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Lil'B 『ナミダラブレター』インタビュー

Lil'B 『ナミダラブレター』 インタビュー

 AILA(rap)が卒業したことでMIE(vo)のソロユニットとなったLil'B。彼女は何故今もLil'Bとして活動を続けているのか。ソロ初となるアルバムをリリースするまでの約1年半どのように過ごしてきたのか。そして、アルバムに込めた想いとは。ときおり涙を見せながらも真剣に語ってくれた。

AILAの卒業、Lil'Bを続けた理由について

【60秒SPOT】ナミダラブレター/Lil'B
▲【60秒SPOT】ナミダラブレター/Lil'B

--2011年にAILAさんが夢だった海外留学のためLil'Bを卒業したわけですけど、当時MIEさんはどのような想いでいたのでしょう?

MIE:留学したいというAILAの夢は、デビューして少し経った頃から聞いていたので、特にビックリするわけでもなく。もともと多才な子だったし、もっとAILA自身の世界を広げてくれたら嬉しいなって、素直に背中を押すことができました。ただ、漠然と「そっかぁ、じゃあ私はどうしようかな」っていう不安はありましたね。

--AILAさんの卒業を機にLil'Bを終わらせようとは思わなかったのですか?

MIE:AILAと築き上げた3年間があるからこそ今があるわけだし、応援してくれたファンの皆さんの想い、AILAの想いも受け継いでいくべきだと思って。AILAと一緒に大切にしてきたものを軸に置きつつ、ソロプロジェクトとしてより進化させていけたらいいなという想いから、Lil'Bという名前で活動を続けていこうと決めました。だから、何かがプッツリと終わった感覚はあまりなくて、次のステップへ進んでいる感じですね。

1年半で感じた葛藤、涙ながらに語る想い

--ただ、Lil'B 4周年記念日に更新したブログには、「(1人になってからの)1年間は 本当にいろんなことを考え、想い、悩み、感じ、自分と向き合いました…。」と書かれていました。

MIE:どうしようかなってずっと迷っていましたね。私たちにとっては前向きな決断だったけど、ファンの皆さんは突然聞いたわけだから、「寂しい」「悲しい」とか「AILAちゃんとMIEちゃん2人のLil'Bが好きだった」というリアルな意見をブログで目にすることが多くて。だから、いざライブをやろうと思っても、2人で歌ってきた楽曲はどうしようかと悩んだり、ステージに出てくるのがMIEだけだったら、ファンのみんなに改めて寂しい想いをさせてしまうかもしれないって考えたり。歌いたいという想いがありつつも、ファンの方の気持ちを考えると、安易に自分のエゴだけで皆さんの前に出ていくことは出来ないと思って。どのタイミングで、どういう形で、またファンの皆さんと繋がれるのかなって悩んでいました。

--色々な葛藤があったわけですね。

MIE:だけど、このままだと駄目だし、笑顔でリスタートをきりたいと思えるようになったので、去年の夏に約1年半ぶりにライブをさせて頂いたんです。ただ、今まで感じたことないくらいの緊張感でしたね。あのライブは多分一生忘れないと思います。長い間モヤモヤしていて、おもいきって皆さんの前に出たものの、どこかで不安もあって。色々と力が入りすぎていた気がします。

--そして、遂にソロとして初のアルバム『ナミダラブレター』をリリースしました。

MIE:リリース決定の情報を解禁したときに、ファンの方々から「ずっと待っていました」と言ってもらえて、もうそれだけで………あ~泣けてきちゃう(涙を流しながら)………嬉しいです、本当に。その想いに音楽で応えられるっていうのは。ソロでやっていくことを決めてから1年半も時間が経ってしまっていたから、今さら?って思われたらどうしようって考えたりもしていたので。だけど、自分のやりたいことではない、誤魔化した作品ではなくて、胸を張って聴いてほしいと思える作品に仕上がったので良かったです。

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アルバムテーマを“失恋”に決めた理由

--収録曲の全てが失恋ソングになっているのには何か理由があるのでしょうか?

MIEキミうた3部作(注1)も“愛”をテーマにした作品ですし、Lil'Bは幸せなラブソングを歌っているイメージが強いと思って。真逆の“失恋”をテーマにしたらどうなるのかなって、自分で掘り下げてみたくなったんです。それに、アルバムで“失恋”をテーマにする方って少ないじゃないですか。もともとLil'Bという名前は、Little Betray(小さな裏切り・小さなサプライズ)を楽曲やファッションに散りばめて、みんなで楽しんでいきたいという想いから名付けたものなので、もう一度初心に戻って、ソロ作品にもLittle Betrayを取り入れたかったんです。“失恋“がテーマになっていますけど、最後には笑顔になれたり、また一歩踏み出そうと思ってもらえるようなアルバムになっているので、恋愛をしている全ての人たちに聴いてほしいですね。

--MIEさんの人生において、恋愛はけっこう重要な要素としてありますか?

MIE:相当大きいと思います。恋愛体質ですね。学生時代は周りの友達が呆れるくらいでしたよ(笑)。

--恋愛から学ぶことも多いですしね。

MIE:悲しい想いや苦しい想いをしたからこそ、女性としてだけではなくて、人として一回りも二回りも成長できることもありますからね。失恋をするたびに“もう恋はいいかな”って思うけど、少し気持ちが落ち着いてきたときには、また新しい恋をしたいなと思える。それって、傷ついたとしても、それが無駄じゃないってどこかで納得できているからだと思うんです。だから、今まさに失恋真っ直中の人にも、失恋で得たものはきっとこの先の人生に繋がっていること、いつかちゃんとそれぞれのタイミングで前を向けるはずだよっていうことを、このアルバムを通して感じてもらえたら嬉しいです。

--MIEさん自身もそうやって進んできたと。

MIE:そうですねぇ…失恋だらけですよ。心底ボロボロになるくらいフラれたこともありますし。結構ね、色々な種類の失恋を経験してきましたよ(笑)。

--友達以上恋人未満の関係を綴った「バカみたい ホント」もその一つですか?

MIE:これは、とことんリアルな想いを書こうと思って制作した曲なので、あっという間に書けました。普通にお付き合いしていた人との失恋より、友達以上恋人未満の関係で、結局その想いが叶わなくてフラれてしまうことの方が辛かった記憶があって。付き合っていたら、自分の納得できるところまで頑張れるじゃないですか。言いたいことを言えたり、したいと思ったことをやれたり。でも、友達以上恋人未満の状態だと、まだ100%自分を見てもらえていないから悔しくなるというか。そっちの方が切ない気がするんです。

--分かります。あと、この歌詞のような男性って本当にズルイですよね。

MIE:この曲を聴いて胸を痛めてほしいですよね(笑)。しかも、私の場合、数週間の関係じゃなくて2年半くらい続いていたんです。それを友達とかに言うと、「その間にMIEもMIEで分かるでしょ」って言われちゃうんですけど、どこかで期待していたんでしょうね。あの人を待っていられるのは私だけだ!みたいなよく分からない自信。自分に酔いしれていたのかもしれないですね。

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ファンへ向けた曲でもある「笑顔の花」について

--また、リード曲「会いたいと願う feat. KOJIMA」は切なくも優しい楽曲に仕上がっています。

MIE:幾つか恋愛を重ねてきた女性というよりは、一つの恋愛を大切にしてきた女性の失恋を描きたくて。ピュアさみたいなものを残したかったんです。あと、この曲はKOJIMA(山嵐)さんのラップが素晴らしいんです。山嵐さんっていうとゴリゴリした曲のイメージが強かったけど、KOJIMAさんのソロ作品にはあたたかい声で歌われている曲もあって。こんな表現もできるんだ!って驚いたんですけど、「会いたいと願う」に関しても最初は衝撃を受けましたね。オファーさせて頂いた段階では、単純に彼の気持ちをラップにのせてくれるのかなと思っていたんですけど、第三者による女の子への励ましのようなラップを書いてきてくださったので。

--私も彼氏の立場ではないことに少し驚きました。

MIE:痛みや悲しみも乗り越えて人は成長できるから、きっと納得できるときは必ずくるよ。大丈夫だよっていう天からの声のようなラップになっているんですけど、このラップがあるからこそ、曲の世界観がより深まったというか。私が描きたかった女の子のピュアさも引き立ったし、聴いて下さる方にもぬくもりを感じてもらえる曲になったなと。KOJIMAさんにとっては初のラブソングだったようですけど、おかげで素晴らしい曲になりました。

--一方、「笑顔の花」は失恋ソングでありながら、ファンへ向けた楽曲にも受け取れると感じました。

MIE:AILAとの別れを失恋に置き換えている部分もあるし、待っていてくれてたファンの皆さんへの想いを綴った曲でもあります。言い方は悪いかもしれないですけど、この1年半の間で離れていってしまったファンの方もいると思うんです。だけど、その中で変わらず、リリースが決まっていたわけでもないのにずっと支えてくれていた皆さんへの気持ちと、私が1年半の中で感じていた想いを包み隠さず知ってほしくて書きました。

--確かに、その1年半があったからこそ書くことのできた歌詞ですね。

MIE:正直、もういいかなって思ってしまったこともあったんですけど、その時だったら絶対に書けなかったです。ファンの方の何気ないメッセージや、スタッフさん達からの励ましの言葉で色々なことを乗り越えることができて、今回のアルバムをリリースすることに対しても純粋に嬉しいと思えた。だからこそ、リアルな想いを包み隠さず伝えたいと思ったんです。

--キミうた3部作をはじめ、2人で活動していた頃の楽曲を多く手掛けた黒光雄輝さんが作曲している点も、コアなファンからすると嬉しいと思います。

MIE:黒光さんも再始動を自分のことのように喜んでくださって、「せっかくだから1曲書かせて欲しいです」と仰って下さったんです。もうそれなら、黒光さんだからこそ描けるLil'Bらしい世界観の中で、とことん自分のリアルな想いを届けよう!って決めました。この想いは黒光さんの曲にのせて伝えたかったんです。

ソロになって成長した部分、今後の意気込み

--今回のアルバムを制作して、2人で活動していた頃から成長した部分を感じることもありましたか?

MIE:より柔軟になれた気がします。ビジュアル的な部分は2人で活動していた頃から柔軟な方でしたけど、作家さんと揉めてレコーディングが中断することもあったくらい、歌の表現に対してはこだわりが強かったんです。だけど、今回は歌の部分でも、スタッフの皆さんや新しく関わって頂いた作家さんたちの意見を受け止めて、とりあえず一回やってみようってなれた。その中でしっくりくるものを見つけ出していく作業は勉強にもなったし、また一つアーティストとして成長できた気がしますね。こだわりは大切だけど、それだけじゃ破れない殻があるということを感じたので、チャレンジ精神を持って取り組むことができました。

 それに、スタッフさんや作家さん、コラボしてくださったアーティストの方、みんなでいいものを作ろうっていう意欲を終始感じていたので、その愛情がすごく嬉しかった。失恋をテーマにしながらも一曲一曲あたたかい楽曲に仕上がっているのは、皆さんの愛情が詰まっているからだと思います。

--今後の活動に期待がかかる作品だと感じました。

MIE:ありがとうございます! いつまでもファンの皆さんの笑顔を見ていたいので、そこを大切に、自分も楽しみながら一歩一歩進んでいけたらいいです。

Music Video

Lil’B「ナミダラブレター」

ナミダラブレター

2013/03/13 RELEASE
KICS-1894 ¥ 2,096(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.会いたいと願う feat.KOJIMA
  2. 02.好きすぎて… feat.CLIFF EDGE
  3. 03.ため息、桜色
  4. 04.ナミダラブレター
  5. 05.失恋 ~2人ではじめた恋なのに~ with feeling
  6. 06.バカみたい ホント
  7. 07.悲しい嘘でも抱きしめてほしい
  8. 08.キミに歌ったラブソング (English ver.)
  9. 09.笑顔の花
  10. 10.大好きだったキミへ feat.Lil’B [Bonus Track]

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