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<インタビュー>NMIXX、待望の日本デビューへ 約1年に及ぶワールドツアーを経て待つ “次の景色”

Text & Interview: Mariko Ikitake
Photos: Hong Yeongju
TWICE、Stray Kids、NiziU、NEXZらを輩出したJYPエンターテインメントより2022年2月22日にデビューした6人組グループ、NMIXX(エンミックス)が12月に日本デビューを迎える。それを記念してリリースされるベストアルバム『N=MIXX』には、圧倒的なボーカルで他グループとは一線を画すNMIXXのこれまでの軌跡を凝縮した楽曲が収録される。
Billboard JAPANは今年8月下旬、韓国カムバックの準備のため、多忙を極める彼女たちにインタビューを実施。北米や日本を含むアジア各都市で開催されたワールドツアー【NMIXX 1st World Tour <Episode 1: Zero Frontier>】の感想や、期待の日本デビューについて話を聞いた。
左から:SULLYOON, LILY, KYUJIN, JIWOO, HAEWON and BAE
──2025年11月にスタートした初のワールドツアーも残りアンコール公演のみとなりました。今の心境を聞かせてください。
HAEWON:初めてのワールドツアーだったので緊張もしていましたし、期待も大きかったです。約1年間、いろいろな都市をまわって、たくさんの方々と会って、ひとまず無事終えることができて、今はほっとした気持ちでいます。まだ残っている公演があるので、この期間に感じたことをステージで見せられるようにしたいです。
LILY:ツアーがほぼすべて終わった今、思うのは、本当にあっという間だったということです。だからむしろ、終わってからこのツアーのことを考えるようになったとも思います。会場ごとに雰囲気も少しずつ違って、毎回すごく不思議な経験でした。公演をひとつひとつやりながら、たくさんのことを学んだ気がします。メンバーたちとももっと仲良くなって、全体的に成長もできたので、誇らしい気分です。

──そのワールドツアーでは日本も訪れました。印象深い思い出はありますか?
SULLYOON:NSWERが大きな歓声を送ってくださって、とてもうれしかったです。日本語がまだまだなのですが、私が日本語で話すと、みなさんがとてもいい反応をしてくれて、そのことにとても感謝していますし、すべてが幸せな時間でした。日本デビューの発表もしたので特別な公演になったと思います。
BAE:「Blue Valentine」の日本語バージョンを初めて披露したのですが、みなさんがどんな反応をしてくれるのかすごく気になっていたんです。とても大きな歓声を送ってくださって、本当に喜んでくださって、すごくうれしかったです。これからはNMIXXの楽曲を日本語でも披露していきたいです。
──世界中を飛び回るみなさんが海外に行く時に持っていく必須アイテムは?
JIWOO:私は移動時間に音楽を聴いたり映像を見たりするので、必ずイヤホンを持っていきます。海外への移動となると特に時間が長くなるので、イヤホンでリラックスした音楽をたくさん聴きます。
KYUJIN:私は海外でも普段と同じ環境を作りたいので、たくさん持って行くタイプです。本当に荷物がいっぱいで(笑)。スキンケア用品やマッサージ道具は必ず持っていきますし、枕も持っています。寝るときに居心地が悪いと、大変なことになってしまいますから。
──みなさん色々と努力されているのですね。先日のライブでも発表されましたが、12月に日本デビューが決まりました。おめでとうございます。デビューのお話を聞いたときの感想を教えてください。
LILY:ヒューー!!
JIWOO:日本デビューの話を聞いたときは、本当にうれしかったんです。NSWERのみなさんからすでにたくさんの愛を受け取っていますが、もっと愛されるようにこれからも頑張りますし、楽しみです。応援よろしくお願いします!
KYUJIN:私は最初、あまり実感がなかったのですが、日本語バージョンのレコーディングや映像の撮影、コンサートの準備をしていると、だんだんと日本デビューするんだと実感が湧いてきました。新しい姿を見せなければならないと思うと、とてもわくわくしますし、わたしも大きく期待しています。
──ということは、すでに日本活動のためにレコーディングや撮影が済んでいるということですね。
LILY:はい!

SULLYOON, HAEWON and BAE

KYUJIN, LILY and JIWOO
──先輩たちの日本での活動も見てきたと思いますが、みなさんはどんな活動をしてみたいと思っていますか?
BAE:先輩方の日本での活動を見ていると、日本では音楽番組もそうですが、バラエティ番組や様々なコンテンツを通じて、名前を知ってもらう機会がたくさんあることを知りました。音楽で私たちのことを知ってもらうのがもちろん一番優先すべきことだと思いますが、メンバーのカラーや個性をたくさん見せられるような、様々な種類のコンテンツに参加できたらいいなと思います。
──そんなBAEさん、バラエティの自信のほどは?
BAE:あ……(笑)、とにかく頑張ります!
SULLYOON:私は、ほかのアーティストの方々のコンサート映像を見ると、トロッコに乗って観客の近くに行ってコミュニケーションを取る姿が印象的でした。日本で大きな会場でコンサートを行えるようになったら、私もトロッコに乗ってファンの方々と一緒に楽しみたいです。
──日本デビューに向けて、チーム内でどんなことを話し合っていますか?
LILY:発音だけでなく、歌詞の意味とその感情をどう伝えるべきか意識しましたし、レコーディング中にたくさん悩みました。日本語バージョンについては、韓国語でリリースした音源とできるだけ近づけられるように、細かいディテールにこだわりました。
HAEWON:それに、日本デビューするのであれば、日本語で伝えるためにもっと勉強しなくてはと思っています。ライブでのMCだけでなく、こういったインタビューのとき、ファンの方々と直接コミュニケーションを取るときに、自分の言葉で気持ちを伝えるほうがはるかにいいと思っているので、もっと努力します。
──ベストアルバムに収録されている/されていないに関わらず、ご自身が選ぶ「NMIXXのベストナンバー」を教えてください。
KYUJIN:私は「Blue Valentine」を選びます。この曲を日本語で表現しても、その雰囲気がとても合って、違和感なくレコーディングできたと思います。歌詞の翻訳もとても好きです。
LILY:私は「SPINNIN' ON IT」が大好きなんです。日本ではロックが人気ですよね。いつか日本語でこの曲を歌ってみたいです。
JIWOO:私は「Love Is Lonely」という曲が好きです。夜明けにミュージック・ビデオを撮影することになったんですが、その夜明けと曲の雰囲気がマッチして、とても鮮明に記憶に残っているからです。

KYUJIN, LILY and JIWOO
HAEWON:私はデビュー曲「O.O」の日本語バージョンに期待してほしいです。日本語でレコーディングしたときに、メンバーたちの成長を実感したんです。デビューした頃の私たちとはまた違う魅力を持ったバージョンを楽しんでください。
BAE:私は10月にリリースされる新曲(「Birthday Wish」)をおすすめしたいです。日本語のバージョンでも、今回のカムバック曲はすごくよくできたと思っていて。まだ公開されていないので、NSWERがどんな反応をくれるか、今からとてもわくわくしているんです。
SULLYOON:私は「Ocean」です。私たちの代名詞である「MIXX POP」の感性をよく感じられますし、夜明けに聞くと、とても穏やかな気持ちになる曲だと思います。

SULLYOON, HAEWON and BAE
──みなさんの普段の制作スタイルを教えてください。5月にリリースされ、日本公演でも披露された「Heavy Serenade」が個人的には好きなスタイルなのですが、この曲はどのようなプロセスを経て、完成しましたか?
LILY:うわー、うれしいです。私も“ダイスキ”な曲です。「Heavy Serenade」は、最初にデモを受け取ってからちょっと悩んだ曲です。NSWERがどういう反応をしてくれるのかなって。どうやってレコーディングすれば、この曲の雰囲気を完成させられるのか、そんなことを考えていました。レコーディングが終わってから、ダンスの振りが完成したのですが、どんな表情をするべきか、この振り付けを生かすにはどうしたらいいかと、ステージを想像しながら練習しました。音源やコンサートで最高の姿を見せるために、たくさん悩んだのを覚えています。
──ダンスの振り入れにはどれくらいの時間がかかりましたか?
LILY:私たちは本当に早く準備をするほうなんです。この曲は8か月前に……あ、6か月くらい前だったか! リリースの半年前にレコーディングを始めて、リリースの2~3か月前にミュージック・ビデオの撮影をするので、ダンスの振り入れはそれよりもうちょっと前でした。アルバムのコンセプトやストーリーが確定してから曲の選定に入るので、それらの作業を含めると、本当に半年以上前から準備に取り掛かっていると思います。
──これまでのディスコグラフィーの中で、「過去イチ時間がなかったけど、グループ全員の意識が統一されて完成した、自分たちの予想以上の曲」を選ぶとすれば?
HAEWON:「Love Me Like This」ですね。この曲は撮影直前にダンスが変更になったんです。メンバー全員、メイクもしている状態でギリギリまで練習して、撮影に間に合わせたのですが、あのときの集中力は半端なくて、本当に私たち全員の意識が統一された時間だったと思います。音楽番組で初めて1位を取った曲でもあるので、とても記憶に残っています。
JIWOO:「Heavy Serenade」のダンスを覚える時間も短かったよね。2日間くらいしかなかったのですが、急いで一生懸命覚えてやったのにもかかわらず、それをまったく感じさせない、予想以上の出来だったと思います。NSWERもすごく喜んでくれて、よかったです。

──曲作りをしている方にお聞きしたいのですが、最近はどんなことからインスピレーションを受けて曲を作りましたか?
LILY:私は音楽からたくさんインスピレーションを受けています。その曲で描かれる人生に共感して、自分の過去の経験が思い浮かんでくるので、それをメモして歌詞に反映することが多いです。これは個人で曲を書くときのやり方で、NMIXXの曲を書くときとはちょっと違います。グループの時は、先にメロディが出来ているので、そのデモを聞いて浮かんでくることを歌詞にしています。
BAE:私は作詞家としての実力がまだ足りないので、勉強中です。NMIXXの曲に参加したときは、デモを受け取ってからテーマを決めて、そのテーマに合わせて頭の中でイメージを描き、私ならこう解釈するだろうと考えてペンを進めました。最近参加した曲では、NSWERのことを考えながら書きました。機会があればもっと作詞に参加して、スキルを上げていきたいです。
──受けたインスピレーションをダンスパフォーマンスに反映させたことはありますか?
LILY:それはまだないのですが、パフォーマンスでは毎回、新しいイメージ、新しい印象を与えようと思っていて、表情でも、ポイントで少しアドリブが加えるのが好きで、そういうのはよくやっています。
──なるほど。10月にはカムバック、11月と12月には日本でショーケースイベント開催と、話題が盛りだくさん。NMIXXの活躍を心待ちにしている世界中のNSWERに伝えたいことは?
SULLYOON:NSWERのおかげで、私たちが常に新しいことに挑戦することができるので、とても感謝しています。カムバック、そして日本のショーケースなどで、私たちの真新しい姿をたくさん見せるので、期待してください。
HAEWON:NMIXXは多様なコンセプトと歌を見せてきましたが、実はまだやっていないことのほうが多いです。これからも私たちのそばでそれを見届けてください。一緒に楽しみましょう。
リリース情報

NMIXX JAPAN DEBUT BEST ALBUM『N=MIXX』
2026/12/9 RELEASE
<初回限定盤A(CD+グッズ)>(MIX ver.)
WPCL-13829 5,200円(tax in.)
<初回限定盤B(CD+Blu-ray)>(Jewel Case ver.)
WPZL-32347/8 4,180円(tax in.)
<通常盤(CDのみ)>
WPCL-13830 2,530円(tax in.)
▶収録曲「Blue Valentine -Japanese ver.-」
再生・ダウンロードはこちら
日本デビューショーケース情報

【NMIXX JAPAN DEBUT SHOWCASE “N=MIXX”】
2026年11月7日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館
2026年11月8日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館
2026年12月12日(土)愛知・クロコくんホール(旧 日本ガイシホール)
2026年12月13日(日)愛知・クロコくんホール(旧 日本ガイシホール)
詳細はこちら
関連リンク
NMIXX 公式サイト
NMIXX 日本レーベルサイト
NMIXX 公式Instagram
NMIXX 公式TikTok
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NMIXX 公式YouTube
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