2026/09/30 08:45
ビリー・ジョエルによる1976年のアルバム『ニューヨーク物語(原題:Turnstiles)』の発売50周年を記念した、4CD+Blu-rayボックス・セット『Turnstiles – 50th Anniversary Edition』が2026年12月11日にリリースされる(現時点では輸入盤のみ)。収録曲「James” (band demo, June 12, 1975) 」の先行配信もスタートした。
本作は、ビリー・ジョエルのキャリアにおける大きな転換期を、音源と映像で多角的に捉えた決定版コレクション。『ピアノ・マン』 (1973)、『ストリートライフ・セレナーデ』(1974)を経て、やがて『ストレンジャー』 (1977)で大きな飛躍を遂げるまでの、彼の創造の軌跡を余すところなく辿る内容となっている。
オリジナルの 『ニューヨーク物語』は1976年5月19日に発売。数年間を過ごした米ロサンゼルスを離れ、ニューヨークへ戻ったビリー・ジョエルが制作した本作には、「New York State Of Mind」 「Summer, Highland Falls」「James」 「I've Loved These Days」「Prelude/Angry Young Man」 「Say Goodbye To Hollywood」など、その後のキャリアを代表する、重要なレパートリーとなった数々の楽曲が収録されている。
今回の50周年記念エディションには、未発表音源54曲を含む全67曲を収録。さらに映像では、未発表24曲を含む全32曲のパフォーマンスを収めている。中でも注目なのが、これまで未発表だった楽曲 「Oklahoma」。今回はライブ・バージョンとデモ・バージョンの両方が収録されるほか、ファンの間で長く親しまれてきた「Handball」 も、今回初めて公式音源としてリリースされる。さらに、1975年にサンフランシスコのグレート・アメリカン・ミュージック・ホールで行われた公演の初出音源をはじめ、ピアノ&ボーカル・デモ、プロデューサーのジェイムズ・ガルシオと行われながら最終的にお蔵入りとなったセッションの音源なども収録。加えて、後にビリー・ジョエルの黄金期を支えることになるツアー・バンドの原型が姿を現し始めた時期の初期パフォーマンスも収められている。
また、Blu-rayににはコンサート・フィルム 『Billy Joel Tonight』 の完全版が収められる。1976年12月、米コネチカット州ニューロンドンのコネチカット・カレッジで行われた公演を撮影したオリジナル素材から、新たにHD化、再編集、レストア、ミックスを実施。1977年にテレビ・スペシャルとして放送されたこの映像作品は、ビリー・ジョエルと彼のバンドがメインストリームでの大成功をつかむ、まさにその直前の姿を捉えた貴重な記録となっている。Blu-rayにはこのほか、リハーサル映像、番組制作時のインサート映像、貴重なパフォーマンスをはじめ、約半世紀にわたってほとんど公開されることのなかった貴重なアーカイブ映像も収録される。
パッケージには、40ページのハードカバー・ブックレットも同梱。これまで公開されていなかった写真や豊富なアーカイブ資料に加え、著名な音楽ジャーナリスト、デヴィッド・フリックによる書き下ろしライナーノーツを掲載。さらにジョン・ジャクソンによる詳細なヒストリカル・ノーツでは、アルバム制作の背景と、ビリーの音楽的方向性を決定づけることになった重要な出来事が綴られている。
◎リリース情報
『Turnstiles – 50th Anniversary Edition』
2026/12/11 RELEASE
<4CD+Blu-ray ボックス・セット>
Photo: Don Hunstein
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