売予定の5枚目のアルバム『ラブ・イン・リアル・ライフ』を宣伝した。彼女にとって『SNL』への出演は今回で4回目で、2022年にはホストも務めた。
オープニングのパフォーマンスでは、リゾはエレキギターを携え、3人のバックコーラスと「Love in Real Life」と「Still Bad」のメドレーを披露。ギターを激しくかき鳴らした後、それを手放して黒衣装のダンサーたちとともに、エネルギッシュなパフォーマンスを完成させた。パフォーマンス中、彼女は終始政治的メッセージを込めた「TARIFFIED」Tシャツを身にまとっていた。
また、番組後半でリゾは「Don’t Make Me Love You」という楽曲を見事に歌唱した。『ラブ・イン・リアル・ライフ』の収録曲と思われており、1980年代風の雰囲気を感じさせる演出だった。彼女は金色のきらびやかなドレスをまとい、風に髪をなびかせながら、力強くエモーショナルな歌声を届けた。
リゾは先月、『ラブ・イン・リアル・ライフ』が完成したことを公式に発表した。「アルバム完成したよ、みんなー!」というキャプションとともに、スタジオでの自身の写真をインスタグラムに投稿し、「占星術の専門家のみんな、私の水星にマイクロブレイズでも入ってる? 今日一日で緊急の根管治療して、“SNL”の出演発表して、アルバム仕上げたんだよ」と冗談まじりながら続けていた。
彼女のニュー・アルバムからは、すでに「Still Bad」と表題曲「Love in Real Life」の2曲がリリースされている。2023年公開の映画『バービー』(グレタ・ガーウィグ監督)のサウンドトラックに収録された「Pink」を除けば、これらは2022年のアルバム『スペシャル』以来の本格的な新作となる。『スペシャル』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で2位を記録し、シングル「About Damn Time」は同ソング・チャート“Hot 100”で2週1位を獲得した。
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