2019/02/02 13:00
今週のHot100も米津玄師が圧倒的な強さで首位をキープしたが、新曲も続々とチャートイン。今後のリリースラッシュによっては、大波乱が予想される。
一気に上昇してきた楽曲で特に注目したいのが、今週5位のShuta Sueyoshi feat.ISSAの「Over"Quartzer"」だ(【表1】)。この曲は、AAAの末吉秀太によるソロ名義であり、仮面ライダーシリーズの最新作『仮面ライダージオウ』の主題歌となっている。しかも、DA PUMPのISSAがフィーチャーされているという話題作だ。こういったテレビ番組のタイアップは聴かれるタームが長いため、どのタイミングでリリースするかがポイントだ。実際、この曲も番組がスタートした昨年9月にテレビ・ヴァージョンを配信。その後、11月にフル・ヴァージョンを配信し、この1月にようやくフィジカルのCDをリリースという段階を踏んできた。この積み重ねで期待感を煽り、結果を生んだことは大成功と言えるだろう。仮面ライダーというブランドがあるとはいえ、リリースの組み立てによっては、ここまでの結果にならなかったはずだ。
同じように、今週のHot100で10位にチャートインしたのが、映画『ドラゴンボール超ブロリー』の主題歌である三浦大知の「Blizzard」(【表2】)。この曲は、映画の公開に合わせるように12月にリリースとなり、発売週で2位まで上昇した。アニメタイアップだけであれば、初動のみで後は下降するパターンが多いが、三浦大知のバリューも手伝い、ラジオのオンエア回数や動画の再生数、そしてツイッターでの話題作りなどで粘り強くプロモーションを続け、6種連続でベスト10をキープしている。もちろん映画のヒット効果もあるだろうが、長く売り続けることを意識したプロモーションの結果と言える。
大型タイアップが付けばヒットのチャンスは増えるが、ただそこに頼っているだけでは一過性のものになる。いかに連動してプロモーションすればいいのかを分析すれば、これらのようなロングセールスを狙えるのではないだろうか。Text:風奏陽
関連記事
どちらの売れ方が正解なのか?! V6と宇多田ヒカル【Chart insight of insight】
ニュース性の高さとチャートは比例しない?! Foorinと西野カナの違いは【Chart insight of insight】
NHK紅白歌合戦はCDセールスに効果があり?! あいみょんとMISIAの年始の動き【Chart insight of insight】
クリスマスソングの定番も配信時代に?! back numberと山下達郎【Chart insight of insight】
CDセールスとストリーミングはどちらが重要か?!あいみょんとSKE48の違いを考える【Chart insight of insight】最新News
関連商品
アクセスランキング
1
<インタビュー>米津玄師 2026 NHK サッカーテーマ「烏」で吹かせた“隙間風”――団結でも献身でもなく、個として生まれた言葉
2
“最後に会ったのは亡くなる2~3か月前/愛にあふれていた”ジャファーが語るマイケルの記憶と作品へのコミット(映画『Michael/マイケル』)
3
<ライブレポート>ずっと真夜中でいいのに。 棺桶から始まった「腐敗と再生の儀式」
4
【先ヨミ・デジタル】米津玄師「烏」引き続きストリーミング・ソング首位走行中 MAZZEL初のトップ10入りなるか
5
【先ヨミ・デジタル】Hey! Say! JUMP「CUE CUE CUTE」がDLソング首位を走行中 SixTONES/MAZZELが追う
インタビュー・タイムマシン
注目の画像






















