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UKの新世代ジャズ・トリオ “プレストン・グラスゴウ・ロウ” 初来日記念特集&ビデオ・メッセージが到着!

PGL

 新世代ジャズ・アクトの躍進著しいUKから新たな才能を持ったデヴィッド・プレストン(ギター)、ケヴィン・グラスゴウ(ベース)、ロウリー・ロウ(ドラム)からなるジャズ・トリオ、プレストン・グラスゴウ・ロウがビルボードライブやってくる。今夏には、デビュー・アルバム『プレストン-グラスゴウ-ロウ』もリリースし、今後の活動が注目される中、10月に初来日決定!来日公演を直前に控えた彼らについて予習しておこう。

若きヘビー級ジャズ

 2012年、ロンドンにて結成されたプレストン・グラスゴウ・ロウ。新世代らしくエイフェックス・ツイン等のエレクトロニック音楽の影響を昇華しつつ、ジャズの伝統にも根差した演奏を聴かせる彼ら。若くして確かな実力と、フランク・ザッパやスティーブ・ライヒをも引き合いに出される鮮やかなサウンド・ビジョンを誇るジャズ・トリオだ。

 今年、彼らにとってのデビュー・アルバムとなる『プレストン・グラスゴウ・ロウ』を各国でリリース。日本でも7月14日にリリースされた今作は、躍進するイギリスのジャズ・シーンから次々と出てくるアーティストの中でも目を見張るものがあり、すでにイギリスやアメリカから絶賛の声が寄せられている。


▲Preston Glasgow Lowe - [Official Album Trailer] - Whirlwind Recordings

 ロンドンのジャズ雑誌、JAZZ WISEにて「幻惑的なアイデアであり、精巧なテクニック」、Time Outでは「若きヘビー級ジャズ」、The Heraldからは「トリオが思考し演じる、見るに値するひとつのサウンド」と称された。世界中のジャズについての情報を扱うAll About Jazzでは「尊敬すべき3つの才能を持ったイギリスのアーティストが輝かしいデビュー・アルバムと共に素晴らしいスタートを切った。彼らが“ビジネス”になる。」と、今後の活動について目が離せない存在になっていることが分かる。

 デビュー・アルバムのトリッキーなオープニング曲「Colour Possesses」では、パット・メセニー、カート・ローゼンウィンケル、ニア・フェルダー、ラフィク・バーティアなどのファンにも通じるスタイルのデヴィッド・プレストンの圧倒的なギターのテクニックを披露しており、ニアやラフィクに通じる現代のロック、現代音楽のフィルターを通した感覚にヨーロッパらしい、上品さも少し加わり、完成度の高さ圧倒される。これほど、そのサウンドを聴くだけで、誰かすぐにわかる個性、テクニック、独特の音楽性は現代のジャズ・シーンではなかなか存在しないだろう。そんな強烈な個性を持つ3人は、活動を始めて以来、ジャズ・フェスや単独ライブなどを精力的に行っており、今回の来日はアジア圏では初となる。初来日では、どんなサウンドを響かせてくれるのか、ビルボードライブの会場で体感するほかないだろう。


▲Preston Glasgow Lowe - CPU


メンバー紹介

デヴィッド・プレストン(Guitar)

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▲Preston - Glasgow - Lowe

 ロンドン出身。6歳でクラッシック・ギターを始める。パット・メセニー、ジョン・マクラフリン、アラン・ホールズワースとも比較されるテクニカルなギターで魅せる。これまでに、メロディー・ガルドー、マーティン・テイラー、カーティス・スティガーズ、ジェシー・ハリス、ケイト・アール、ピーター・インド、シャルロット・チャーチや、UKのビート・ボックス・スターの Shlomoなどとのレコーディングや共演歴を持つ。2013年には、元Nucleus /ルース・チューブスのサックス奏者Tim WhiteheadのHomemade Orchestraに参加、更に小説家、詩人としてイギリスでアワードも受賞しているM.J. ローゼンとビブラホン奏者のJim Hart.とのフィーチャーによる60日間のUKツアーにも参加した。また、ロイヤル・オペラ・ハウスでは、Rambert Dance CompanyのMiguel Altunagaためにオリジナル・ソングを書下ろし披露。またバレエ・ダンサーのカルロス・アコスタの【Cubania】でも演奏の経験もある。


ケヴィン・グラスゴウ(Bass)

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▲Preston Glasgow Lowe - Silvertide

 スコットランドのインヴァネス出身、2008年にロンドンに移り住む。6弦ベースから柔軟なフレーズを繰り出すグラスゴウの演奏。これまでに、トミー・スミス、トニー・モナコ、ティム・ガーランド、マルコス・ヴァーリ、ニコラス・メイヤーや、スコティッシュ・ナショナル・ジャズ・オーケストラ(ジョン・スコフィールド、ビル・エヴァンス、ランディ・ブレッカー、ピーター・アースキンやジュリアン・ジョゼフなどの独奏家とフィーチャー)などと共演やレコーディングを果たしている。


ロウリー・ロウ(drums)

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▲Preston Glasgow Lowe - Sigur, Scruff and Shadow

 6歳からドラムを弾き、多種多様なジャンルのアーティストとの共演経験を積んでいる。以来、ロウはUKでもトップ・ジャズ・アーティストと呼ばれるロバート・ミッチェルのPanaceaやニコラス・メイヤー、ジム・ミューレン、デイブ・オヒギンズ、アンディー・シェパードなどのステージにも参加経験がある。そしてジャズの大物はもちろん、アメリカの人気ラッパー、フォンテを擁するグラミー賞にノミネートされたこともあるユニット=フォーリン・エクスチェンジとも共にツアーを回る。




プレストン・グラスゴウ・ロウからのコメントが到着!

▲Preston-Glasgow-Lowe Message for Billboard Live Tour 2016