2017/12/08 15:00
ファーギーが英iNewsとの最新インタビューで、ブラック・アイド・ピーズに参加する前に覚醒剤に溺れていた時期があったことを告白した。クリスタル・メス(結晶メタンフェタミン)を乱用していたという彼女は、毎日のように幻覚を起こしていたと語っている。
「あのドラッグをやめてから、脳内物質が落ち着いて幻を見なくなるまで1年かかったわ。(それまでは)ボーッとしてると、ふとハチやらウサギやらが見えていた」と彼女は明かしている。
教会に救いを求めたこともあったが、重度の依存による異常行動のせいで追い出されたと彼女は振り返っている。幻覚によりCIAやFBIに追跡されていると思い込んでいたそうだ。教会を後にし、ドラッグをやめようと決心した時のことについて彼女は、「“今外に出てSWATチーム(特別機動隊)がいれば、自分がずっと正しかったことになる。でもいなければ、それはドラッグが起こしている幻覚で、私はいずれ施設に入れられる。そして実際にドラッグのせいだとすれば、もうこんな風に生きるのは嫌だ”って思ったことを覚えてる。教会から歩いて出た時、当然SWATチームなんていなくて、駐車場に自分一人がいるだけだった。解放感を感じた瞬間だった」と語っている。
薬物依存からの回復がターニング・ポイントとなった彼女は、自分にはまるで守護天使がついているかのように非常に幸運だと言い、「ドラッグに関しては、物凄く楽しかったわ……楽しくなくなるまでは。でもね、あれが起きた日のことに感謝してるの。私の強さ、私の信仰、より良いことへの希望だから」と話している。
彼女は以前にもタイム誌に過去の薬物依存について語っており、「別れるのが一番辛かった彼氏だった」と表現していた。
11年ぶりの2ndソロ・アルバム『ダブル・ダッチェス』をリリースしたばかりのファーギーは、2017年12月3日に【TrevorLIVE Gala】のステージに何度か乱入し、その不可解な行動から健康状態が心配されていたが、彼女の代理人は「彼女はハッピーで健康です」との声明をピープル誌に出している。
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