2018年5月21日付（5月16日発表）のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”は「Lemon」米津玄師が1位に返り咲き、ダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”は『ヴォイスノーツ』チャーリー・プース、ストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”は「恋と愛」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEがいずれも初登場1位となった。

　惜しくも2週に渡り、2位にランクダウンしていた「Lemon」米津玄師が首位に返り咲いた“Download Songs”。先週からポイントは減っているものの、今週2位に初登場した「Distortion」BABYMETALに1000ポイント以上の差をつけて、見事11週目のNo.1となった。加えて動画再生回数、Twitter、ルックアップでも勢いをほとんど衰えさせず、総合ソング・チャート“Hot 100”では4位から2位へとランクアップを果たした。TOP10圏内では他に、3位に「To see the future」レン(楠木ともり)、9位に「ダンシング」佐伯ユウスケが初エントリーしている。

　“Download Albums”は、「シー・ユー・アゲインfeat.ウィズ・カリファ」で世界的ブレイクを果たしたチャーリー・プースの『ヴォイスノーツ』が初登場1位に。フィジカルも好調な滑り出しで、総合アルバム・チャート“Hot Albums”では洋楽アーティストとしては高ランクの5位につけた。デジタルが顕著で、ロング・ヒットとなった前作『ワン・トラック・マインド』同様、今作にも期待がかかる。今週は初登場作品が多く、LiSAのベスト盤『LiSA BEST -Way-』と『LiSA BEST -Day-』が2、3位につけたほか、ヨルシカ（4位）、ELLEGARDEN（5位）、ポルカドットスティングレイ（8位）、EXO-CBX（10位）と計7作品がTOP10デビューを果たした。

　TOP10圏内に大きな動きがなかった“Streaming Songs”は、三代目J Soul Brothersの最新アルバム『FUTURE』収録のバラード「恋と愛」が制した。Twitter、ルックアップでもポイントを積み、“Hot 100”では９位に初登場している。

　また、デビュー記念日となる5月10日にMr.Childrenが、全作品を配信サービスで解禁したことを受け、“Download Songs”には10曲、“Streaming Songs”には13曲、そして“Download Albums”には23作品がランクインするという過去に例を見ないチャート・アクションを起こし、その人気の高さを証明した。

◎【Download Songs】トップ10
1位「Lemon」米津玄師
2位「Distortion」BABYMETAL
3位「To see the future」レン(楠木ともり)
4位「Play A Love Song」宇多田ヒカル
5位「零 -ZERO-」福山雅治
6位「流星」藍井エイル
7位「ODD FUTURE」UVERworld
8位「フィクション」sumika
9位「ダンシング」佐伯ユウスケ
10位「瞬き」back number

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「恋と愛」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2位「アイラブユー」西野カナ
3位「シェイプ・オブ・ユー」エド・シーラン
4位「What is Love?」TWICE
5位「シンクロニシティ」乃木坂46
6位「さよならエレジー」菅田将暉
7位「打上花火」DAOKO × 米津玄師
8位「HANABI」Mr.Children
9位「Change」ONE OK ROCK
10位「ガラスを割れ!」欅坂46

◎【Download Albums】トップ10
1位『ヴォイスノーツ』チャーリー・プース
2位『LiSA BEST -Way-』LiSA
3位『LiSA BEST -Day-』LiSA
4位『負け犬にアンコールはいらない』ヨルシカ
5位『ELLEGARDEN BEST 1999-2008』ELLEGARDEN
6位『Anfang』Roselia
7位『グレイテスト・ショーマン』オリジナル・サウンドトラック
8位『一大事』ポルカドットスティングレイ
9位『BOOTLEG』米津玄師
10位『MAGIC』EXO-CBX