趣里が主演するドラマ「モンスタ－」（カンテレ・フジテレビ系）の第5話が、11日に放送された。（※以下、ネタバレあり）
　アメリカの有名な資産家の娘・サトウエマ（秋元才加）が、日本の病院を提訴したいと亮子を頼って来日する。エマの亡き父・マサル（石橋凌）はアメリカでがんを患い、現地で抗がん剤治療を受けていたが、その合間に、日本のあるクリニックが海外の富裕層向けに作った医療ツア－に参加したという。
　しかし、高額な費用を掛けて臨んだ治療に効果はなく、帰国したマサルは絶望のあまり、全ての治療を拒否するようになり、あっけなく亡くなってしまった。エマはクリニックがインチキな治療をしたことで父を死に追いやったことを証明してほしいと神波亮子（趣里）に依頼する。
　亮子の調査によると、マサルが治療を受けた岡本プレミアクリニックは、もともと地域に根差した総合病院だったが、経営難を理由に前院長の息子・岡本久嗣（内村遥）が富裕層向けの病院に改革。結果的に大成功を収めたのだという。
　しかし、消化器外科の専門医である久嗣にそこまでの経営手腕があるとは考えにくく、亮子が実態を探ろうとクリニックの前で考えあぐねていると、突然、杉浦（ジェシ－）が極度の腹痛を訴え、2人は思わぬ形で敵陣への潜入に成功する。
　やがて提訴に踏み切るだけの材料を集めた亮子は、エマ同席のもと、クリニックの顧問弁護士と対峙（たいじ）。終始優勢で話し合いを進めるが、亮子は相手方の弁護士の態度にどこか違和感を覚える。
　数日後、事務所にやってきた相手方の代わりの弁護士は…亮子の父親で12年間失踪中の粒来春明（古田新太）だった…。
(C)関西テレビ
　放送終了後、SNS上には、「趣里ちゃんの演技力がすごい。34歳だけれど演技力で少女にもなれる」「趣里さんのかわいさと優秀さに引き込まれる。言いにくいことも淡々と言い、怖いくらい仕事ができるし、かわいいほほ笑みとのギャップにやられる」「趣里とジェシ－の掛け合いがなかなか面白い。杉浦先生、東大卒なのにポンコツ具合がかわいい」などの感想が投稿された。
　また、亮子と粒来が12年ぶりに再会を果たし、法廷で争う展開となったことから、「突然の親子弁護士対決!?　こうなるように導かれたようだ」「父子対決が楽しみ。まさか父と娘で同じものを炙（あぶ）り出そうとしてる？」「趣里ちゃん、オセロでコテンパンに負けた復讐（ふくしゅう）か？(笑)」「趣里はこの日のために弁護士になった。来週が待ち遠しい」といった反響が集まった。
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