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2022/10/15

イケメン路上アーティスト・安藤祐輝、17日前に開催決定した渋公ワンマンライブに1000人集客「絶対スーパースターになります!」

 半年前から路上ライブをスタートし、ファンが投稿したTikTok動画が「イケメン過ぎる」とバズるなど注目を集めている路上アーティスト・安藤祐輝。10月13日、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にてワンマンライブを開催した。

 本番17日前に今回のワンマンライブの話を持ちかけられるという異例な事態にも関わらず、迷いなく開催を決めた安藤。ライブ当日まで2週間を切る前代未聞のスケジュールの中で告知を行い、日々路上ライブ後の手売りや、長時間に及ぶライブ配信といった努力も実を結び、満員には届かなかったものの1000人ほどの観客を集めてみせた。ちなみに、今年8月のワンマンライブでは100人ほどの集客だったので、これは凄まじい伸び率と言える。

 この公演は、美里芽玖(key)、Masaki(dr,g,key,sax)がサポートメンバーとして加わり、路上ライブでは見られない3人編成でのライブとなった。安藤はこの日の為に自身で選んだというイエローのセットアップ衣装を身にまとい、爽やかな笑顔でステージに登場。同時に観客はイエローのペンライトを点灯し、安藤のイメージモチーフであるひまわり畑を想像させる幻想的な光景が広がる。ステージ上には一本のスポットライトが照らされ、路上ライブでファンに囲まれる安藤とはまた違った、アーティストとしてのオーラを更に引き立てた。

 序盤から「皆さん立ってください! タオル持ってる?」と観客を煽り、会場のボルテージは最高潮に。そんな客席の盛り上がりに「やばい! 凄い人! みんなありがとう」とマイクを忘れて喋り出すお茶目な一面も見受けられた。ちなみに、この日は安藤史上最多となる全17曲を披露。初オリジナル曲となる「追焚」とセカンドオリジナル曲「もしも僕が幽霊だったら」では、切なくしっとりと歌い上げる安藤の姿に観客は酔いしれた。

 また、姉の結婚式の為に作ったという楽曲「おめでとう」を引っさげ、エピソードを語る場面も。「高校生の時に一緒にカラオケに行った姉から歌がへたくそだと言われて、悔しくて練習して歌が大好きになったのが音楽を始めたきっかけなんです。そのおかげでここに立っています」と姉に感謝を伝えた。

 ライブ後半では、代表曲とも言える「トイプードル」を披露。ギターの音が聞こえないハプニングに見舞われながらも暖かい拍手が送られ、ファンと安藤の絆を感じたシーンとなった。歌詞にある「路上ライブをしても誰も立ち止まってくれなかった、ぼろ雑巾のような犬がスーパースターになりたくて強く吠えた」というストーリーに会場は感動に包まれた。

 「今回、LINE CUBE SHIBUYAでのライブを持ちかけられた時、音楽を始めたばかりで会場の大きさを知らなかったんです。キャパを聞いてびっくりしたけど、スタッフの皆さんがやろうぜって後押ししてくれて開催することを決めました。ファンのみんなはSNSで一生懸命拡散してくれて、Twitterトレンド入りもできて、ニュースにも取り上げられました。そのおかげで、今日はこんなにたくさんの方が集まってくれて本当に嬉しいです。ありがとうございます!」

 新人アーティストとしては異例の挑戦となったが、2週間で1000人を集め、これだけの盛り上がりを見せたことは偉業といえるだろう。「もっと大きな舞台に立ちます。絶対スーパースターになります!」そう宣言した安藤祐輝のこれからのストーリーにもぜひ注目してほしい。

◎安藤祐輝 SNS情報
TikTok https://www.tiktok.com/@andyyukiii
Instagram https://www.instagram.com/andyyukiii/
Twitter https://twitter.com/yukiando210