2023/03/15 12:00
モーガン・ウォレンが、2023年3月18日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”、アルバム・チャート“Billboard 200”、アーティスト・チャート“Artist 100”を制し、全米で楽曲とアルバムが同時に1位となるとともに、最も人気のあるアーティストとなった。
3月3日にリリースされたウォレンの36曲入りアルバム『ワン・シング・アット・ア・タイム』は、Billboard 200で自身2作目の1位を獲得し、カントリー・アルバムとしては過去最高の週間ストリーミング数を叩き出した。Luminateによると、3月3日から9日までの集計週に501,000ユニットを記録し、2023年最大の週間アルバム・ユニットをマークした。
同時に収録曲「Last Night」が、ウォレンにとって初のHot 100首位となった。今週TOP10に5曲を送り込んだ彼は、カントリーがメインのアーティストとして初めて、TOP10の半数を占めた。このうち、「Thought You Should Know」が13位から7位、タイトル曲が51位から10位に上昇、「Thinkin' Bout Me」が9位に初登場し、それぞれ初めてTOP10入りを果たした。首位の「Last Night」と21位から8位に順位を上げた「You Proof」は過去にTOP5入りを果たしている。
さらに、『ワン・シング・アット・ア・タイム』の収録曲全36曲をHot 100に送り込み、同時にチャートインした楽曲の最多記録を塗り替えた。チャートインした36曲のうち、27曲が初登場曲で、これも週間での新記録となっている。
Artist 100では、通算8週目の首位となり、Artist 100、Hot 100、Billboard 200の3チャートを同時に制した14人目のアーティスト、そして初のカントリーが主なアーティストとなった。この偉業を達成するのはテイラー・スウィフト以来で、昨年12月にアルバム『ミッドナイツ』と「Anti-Hero」が同時に首位となっていた。
Artist 100、Hot 100、Billboard 200を同時に制した最多週数
16週 ドレイク
15週 テイラー・スウィフト
9週 アデル
5週 ザ・ウィークエンド
2週 アリアナ・グランデ
2週 エド・シーラン
2週 ハリー・スタイルズ
1週 ビヨンセ
1週 ジャスティン・ビーバー
1週 BTS
1週 カミラ・カベロ
1週 フューチャー
1週 ケンドリック・ラマー
1週 モーガン・ウォレン
Artist 100は、音楽消費に関する主要な指標(アルバムや楽曲のセールス、ラジオ、ストリーミング、SNSにおけるファン交流)を組み合わせてアーティストの活動を測定し、米国内でのアーティスト人気を総合的に評価する週間ランキングだ。
最新のArtist 100では2組のアーティストが再登場し、初のTOP10入りを果たした。『レッド・ムーン・イン・ヴィーナス』が、Billboard 200で4位に初登場し、自身初のTOP10入りしたカリ・ウチスは6位、デ・ラ・ソウルが10位となった。ヒップホップ界のパイオニアである後者は、過去のカタログがデジタル解禁されたこと受けて、代表作『スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング』が、Billboard 200で1989年に記録した最高24位を上回り、今週15位に再登場したことが要因となっている。
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