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2016/01/07

山本舞香が『殿、利息でござる』にて時代劇映画初挑戦、瑛太演じる茶師の妻役を務める

 今季「JR SKI SKI」のイメージガールを務めている山本舞香が、映画『殿、利息でござる!』にて、時代劇映画に初出演することが決定した。

 本作は磯田道史氏の近著『無私の日本人』内の一編、『穀田屋十三郎』を映像化した時代映画。監督に『ゴールデンスランバー』『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』でメガホンを取った中村義洋、出演者には阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平といった豪華な顔ぶれが揃った。

 舞台は今から250年前の江戸中期。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、一世一代の“金貸し”事業で、疲弊する宿場町を救った町人たちの物語。実在した人々の歴史秘話が、ユーモアたっぷりに映画化されている。山本舞香の役どころは、瑛太演じる町一番の知恵袋の茶師・菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)の新妻“なつ”。夫との年齢差は14歳あるものの、宿場町の救済に励もうとする夫を年下ながらも叱咤激励し、しっかりと支える若妻を演じる。ベテラン俳優陣との共演と時代劇映画への初出演にあたり、期待と喜びのコメントが届いた。映画『殿、利息でござる!』は、2016年5月14日に全国公開される。

◎山本舞香コメント
こんなに緊張感のある現場は初めてで、今回とても貴重な経験をさせて頂きました。中村監督は、普段とてもニコニコして優しい方なのですが、いざ撮影現場に入ると、厳しい面もお持ちの方で、作品に対しての強い想いを感じました。今回なつを演じるにあたっては、衣装合わせの時に中村監督から「篤平治となつは、実際に同じお墓に入るくらい仲がよかったんだよ」と聞きました。夫婦で同じお墓にはいるということが、当時は珍しかったと聞いて驚きましたが、すごく仲がよかった夫婦と伝わるように心がけて演じました。

◎中村義洋監督コメント
舞香ちゃんの演じた「なつ」の役も実在の記録に散見できて、お墓も残っています。瑛太くん演じる茶師・菅原屋篤平治の年の離れた奥様で、どうやら気が強く、頭脳明晰な篤平治も頭が上がらなかったらしい。きっと、とんでもなくかわいい奥さんなんだろうな、と思って舞香ちゃんをキャスティングしました。現場では、あまりにかわいいもんですから「オッケー!」の代わりに「うん! かわいい!」を連発してたら旦那役の瑛太に変な目で見られて困りました。しかし、いい女優さんというのはかわいいだけじゃ勿論ダメなわけで、舞香ちゃんの魅力といえば、周りを飲み込むパワーを持つ明るさでしょうか。これはもう、本人も気づいてない「パワー」としか言いようのないものです。とにかく、いろんな意味で、強い。ちなみに空手が黒帯だそうで、試しに手のひらに正拳突きをお願いしたら、肘が2、3日おかしくなりました。

◎公開情報
『殿、利息でござる!』
2016年5月14日(土)全国公開
原作:磯田道史『無私の日本人』所収『穀田屋十三郎』(文春文庫刊)
出演:阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平 他
監督:中村義洋
制作:松竹、東日本放送
製作:『殿、利息でござる!』製作委員会
配給:松竹
公式HP:www.tono-gozaru.jp
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

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