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アクロバティックなヴァイオリン奏者、リンジー・スターリング

Lindsey Stirling

いま世界で最も注目を集めるアクロバティックなヴァイオリン奏者、リンジー・スターリング。現在26歳の彼女は、2010年、アメリカの有名オーディション番組『America's Got Talent』でファイナリストとなったことをきっかけに人気が爆発。流麗なヴァイオリンの音色に合わせ、時に激しく、時に華麗に踊るパフォーマンスで人々を魅了し、驚異的なYouTubeの動画再生回数を叩き出している。クラシックのみならず、ポップス、カントリー、ヒップホップ、ゲームミュージックなど多岐にわたる楽曲を自己流にアレンジ、またゲームシリーズでは主人公に扮したコスプレを披露するなど幅広いファン層を獲得している。動画再生回数の合計が億単位という彼女のYouTube動画からいくつかピックアップしてご紹介。

Pick Up Videos


Crystallize

ヴァイオリンとダブステップを見事に融合させた楽曲。鍾乳洞を思わせる幻想的な氷の城はブレント・クリステンセン(Brent Christiensen)によるもの。上から水をかけて凍らるという方法で何千本ものつららを積み重ねて仕上げた巨大な作品で、夜には青や緑にライトアップされ多くの観光客を魅了。そんな中ステップを踏むリンジーはまさに氷上のプリンセス!


Rewind YouTube Style 2012

2013年6末現在再生回数6,000件を超える「Crystallize」は、2012年に再生回数が多かった動画やチャンネルをYou Tube自らパロディ風に総集した映像「Rewind YouTube Style 2012」にて、馬ダンスでお馴染みPsy「江南スタイル」とカーリー・レイ・ジェプセン「コール・ミー・メイビー」にのせて繰り広げられるパロディに取り上げらている。


Elements

どしゃぶりの雨の中ヴァイオリンを奏でるリンジー。NY近代美術館MoMAでは、約300平方メートルの部屋に雨が降り、人が濡れることなく歩くことができるインスタレーション、その名も「Rain Room」が公開されているが、このミュージック・ビデオのリンジーは、ヴァイオリンも含めて本当にびしょびしょなのだ。ちなみにスタント用のバイオリンはebayで40ドルで購入したそう。さらには、めらめら燃ゆる炎の中、生い茂った緑の中、カラカラの大地で舞うリンジーとまさにタイトルのエレメンツ(earth,water,air,fire)を表現した仕上がりに。ロケハンからデザイン、コスチューム、セット作り、収録をわずか5日で敢行。炎のシーンで魅せるイナバウアー(!?)にも注目!


Shadows

Shadow=暗がり、陰、影、影法師、実体のないもの、幻。表裏一体の光と影。どこまでもついてくる影のはずが、リンジーの姿を抜け出して踊りまくり。

Zelda Medley

大人気シリーズ「ゼルダの伝説」の主人公リンクに扮して独自にアレンジしたゼルダメドレーを弾きまくるリンジー。森や雪原でヴァイオリンを奏でるシーンや、たいまつを片手に暗闇を進む姿や馬に乗る姿など、ゲームファンにとってもコスプレファンにとってもおいしい?!映像。

Zelda Medley making

ゼルダメドレーのメイキング映像。

Skylim

世界的大ヒットとなったアクションRPGゲーム「Skyrim(スカイリム)」を題材としたコスプレも披露。雪山、城塞を思わせる建物など、ゲームの中に入り込んだかのような背景や、ゲーム画面を思わせるような戦闘シーンがあり、「Skyrim(スカイリム)」感満載の作品。

Lord of the Rings Medley

純白のドレスを纏ったリンジーが大自然の中で奏でるヴァイオリン。その音色がニュージーランドの雄大な自然によってさらに美しい響きに。後半ではリンジーの透き通るように綺麗な歌声も♪

来日公演情報

  • ビルボードライブ東京:8月12日(月)
  • ビルボードライブ大阪:8月13日(火)

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