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KYOTO JAZZ MASSIVE 沖野修也インタビュー

Kyoto Jazz Massive

 沖野修也+好洋からなるDJユニット、KYOTO JAZZ MASSIVE。94年のデビューから20周年を記念しフル・バンドを従えた“Special Live Set”としてビルボードライブに登場することが決定した。
 なんと今回のライブには、Navasha DayaやVanessa Freeman、ROOT SOULの池田憲一に吉澤はじめなどオール・スター的なメンツが勢ぞろい。今回のバンドを結成するにあたってのきっかけや、それぞれのメンバーについて、またDJとバンドがタッグを組んだ時に生まれる可能性を、沖野修也に語ってもらった。

その時々の旬なミュージシャンを招集できる
KJM Live Setはまさにサッカーの日本代表のような存在

??KYOTO JAZZ MASSIVE名義でバンド・セットを率いてライブをしようと思ったキッカケは?

沖野修也:KJMは最初4人のDJチームだったんですが、僕の上京を機に僕と弟だけがKYOTO JAZZ MASSIVEと名乗るようになっていったんですよね。しかし、最初のメジャー盤を出した頃には『KYOTO JAZZ MASSIVE/V.A.』はまだ、沖野兄弟とその仲間達(MONDO GROSSOを含む)という考え方だったんです。COMPOSTから世界リリースとなった『SPIRIT OF THE SUN』(こっちが実質的なファースト・アルバムです)で、KJM=沖野兄弟によるDJユニットという見方が定着したんじゃないでしょうか。そんな中、2004年のメジャー・デビューから10年経った時、恵比寿ガーデンホールで記念パーティーをする事になり、新たな展開をという事でバンドの結成に至ったんです。

??DJ+バンドというスタイルでプレイすることの意義は何でしょうか?

沖野修也:DJがやるバンドの意義は、バンドを舞台や映画のように考えているという事です。ステージ上に監督がいるようなものですね。だから、自分の肉体を使った自己表現というよりも、レコードではなく、生身の人間を使ったDJプレイという感覚です。サッカーの監督がフィールドにも出ていると言った方が適切かもしれません。
DJは基本、即興で曲順を決めてゆきますが、演奏の内容を変えることができません。でも、DJ+ライブなら、そこを変化させる事ができますから。また、バンドにDJのセンスを持ち込む事でより質の高い曲順が決定できますし、時に打ち込みとバンド演奏を混在させる事で、生音には出せない打ち込みの迫力を加味する事もできます。

???KJM Live Setだからこそ成しうることとは何ですか?

沖野修也:KJMはまさにサッカーの日本代表のような存在なんです。他のDJ+バンドが比較的特定のメンバーで活動しているのに対し、僕達はその時々の旬なミュージシャンを招集できる。ボーカリストも世界最高峰と呼べるツー・トップですし。そして、沖野兄弟が手掛けたオリジナル、リミックス、参加ミュージシャンの楽曲で構成されるステージは、DJプレイの生演奏化という意味において非常に珍しいと思います。

沖野好洋
Yoshihiro Okino

沖野修也
Shuya Okino

??KJM Live Setにおいて沖野修也さん好洋さんは具体的にどんな役割を担われますか?

沖野修也:僕、沖野修也は、MCとバッキング・ボーカル、パーカッションです。弟、好洋は、MPC(ドラム・サンプラー)とサウンド・エフェクトを担当します。

??今回参加するミュージシャンはどのようなメンツですか?

沖野修也:ボーカルは、KYOTO JAZZ MASSIVEやROOT SOUL作品でお馴染みのVANESSA FREEMAN、そして、沖野修也や吉澤はじめ作品に参加するNAVASHA DAYA。要するにKJMだけでなく、参加アーティストの楽曲も演奏できるという利点を活かした人選です。

そして、ベースにはROOT SOULこと池田憲一、キーボードにはニュー・アルバムを発表したばかりの吉澤はじめ、ドラムにはマウンテン・モカ・キリマンジャロのタイガー岡野、同じくマウンテン・モカ・キリマンジャロからサックスの栗原健、トロンボーンはこちらも3枚目のアルバムを出して乗りに乗るJAZZ COLLECTIVEの廣瀬貴雄という布陣で、クラブ・ジャズ/レア・グルーヴのファンにとっては最高のライン・アップとなっています。

?? このメンバー構成ではどのようなサウンドが生まれそうでしょうか?

沖野修也:ベテランと若手をミックスし、ジャズとファンクの両方のシーンからメンバーを抜擢しているので、インプロビゼーションを導入しながらダンサブルであるという理想のサウンドが実現できると思います。多くのメンバーが今年新作を発表しているので気合いも十分。海外でも通用する編成は、KJM Live Set10年の歴史の中でもベスト・メンバーです。

??今回のライブではどのような楽曲をプレイされますか?

沖野修也:KYOTO JAZZ MASSIVEの新曲、「NO CROSS NO CROWN」、「FEEL IT IN YOUR SOUL」は勿論の事、ROOT SOULの「SPIRIT OF LOVE」、そして、僕のソロアルバムから、「THANK YOU」や「LOVE AND LIVE」など、オール・スター的選曲でライブを行います。1万円アナログの発売で話題となった「STILL IN LOVE」のKyodai Remixも生演奏化する予定なので楽しみにして下さい。

??今回のライブの見どころを教えてもらえますか?

NAVASHA DAYA
Navasha Daya

VANESSA FREEMAN
Vanessa Freeman

沖野修也:やはり、沖野兄弟の世界観が生演奏で繰り広げられるという事に尽きると思います。歴代ヒット曲を次から次へと繰り出し、僕達のデビュー20周年の集大成にするつもりです。また、ソリストとしての吉澤はじめや栗原健、廣瀬貴雄の奮闘にも期待しています。又、何よりも、VANESSA FREEMANとNAVASHA DAYAというKJMが考える世界最高の2大ヴォーカリストの共演は激レアにして初ですから貴重な機会となるでしょう。特に、NAVASHAの衣装は必見です!

??10/16(木)ビルボードライブでのスペシャル・ライブをより一層楽しむ為に事前に聴いておくべきアルバムなどあれば教えてください。

ROOT SOUL

destiny

kjm plays

沖野修也
『KJM PLAYS - Contemporary Classics』/ Kyoto Jazz Massive(前日10/15発売ですが)
『DESTINY』/SHUYA OKINO
『ROOT SOUL』/ROOT SOUL

KYOTO JAZZ MASSIVE「SPIRIT OF THE SUN」

SPIRIT OF THE SUN

2002/09/04 RELEASE
AICP-262 ¥ 2,592(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.THE DAWN INTRODUCTION
  2. 02.THE BRIGHTNESS OF THESE DAYS
  3. 03.MIND EXPANSIONS
  4. 04.DEEP IN YOUR MIND
  5. 05.STARGAZER
  6. 06.ECLIPSE
  7. 07.BETWEEN THE LIGHTS
  8. 08.SHINE
  9. 09.SUBSTREAM
  10. 10.BEHIND THE SHADOW
  11. 11.M.E.OUTRODUCTION
  12. 12.THE VIEW FROM HER ROOM

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