2018/05/16 12:00
ワン&オンリーのハスキー・ヴォイス、ジョニー・ギルが現在来日中だ。
ボビー・ブラウンらとのグループ「ニュー・エディション」のメンバーであり、再結成後もその一員として活動を続ける一方で、自身としては2011年にソロとしておよそ15年ぶりとなるアルバム『Still Winning』を、そして2014年には『Game Changer』をリリースし、改めてソロ・シンガーとして唯一無二の存在感を発揮し続けているジョニー・ギル。「ニュー・エディション」としての来日のほか、2008年にはボビー・ブラウンらと、2011年12月にはキース・スウェットとのジョイント公演という形で来日公演を行ったことはあったが、単独での来日公演は、2006年12月以来、なんと11年5ヶ月ぶりということで、待ち望んでいたファンも多いことだろう。
今回の公演は、ソロ作品は勿論、「ニュー・エディション」時代も含めた90年代以降のオールタイム・ヒッツを余すことなく披露ということで、R&Bファンのみならずとも見逃せない公演なのは間違いない。期待に胸を高鳴らせながら、開演の時を待つ。
フロアの照明が落ち、メンバーがステージに立つ。演奏が始まり、照明が一点を照らし出す。その先に居るのは、そう、ジョニー・ギルその人だ。マイクを手に、観衆を煽りながら彼がステージへと進んでいく姿に、フロア中が総立ちになり、大きな歓声、拍手で応える。これから始まるステージへの期待感が、会場の空気を徐々に震わせていく様は、早くも圧巻であった。
ハスキーでパワフルな歌声は、曲を経るごとに男性的なパッションを増し、それに呼応するかのように熱を帯び、研ぎ澄まされていくバンドのパフォーマンス。繰り出される歌声、ビートやリズムが、フロアを大きく揺らす。猛々しさの狭間、不意に見せるセンシティブな一面、甘い歌声。色あせぬ名曲の数々、記憶を彩る甘い歌声を、この至近距離で体感できるのもビルボードならではの醍醐味だろう。
ラストには、一人一人と視線と握手を交わしながら、フロアに降り立つジョニー。観衆との更なる一体感を身をもって体現し、パフォーマンスを続けるその姿に、年を重ねても最前線で活躍し続ける表現者ならではの、強い意志、ソウルを感じた。
90年代のゴージャスな雰囲気はそのままに、更に色気を増した存在感、表情豊かなハスキーボイス。女性のみならず、会場中がジョニー・ギルに恋をした夜だった。本日5月16日から2日間に渡って開催される東京公演に於いても、きっとより多くのファンを魅了、虜にすることだろう。ぜひこの機会を逃すことなく、体感して欲しい。
Photo by Kenju Uyama
Text by 杉本ゆかり
◎公演情報
【ジョニー・ギル
playing “Johnny Gill” (from 1990) and other hits】
ビルボードライブ大阪
2018年5月14日(月)※終了
ビルボードライブ東京
2018年5月16日(水)~17日(木)
1st 開場17:30/開演18:30
2nd 開場20:30/開演21:30
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